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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

ライフワーク

2009-06-23 | シニア情報
2002年2月末に始まったオンライン誌での「がんばれ!シニア・ベンチャー」の連載から7年余りが経過。

6月は特技のアコーディオンで第二の職場を創った米村博実さんが登場。
http://vl-fcbiz.jp/article/ac064/a000897.html

シニア起業家の取材は偶然、当時の編集部の人にもらったテーマだったが、ちょうど阪神淡路大震災の直撃を受けた兵庫県でシルバー人材センターによるシニア起業塾に出合っていたこともあり、非常に興味深いテーマと思って取材依頼を受けたのをはっきり覚えている。

これまで大阪を中心に、100人以上のシニア起業家を紹介させてもらった。
日本広しといえども、これだけシニアによるミニ起業のデータを持っているのは私だけだと自負している。
そして、元々定年退職前後のシニア動向に非常に関心を持っていた私にとって、このテーマでの取材はライフワークになった。

その後、編集部は同じだが何度も連載誌名が変わり、読者の性格も変わり、今は経営者の読み物としてカテゴライズされている。

なので、現在の投稿先は本当はもっとビジネス寄りの起業家――在職中の経験を活かして定年後会社を作った人など――を掲載したいようだが、元々一般読者を対象としたオンライン誌から連載が始まったことに加えて、私が余暇も仕事も大事と考える人間で、バリバリの仕事人間よりは、遊びを仕事に、仕事を遊びにできる人を好む傾向にあり、随分いろんな解釈の成立するシニア起業家を取材してきた。

過去に私がいい事例だと思って取材したのに、入稿後ボツになったのは1件だけ。
取材に応じてくれた起業家に申し訳ないと思うと同時に私自身も(解釈を否定されたことに)ショックを受けたが、他は大抵私の拡大解釈の起業家も通してもらえてラッキーだったというべきだろう。

あと3人の登場が終われば(予想では9月号が最終になりそう)、長年お世話になったこの連載もいったん終了する。
今後の予定は未定。

これらシニア起業について、折角学んだキャリアコンサルティングの視点からもう一度解釈し直すことを当面の目標に、私にしかできない分野の構築を目指す、それが今後の目標だ。

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2 コメント

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がんばれシニア (Hiland)
2009-06-28 10:06:24
残念ですね。これは良い企画だと思っていました。雑誌社に売り込まれれば良かったのかもしれません。しかし、この種のジャンルを取り扱った雑誌はあまり見つかっていませんが、日本政策金融公庫発行の「調査月報」などは、ちょっと学術的ですが、これに近い雑誌かなと思っています。
ところで、私も不況のためについに顧問先から契約の打ち切りを宣告されました。残念!
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私の解釈は (大阪まりりん)
2009-06-28 23:09:17
何かが終わる時は、カミサマからの「次(の段階)へ行け!」という合図と受け止めています。少し残念な気持ちもあるものの、随分長く続けさせてもらったので、本音はちょっとホッとしてる面も。
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