年明けから、読売紙も日経紙も「団塊」や「元気シニア」をかなり意識して記事を作っているようです。そりゃそうです、2007年には団塊世代と呼ばれる巨大人口層の1期生が会社を離れて自由人の仲間入りをし始めるのですから。何と言っても数が多いので、この世代の動向は企業にとっては命運を左右しかねないというわけです。元経済企画庁長官の堺屋太一さんは、「2010年代は団塊世代の労働力をうまく使う企業が勝ち組になる」とのたまっていますが、もし団塊世代が80歳になったら世の中はどうなるんでしょうか?こちらの方がもっともっと深刻な問題のような気がします。