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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

やる気研究会に参加した

2009-06-28 | 勉強
2年以上は間が空いたと思う。
随分久しぶりに参加させてもらったところ、全員が自己紹介をすることに。
座長のI先生をはじめ、次々と「年金生活者です」と告げるのは男性陣、そして急に飛んで20代前半の学生さん。

十数人ぐらいが集っていたのだろうか、女性は4年生の学部生と私だけ。
4時間も長いと思っていたのに盛り沢山な内容で、結局30分オーバーして終わった。

理工系の単科大学だったOD大も、今では四条畷に文科系学部を持つ総合大学に。
1年生向けのガイダンスとして「大学入門」という5日間の特別授業を行った報告があったが、男子学生、それも無気力でコミュニケーション能力が低く、年々幼児化している大学生を相手にする先生たちは大変なようだ。

離学者(退学者)を減らすことが学長からの至上命令だそうだが、昔と違い、厳しく怒鳴ればいっぺんに辞めてしまいかねない、ひ弱な学生が多いので叱るのはご法度なのだそう。
゛お客様゛の顔色を見ながら授業するのも大変。

4年間、友だちと一緒にいるのを見たことがないと言われる学生もいたようで、男子学生の不適応の問題は女子学生の比ではないと感じた。
なぜそうなるのかわからないが、離学すれば彼らはその後、ますます社会に適応しにくくなるのではないか?

一方、「やる気検定」の実施に向けて準備が着々と進められており、しばらくご無沙汰していた間に、検定問題は随分洗練されたものになっていた。
その上「お知恵拝借!」とばかりに、その場にいた全員が1人3題ずつ問題を作って提出、協力することに。

いきなりレポートを課された気分だが、サンプルさえ見せてもらえば、実は私はこういう問題作りはかなり得意。
早速、キャリアとカウンセリングを混ぜてお題(回答付)を3つ作った。
欲を言えば作るエネルギー源になるギャラの出ないのが残念と言えば残念…。

大学関係者の多い集まりで久しぶりに刺激をもらった。
折角なので、私も得た情報を利用させてもらおう。

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2 コメント

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やる気研究会 (H)
2009-07-03 06:41:21
やる気研究会は今も続いているのですね。しかし、最近の学生の無気力は困ったものです。やる気研究会ではこの研究はどうされているのでしょうか?どうすれば無気力の学生にやる気を起こさせることが出来るのでしょうか?
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無気力学生対策 (大阪まりりん)
2009-07-05 22:15:24
残念ながら、現時点で無気力な学生への特効薬はありません。学生のみならず、社会人もそうです。

将来に夢が持てない(見つからない)のが原因かとも思いますが、いろんな要素が複雑にからみあっていて、これを解きほぐすのは簡単ではありません。

もし離学者を防ぐ方法を発明する人がいれば、大儲けできるのではないかと思います。
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