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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

優れた医師の技術とセンスは生まれつき?

2007-03-15 | Weblog
神戸市にある私立K病院でほぼ1年ぶりの大腸内視鏡検査を受けました。
日本でも有数の技術を持つM先生は昨春退職、完全自費診療の医院を開業されたため、今年は初めて診察を受ける40代と思しきI先生に施術してもらうことになっていました。

看護師さんの話では、そのI先生はM先生の愛弟子であるばかりか、他の先生にも師事して熱心に勉強しておられるとのこと。
なので「今日も無事終わるだろう」と安心していたのですが…。

ところがそれは大甘な期待だったのです。
鎮痛剤・鎮静剤の量がいつもと違うのかと思うほどで、施術途中に意識が戻ってしまい、そうすると下腹部が生理痛をもっともっとひどくしたような鈍い痛みでいっぱいです!
(実際はいつもと同じ量だったのです)

耐え切れず体を動かして痛みから逃れようとすると、看護師さんが押さえて静止します。
朦朧としながら、「もういいです!」と叫んだまでは覚えているのですが…。

その後鎮痛剤と鎮静剤、および私の日頃の睡眠不足のお陰でこんこんと眠り続け、看護師さんたちの話し声で目を覚ましたのは18時過ぎ。
施術は14時半頃から始まったはずです。
大抵施術自体は半時間ほどで終わり、あとは仮眠をとって、診察結果を聞いて終わりという段取りだったのです。

I先生によると、私の大腸は極めて挿入しにくい構造らしく、以前のカルテをひっくり返しながら「あのM先生だって挿入に9分かかってるものな。過去5回のうち、一番速いときで4分だった」とのたまうではありませんか。
普通の人だとM先生は1分ぐらいで挿入を終えてしまうそうです。

ちなみに、I先生はというと延々40分も私の大腸内を押したり引いたりであちこちに刺激を与えて痛い目にあわせた挙句、挿入を失敗したのでした!!
実際はもっとかかっていたんじゃないでしょうか?

内視鏡を挿入するのは肛門から大腸いっぱいいっぱい、つまり小腸の手前までなのですが、肛門直後にあるS字結腸が医師泣かせの難所のよう。
案の上、I先生は押しても押しても内視鏡が入らず焦り、私が痛がるので(万一腸管を突き破って破裂、手術にでもなったら大変だと判断し)中断されたようでした。

「すみませんでした」って何度も何度も謝られてもねぇ…。
本音を言うと「実に許し難い!!」に尽きます。
「お前の腸の形が悪いからうまく挿入できないんだ」と、つまりI先生が言ったのはそういうことになります。

重大度は違いますが、たとえば床屋さん、パーマ屋さんが、「あんたの頭の形と髪質が悪いから、きれいに出来ないんだ!」と言ったら、客はどう思うでしょう?
どんな案件が来てもちゃんとこなす、それがプロの仕事ではありませんか!?

いくら複数の大御所に師事し、学んでいても微妙な技術力ばかりは持って生まれた能力差が大きいようです。(と思ってしまいました)
9分の成功と40分(以上)の失敗の差、それはダイレクトに医師の技術力の問題です。
I先生にはもっとプロになって欲しいです。
ケース次第では自信がないというなら初めから施術するな!と言いたいです。

あとで「人間ドックでならM先生の診察が受けられたかもしれませんねぇ」というぐらいなら、初めから「僕は腕が未熟で自信がありません。M先生がご希望なら少々高くなりますが、当院で人間ドックに入る方法を考えた方が良いかもしれませんね」と言え!!
そして詳細を調べて教えてくれてもいいぐらいでしょうが!?

私にとっての大腸内視鏡検査は健康診断的な位置づけですが、いくら年1回といえども、前日朝晩に便秘薬を服用、昼からは早食事制限が始まり、検査当日は絶食の上、1800mlもの下剤を飲み検査に備えるのです。

(尾篭な話で失礼しますが、下剤を飲んだ直後から1時間余りの間にトイレへ平均10回ぐらい通うことになり、外出はもちろんアウト、理性が吹っ飛ぶほど苦しい時間を過ごすのです)

その結果が「失敗」とはあんまりではありませんか!?
しかもK病院は病院を改装後、電子カルテを導入したのですが、これに記入するのに頭と手を取られる先生は、以前よりも患者の顔を診てくれなくなりました。

診察室の椅子に坐っても当初3~5分ぐらいは軽く無言が続くのです。
先生は怪しげな指遣いでキーボードに向かい、目はモニターに釘付け。

ずっと前、初めてこの病院を紹介されて検査を受けた時、世間では痛いので悪名高い大腸内視鏡検査なのに全然痛くも何ともなく快適に検査が終わり、ぐっすり仮眠をとったあと、看護師さんが「ずっと絶食でお腹がすいているでしょう。紅茶とコーヒー、どちらがいいですか?」と温かくて甘いインスタントコーヒーとクッキーを出してくれた親切が忘れられません。

そしてちょっと落ち着いてから、画像モニターを見つつ、改めて先生の説明を受けるという手順でした。
なかなか憎い心配りだったのです。

なのに今回、きれいになった病院はもはやそのような仕組みはなくしてしまったようでした。
今回敢えて名指しでコメントしたのは、この病院が以前の優しい心と、患者に向き合う医者の心を忘れた゛改悪゛をして平然としているから。

病院の建物自体は確かに大変立派に、そしてきれいになりました。
一部ボケをかます事務職員を除いては、看護師さんたちは皆親切で感じ良いのです。

しかし、病院で最も大事なのは優れた医療技術を持った医師であり、診察態度です。
患者に向き合う優しい心があるからこそ、医師という職業の人たちには頭が下がるのです。
それが保証されないとなったら、一体患者はどうすればいいのでしょうか??

金魚の移転先が決まってホッ

2007-03-14 | 熱帯魚
知人から、共通の知合いでもあった社長がバンザイ、そのままドロンしてしまったと電話がありました。

水槽を持っているネットワークの一つで、増えすぎる我が家の金魚の貰い手として大変貴重なところだっただけに、すごく残念です。

(社長さんの本業が大変なことになったのにそちらを心配せず、金魚の受入れ先が一つなくなったことを嘆いている非情なヤツと思わないでくださいまし(^^;)。
金魚は増えに増えるので、ホンマ大変なのです。
パンツでも穿かせときたい気分です)

不幸中の幸い、最近別の知合いが熱帯魚を飼い始めたという情報をキャッチしていたので、こちらへごそっともらっていただくことにしました(笑)。
幸い、まだ小さい?子どもさんがいて、稚魚を沢山育てている私を羨ましがってくれているようです。

ますますピッタシ!
受け入れ先が見つかって、ちょっとホッとしました。

人のフリみてわが身を思う

2007-03-13 | Weblog
月曜日の朝、私の加入しているプロバイダーであるアサヒネットから「光に変えませんか?」と電話勧誘がありました。

声の感じでは30代前半ぐらいまでの、若いという範疇に入りそうな女性です。
ところが、その対応の感じ悪いの。

最近、営業マン・ウーマンでも初対面の客にタメ口をきく人が結構いますが、彼女もその典型でした。

私がまだ光にしない理由を説明すると、「フンフン、フンフン」と鼻で相槌を打ち、私は上司に何かを報告している部下のような気分になりました。
そして彼女は口をきけば、実に馴れ馴れしいぞんざいな口のきき方をします。

10中8,9、アサヒネットが依頼した外部業者で、彼女はそこでテレオペとして時給で仕事している人だろうと思います。
しかしこんな感じ悪い営業ウーマンなら、電話してこない方がマシです。
アサヒネットへの印象も悪くなりました。

以前から電話営業してくる営業マン(女性も含む)にこのタイプが沢山いるのが気になっていました。

顔が見えない電話は、言葉遣いを通して発する人の人柄や知性まで伝えてしまいます。
他人事ではなく、これはまさに私自身にも関係あることです。

「他山の石」とすべし。
肝に銘じたいと思います。

帰宅約7時間遅れ

2007-03-10 | 仕事
昨日はホームセンターの取材で1日中東京でした。
近来マレに見る早起きをして無事7時10分新大阪発ののぞみに乗り、エッチラオッチラと米軍横田基地近くにある゛東京の孤島?゛まで。

夕方、無事に仕事を終えたまでは良かったのですが(日帰り予定でちゃんと帰りの切符も買っていたのに)、つい久しぶりの東京に喜び、1度行ってみたかった店に足を延ばしたのが運のツキでした。

そこの閉店は夜8時。
楽勝で最終の新幹線に間に合うはずが、同好の士とあって初対面にもかかわらず話が弾み、あっという間に8時半を過ぎ…。
実はその店も東京駅からはなかなか遠い下町にあったのです。

夜で電車の連絡が悪いこともあり、乗換えやら何やらをいれると到底9時18分発に間に合いません。
ホテルに泊まる意味もないので、やむなく久しぶりに夜行バスを利用することに。

大阪駅行きは新宿発だと思って安心していたら、これが東京の八重洲口からも出ていたんですね~。
かろうじて残っていた格安の1席をゲット、急ぎまたまた中央線で東京駅までとんぼ帰りし、八重洲で無事ハイウェイバスに乗れたときは心底ホッとしました。

しかしお陰で晩御飯を食べ損ねてしまいました。
すきっ腹を抱えて帰ったら、心配していた金魚たちはどのコも落ちていませんでしたが、プラケに隔離していたメスが30匹余りコドモを産んでいました。

まだもう少し先だと思っていたので大慌て。
(何と、稚魚たちは親のフンとカビた沢山の残りエサにくるまれていたのです!)
金魚たちも丸1日絶食させてしまったので、すきっ腹を抱えて忙しく泳ぎ回っていました。
次々と想定外のことが起こり、多少のことでは驚かないつもりの私もちょっと焦りました。

古い名刺も大事

2007-03-08 | 仕事
あーでもないこーでもないと悩みつつ、思いついては突然電話で「あのね、ちょっとお願い&ご相談があるんですけど…」と驚く相手にとりついています。

何をしているのか?
5月末開講予定のカルチャー講座の企画で、ご登板願いたい講師候補者に突然電話しては冒頭のように切り出し、相手をケムに巻きながら承諾してもらおうという魂胆です。

座学だけでは面白くないので、ちょっとやそっとでは体験できない話を聴き、体験できる講座にしたいと思うのですが、その際、非常に役立つのがはるか昔にもらった名刺です。

最近では滅多に会うこともなくなり、従って昔の名刺に頼らざるを得ないのですが、これが11年前にもらった名刺とか8年前にもらった名刺とか、そんなのばかり。

それらをひっくり返しては、「フムフム、この人にはこんなことが頼めそうだ」となったら直ちにトライあるのみ。
幸い、私の迫力?に気圧されたか、候補者には快諾いただき、成功率100%を誇っています。

大抵の人は古い名刺は捨ててしまいますが、私は興味深い人物についてはずっと捨てずに残しています。
今回の件でそれが思った以上に役立つことがわかりました(^^)。
古い友情?は有難いものです、ハイ。

しかし、中身が多彩だと今度は統一テーマの設定が難しくなります。
裏技で一つに押し込むべく、またまたあーでもないこーでもないと考えています。

知人発゛おもろ企画゛

2007-03-07 | 仕事
しばらくぶりでシニアの知人から連絡がありました。
もと広告代理店でプランナーをしていた彼は70歳を過ぎた今も新しいこと、人が考えつかないようなことを仕掛けて、周りをアッと言わせるのが大好き。

以前もシニアメンバーによるユニークな素人放送局を立ち上げた実績がありますが、今度は゛生きがい゛をテーマに、神戸発「シニアによるシニアのためのネット新聞」を立ち上げることにしたそうです。
(既に<平成18年度兵庫県・神戸地域団体活動パワーアップ助成>の対象にも選ばれたとか)

ネット新聞というのは、ホームページに記事をアップする新聞だから。
会員制で、自分の意見発表の場を求めているシニアに紙面を開放するようです。

私はシニアにはまだ少し間がありますが、日頃シニア研究をしているということで、「何か寄稿して」と依頼がありました。
若輩者の私が人生の先輩であるシニアに゛生きがい゛について何を偉そうに語ることが出来るのか?と思う一方で、「そんなに『゛生きがい゛を持たんとアカン』と焦ることもないのでは?」とも思ったり。

800字で自説を的確に述べるのは、書くことを仕事にしている人間にとってもなかなか難しいのです。

メシ記録

2007-03-05 | 料理
自慢するほどのものではありません。
普段着の昼ご飯です。

少し焦げのある土鍋ご飯、豆腐と揚げとワカメの味噌汁、モヤシ炒め、リンゴ、皮付豚バラ肉の煮込み(自家製)、かぼちゃの炊いたん、梅干、いかなごの釘煮。

豚バラは角煮をもっとシンプルに作ったものです。
大好物でときどきむしょうに食べたくなります。
市販品は添加物の味が妙に舌に残るので、買わなくなりました。

ところが煮込み過ぎたか、゛箸で千切れるほど゛柔らかいのを通りこして、
゛箸で触ったら崩れる゛ほどトロトロになってしまったのです。
ちょっと見た目が良くありませんが、味はなかなか、です(^^)。

こんなに食べてますが、夜はグッとガマン。
毎日20分のダンベル体操もしてちゃんと努力しとります。

金魚表情鑑定士

2007-03-02 | 熱帯魚
うーむ。
これがもし実現したらスゴイと思います、我ながら(^^)。

手も足もなく、声も出さず、抱くことも出来ない金魚とは、犬や猫と違い親密なコミュニケーションをとることは不可能です。

それでも不思議なもので同じ生き物同士なゆえか、毎日彼らを見ていると今やっていること、考えていることが手に取るようによくわかるときがあります。

生まれて2,3日のプラティのチビスケたちも例外ではありません。
彼らは毎朝起きてしばらくすると、やたらプラケの底を泳ぎ始めます。

横から見ると、頭を下げて這うようにゆっくりと底を移動しています。
これは「そこらにエサが落ちてないか?」と必死で探索中の姿(←゛落ち穂拾い゛さながら)。
爪楊枝の先っちょぐらいにしか見えない小さな黒い目玉が、ちゃんとプラケの底を向いているから笑えます。

例のロリコン・プラティは一番体が小さく弱いため、大人のメスたちには相手にされず、オス仲間からは邪険に排斥されてばかり。
そんな彼が愛情を向ける対象に選んだのは、雌雄不明の幼稚園゛年長さん゛クラスの稚魚たち。

人間にもそっくりタイプがいますが、彼らがどうしてそうなるのかをまさに金魚が体現しているようです。
しようがない結果ではありますが、これは金魚界でも実害があってはた迷惑。

ちょっと叱ってやったら、彼は私の姿を見ると慌てて隠れるようになりました。
これまた人間そっくり。
しかし笑いごとじゃなく、ホントに困っています…。

同姓同名

2007-03-02 | Weblog
検索エンジンに、自分の名前をいつも使っているのとは違う字で打ち込んでみたら、びっくりすることには、シドニーのワーホリ体験を語っている人、ピアノの先生、劇団員までいることがわかりました。
漢字違いでは料理の先生にも同名の人がいます。

先祖から受け継いできた苗字に、偶然親があて嵌めてくれた名前。
よくある苗字や名前だと当然同じ組み合わせになる確率は高くなりますが、今まで自分の名前を(ありがちな名前であるにもかかわらず)そういう目で見たことがなかったので、ちょっと新鮮な驚きを感じました。

この世に同姓同名の人、あるいは漢字違いで同音の人はどれぐらいいるものなんでしょうか。
不思議なご縁、あるいは友情?を感じたりして。

もちろん、一番気になるのは「何をしている人か」ということです。
自分の人生を考えるのに、良い刺激剤になると思いませんか?

2週間の決心

2007-03-01 | Weblog
真夜中にフト思い立って、卒業式に着て行く予定のスーツを着てみました。

スリムなパンツスーツです。
ところがところが、かろうじてファスナーを閉めることはできたものの、人様には決してお見せできないボンレスハム状態のわが腹部がそこにあったのです!!
大ショック!

これから薄着の季節になるというのに、絶対まずい。
日頃食べたい物を思う存分食べていたツケが回ってきたのですね。

季節は折りしも弥生に入ったところ、それで決心しました。
2週間で3キロ絞るゾ、と。
(こんなところで公表して大丈夫かなァ…)

しばらく野菜鍋でガマン、夕食はグッと減らすことにします。