のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

バスケット

2010-01-15 13:24:32 | 介護

あるひとから、バスケットはたくさんあった方がいい…そんな話を聞きました。

母が新聞を切り抜いて一生懸命貼り付けたスケッチブック

 

母を毎日見ていると、本当にいろいろなことを考えます。

特に静かな時間。

寝てばかりかと思って、そっと部屋に顔をだしてみてみると、目をぱっちりとあけていることがあります。

最初病気が発症したころは、伝い歩きではあってもまだ歩くことができたので、家の中でお米をかしてご飯を炊く係をしてもらっていました。

それが、だんだん歩けないようになって、

車いすでのの生活になり、

そしてベッドで過ごすことが多くなって。

 

自分自身、将来

自転車に乗れないようになって、

歩けないようになって

耳が聴こえないようになって

目がみえないようになって

食べれないようになって

 

自転車に乗れないようになったら

歩けばいい

歩けないようになったら

音楽を楽しめばいい

耳が聴こえないようになったら

窓からみえる景色を楽しめばいい

目が見えないようになったら

花の匂いを楽しめばいい

食事ができないようになったら

想像をすることを楽しめばいい

 

苦しくて、きっと辛い日の方が大半だろうけど、

ちょっと気分がいいときは、精いっぱい何かを楽しめる自分でいられたらいいな。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする