2016年6月18日(土)
N響 定期公演です ♪
午前中は、美術館へ行きました。⇒
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「鍋島松濤公園」のクチナシとアジサイ ~ Myブログ「散歩道の野草と風」
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NHKホールの前は、木々の緑が鮮やか。イベントも行われています。
第1839回 定期公演 Cプログラム
R.シュトラウス/交響詩「ドン・フアン」作品20
R.シュトラウス/オーボエ協奏曲 ニ長調
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
オーボエ:フランソワ・ルルー
アンコール:グルック 「オルフェオとエウリディーチェ」から「」精霊の踊り」から
オーボエ:フランソワ・ルルー
ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ
一曲め、大好きな リヒャルト・シュトラウスの《交響詩「ドン・フアン」》、色鮮やかな演奏です。
そして二曲め、フランソワ・ルルーのオーボエには びっくりです。
あんなに活き活きとした素晴らしい演奏は、めったに聴けないでしょう。ラッキー。
会場中がすっかり虜になっています。
そして、アンコールはなんとピアノが出てきました。
指揮者のアシュケナージが、伴奏? そうなんです!
フルートでも有名な小品が、先ほどとは全く違う音色で、柔らかく流れます。
こんなすごい人、どうして今まで知らなかったのかしら。
ブラームス/交響曲 第3番 も いい演奏でした。
きょうはとっても素晴らしい日です。♪
6月定期公演の聴きどころ
6月の定期公演は、ウラディーミル・アシュケナージがA、B、C、3つのプログラムを指揮する。
2004年から2007年にかけてNHK交響楽団音楽監督を務め、以後桂冠指揮者として共演を重ねるアシュケナージが、ロマン派の名曲を中心とした魅力あふれるプログラムを組んでくれた。
いずれもメイン・プログラムは、のびやかな叙情性と豊かな詩情をたたえた交響曲ばかり。
マエストロの作品に向ける温かな共感が、豊麗な音楽を生み出してくれることだろう。
<フランソワ・ルルーのソロとアシュケナージによるR.シュトラウス>
Cプロでは リヒャルト・シュトラウスの《交響詩「ドン・フアン」》と《オーボエ協奏曲》、ブラームスの《交響曲第3番》が演奏される。
N響でのR.シュトラウスといえば、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィとのシリーズが続いていたが、久しぶりにアシュケナージの指揮で聴く機会を得ることになる。
《交響詩「ドン・フアン」》はパーヴォ・ヤルヴィとのレコーディングが記憶に新しいが、また違ったアプローチによる演奏を楽しめそうだ。
《オーボエ協奏曲》ではフランソワ・ルルーのソロが聴きもの。フルートのパユらとともにレ・ヴァン・フランセのメンバーとして来日の機会も多い名手だが、N響定期には初登場となる。肩の力が抜けた作曲者晩年の秀作を、軽やかに吹き切ってくれることだろう。
ブラームスの《交響曲第3番》では、マエストロの豊かな情熱と円熟味が一体となった名演を期待したい。 [飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]
このコンサートの放送予定
6月17日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
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これまでに聞いた ウラディーミル・アシュケナージ&N響 の 定期コンサート
⇒ 2014/6/14 「6月N響定期はアブドゥライモフのピアノ」
⇒ 2012/6/16 「6月のN響定期はアシュケナージとバヴゼ 」
⇒ 2011/6/4 「6月N響定期は、シベリウス」
⇒ 2010/6/12 「6月N響定期、アシュケナージ親子競演」