2017年11月18日(土)N響 定期公演です ♪
コンサートが終わった時の、NHKホール前 (雨が上がりました)
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第1871回 定期公演 Cプログラム
プロコフィエフ(スタセヴィチ編)/オラトリオ「イワン雷帝」作品116
指揮:トゥガン・ソヒエフ
メゾ・ソプラノ:スヴェトラーナ・シーロヴァ
バリトン:アンドレイ・キマチ
合唱:東京混声合唱団
児童合唱:東京少年少女合唱隊
語り:片岡愛之助
今日は、1作品だけ。
ロシアの皇帝 イワン雷帝(イヴァン4世)の映画音楽を、スタセヴィチによってオラトリオ形式に編曲されたものが、オーケストラと合唱とアルトとバリトンのソロで壮大に演奏されます。
音楽に重要なもう一つの要素は 語り。 それは歌舞伎役者の片岡愛之助さん。
♪ 映画音楽だ~ とわくわく。
舞台の両サイドに歌詞(ロシア語)の日本語訳が表示されるのはわかりやすい。
演奏者がずらりと並んだ舞台に指揮者登場! 曲が始まると 説得力のある語りの声が響きます。
合唱と一緒にアルトの声が響くのですが、ソリストのポジションが前面ではなく 少し後ろのほう。どこにいるのか探してしまいました。(私の席からはアルトは指揮者の影になって見えなかった、ちょっと残念)
曲は20曲からなり ストーリー展開が早く、変化に富んで聴いていて面白い。
あっという間の1時間半、鳴りやまぬ拍手でした。
オリジナルの映画も 見てみたいですね。って探したらありました!
映画 イワン雷帝 第1部(1944) You Tube
監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン / 音楽 セルゲイ・プロコフィエフ
第1部(1944年)
16世紀半ば、帝位に就いたイワンはロシアを強力な統一国家にすべく邁進するが、それを快く思わない伯母のエフロシニアは、彼の愛する妃アナスタシアを毒殺してしまう。悲嘆にくれたイワンは退位して田舎に引きこもるが、民衆の熱い要請を受けて、再び帝位に返り咲く。
第2部(1946年)
民衆の熱い要請を受けて再び帝位に返り咲いたイワンであったが、宮廷内では依然としてエフロシニアを中心とする反イワン派の抵抗を受けていた。イワンはこの状況を打開すべく大粛清を決行する。
→ イワン雷帝 (映画) Wikipedia
→ セルゲイ・エイゼンシュテイン - Wikipedia
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→ 片岡愛之助から動画メッセージが到着! 豪華すぎるコラボレーションが注目のオーケストラ公演とは
11月定期公演の聴きどころ
11月の定期公演で指揮台に上るのは名匠マレク・ヤノフスキと、若きカリスマ、トゥガン・ソヒエフのふたり。ともに得意のプログラムを携えて登場する。
ソヒエフは2種類のプログラムでプロコフィエフ作品に取り組む。
日頃あまり耳にする機会のない作品も含まれており、さながらプロコフィエフのミニ音楽祭が開かれるかのよう。プロコフィエフを「ショスタコーヴィチと並ぶ20世紀ロシアの最重要作曲家」と位置付けるソヒエフの意欲が伝わってくる。
深まる秋にふさわしい、ずしりとした聴きごたえを残す本格派のプログラムがそろった
Cプロはソヒエフ渾身のプロコフィエフ《オラトリオ「イワン雷帝」》
Cプロではソヒエフ指揮によるプロコフィエ(スタセヴィチ編)の《オラトリオ「イワン雷帝 」》が演奏される。
このオラトリオは、セルゲイ・エイゼンシテイン監督による映画『イワン雷帝』のための音楽に基づいて、プロコフィエフの没後にアブラム・スタセヴィチが編曲した作品である。
2名の独唱者、混声合唱、児童合唱、ナレーターを要する大作であり、ソヒエフの言葉を借りれば「実に深みのある、質の高い音楽」だという。
今回の公演ではナレーターに歌舞伎俳優の片岡愛之助が起用されるのも話題を呼びそうだ。映画『イワン雷帝』でエイゼンシテイン監督が歌舞伎からの影響をにじませていたことに由来しての人選だという。
日本語でのナレーションはストーリーの理解のために大きな助けとなることだろう。壮大なドラマを堪能したい。 [飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]
このコンサートの放送予定
11月17日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
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★ これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。
指揮:トゥガン・ソヒエフ
♪ >2013年11月16日(土)第1767回 定期公演 Cプログラム 指揮:トゥガン・ソヒエフ
合唱:東京混声合唱団
♪ 2010年12月11日 指揮:シャルル・デュトワ ブリテン 戦争レクイエム 作品66
児童合唱:東京少年少女合唱隊
♪ 2011年2月12日 指揮:チョン・ミョンフン マーラー 交響曲 第3番 ニ短調
以下は、初めてのです。
プロコフィエフ(スタセヴィチ編)/オラトリオ「イワン雷帝」作品116
メゾ・ソプラノ:スヴェトラーナ・シーロヴァ
バリトン:アンドレイ・キマチ
語り:片岡愛之助
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