三沢厚彦(1961~)は、現代日本を代表する彫刻家のひとりです。鑿や刀を使用する木彫という伝統的な技法によって、樟(クスノキ)の丸太から彫りだされ、油絵具で彩色されたその実物大の動物たち「ANIMALS」。・・・
会期中、館内に居場所を構え、制作したり、展示したりする予定です。
さらに親交の深い、注目の作家たち ― 彫刻家・舟越桂、画家の小林正人と杉戸洋(ひろし)、写真家の浅田政志 ― を館の中へと招き入れていきます。作家たち、またその作品たち同士の交歓と共鳴によって今後巻き起こる出来事にもご注目ください。
今回行くのは、友人のイチオシの展覧会。「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」
運が良ければ、会場で作家が制作しているのを見ることができるらしい!
11/18(土)天気予報では、真冬の寒さと雨。こんな日は観客が少ないかも。
午前中雨が降る前に出かけました。 さすが渋谷は混んでる~。
渋谷から井の頭線で神泉駅へ。まだ雨は降っていませんし、そんなに寒くもない!
松濤美術館に 到着しました。
入口のパネル。 期待できそうですね。
中に入ってみましょう! 今回はぐるっとパスでの入場です。
クマの親子やライオンが出迎えます。 でも全館撮影禁止・・・。
だけれど、トラの展示室だけは 撮影OKですって。 ラッキー
堂々としたトラ君 (背景に クマさん)
これって、1本の丸太を彫ったもの!?
トラ君 どっから見ても迫力満点。 作者も写ってる!
めも:2017/11/18 SW001SH で撮影
会場は、子供連れや若いカップルなどで こんな天気にもかかわらず賑わっています。
まずは地下1階へ。 青い目をした動物たちがそこかしこにいます。
クマ、ウサギ、リス、・・・。
展示室には 今も制作中だったり、完成した動物もいれば 描きかけのキャンバスもあります。
一人の人物画を数人で描いているのもあるとか! 作業の様子を見てみたいですね。
三沢厚彦、舟越桂、小林正人、杉戸洋、浅田政志 という5人の作品は、
じつは、これまでなじみがないので、まだ、どの作家がどの作品なのかよくわかりません。
それでも、個性あふれる作品が 混沌とした中にも ♪うまくハモっているようです。
次は 2階へ行きましょう。
大きなソファが置かれた部屋に置かれた作品群は、不思議な魅力にあふれています。
動物たちには つい話しかけたり。
制作中でのウマ?は、丸太じゃありません。これっていったいどうなってるの?
木馬らしいです。 → 変化しつづける「謎の館」 リポート①
座ってゆったりながめていると時間を忘れそう。
奥のコーナーは、秘密っぽい小物の展示がいっぱい。机の周りに散らばってるメモや昔の絵ハガキ。ナニコレ?
大きなサメやワニもいますよ。
先日見た ゴッホの浮世絵風の絵に画れているカエルにそっくりな カエルも。
11/18、11/19は、公開制作。 11月25日(土)作家集合トーク 「アニマルハウス(3)」
もう一度、行きたいです!
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メイキングの本 予約中 三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館 大型本
2017年10月7日から11月26日まで渋谷区立松濤美術館で開催される展覧会。
私邸のような美術館を館に見立て、彫刻家三沢厚彦が主人となり、彫刻家舟越桂、画家小林正人、画家杉戸洋、写真家浅田政志という4人の作家を客人としてお迎えし、作品の競演、滞在制作、トークに音楽と、何かが起こり、変化し続け、すべては最終日に完成するというコンセプトの謎だらけの展覧会。本書は、この51日間の記録である。
メイキング風景、展示風景、滞在制作風景、トークイベントの書き起こしなどを収録した、ライブ感たっぷりの本。
これだけの作家が集まるとすごい化学反応が起こるということを実証する!
作家の作品に触れてみよう!
★ 三沢厚彦
★ 舟越桂
★ 杉戸洋
★ 浅田政志
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