⇒ Myブログ:5/25 「憧憬のペルシア」展 松岡美術館へ
5/25 行きました。 素晴らしかった。
美しい人びと 松園からローランサンまで
「美人画」 という言葉が一般的になったのは明治期以降ですが、美しい女性像は古くは神や仏の姿、また正倉院に伝わる唐時代の女性図などに見出すことができます。
そして、在原業平や光源氏、源義経など物語に登場する魅力的な男性像も、多く絵画や工芸などに描かれてきました。
今展では、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら人気の高い「美人画家」たちの作品とともに、江戸時代から昭和時代の日本の絵画と工芸、そして近代の西洋絵画にあらわされた、年齢や性別にとらわれない美しい人びとをご紹介いたします。
美しい女びと
松室加世子 の作品は、初めてみました。
凛として気品のある女性の絵、素晴らしいです。
昨年1月に逝去された院展の松室加世子先生を追悼し、桃山時代のキリシタンをテーマとした《竪琴》、《燭光》 2作を初めて同時展示いたします。
《竪琴》松室加世子
《燭光》松室加世子
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天女、仏教に深く帰依した光明皇后
《藤三娘》 真野 満
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当時の現代っ娘たちでしょうね。
《三都美人図》 蹄斎北馬 (浪速美人・京美人・江戸美人)
それにしても、
恋の成就を願って清水寺から飛び降りるなんて!
清水寺の「舞台飛び落ち」、傘をさして生還すれば恋愛成就
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★ 今回一番気に入ったのが、この絵です。
《歯久ろめ》 伊藤小坡
お歯黒が仕上がった御婦人、櫛笄のセンスがいいですね。
伊藤小坡は、自然が好きだったそうで、
帯には、秋の虫が描かれています。
大好きな 「鏑木清方」
美しい男びと
ご夫婦の画家が描いた2枚1組の屛風。 それぞれに美しい人々が!
《桜舟》 池田蕉園 六曲一双屏風 右隻
舟遊びが盛り上がっています。
《紅葉狩》 池田輝方 六曲一双屏風 左隻
着飾った乙女たち。
憧れの若衆、イケメン男子。
他にもステキな絵が並んでいます。
西洋の人々
展示室5の一部は、西洋の油絵です。
リッダーデイルは、初めての画家です。
大人っぽく賢そうな少女ですね。
《少女像》チャールズ・シレム・リッダーデイル
キース・ヴァン・ドンゲン
アガサ・クリスティに出てきそう! 強気な女性も魅力的!
《ナッシュ夫人の肖像》・《天使の反逆》
マリー・ローランサン
夢見るような雰囲気、今にも話しかけてきそう!
《若い女》・《帽子をかぶった少女》
松岡美術館のポスター
上村 松園《春宵》は、前期展示なので見ることができず残念;;
めも:2023/05/25 PowerShot SX730 HS で撮影
美しいものを見るのは、本当にいいですね。
会場は静かで落ち着いていて、ゆっくり鑑賞できました。
こちらも見てね
⇒ Myブログ:5/25 「憧憬のペルシア」展 松岡美術館へ
本展を機に、マリー・ローランサンの本を読み、ますます好きになりました。
⇒ ★もっと知りたいローランサン : 吉澤公寿 (著) ~ Myブログ:あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
⇒ Myブログ:◎松岡美術館再開(2022年)と2010年からの思い出
★ 去年 芸術の秋、行ってきました! → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス
参考 ぐるっとパス
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