パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

◎2016年12月N響定期は、デュトワの近現代曲

2016-12-17 20:17:00 | N響定期演奏会

2016年12月17日(土) N響 定期公演です ♪

 

第1852回 定期公演 Cプログラム
 
ブリテン/歌劇「ピーター・グライムズ」─ 4つの海の間奏曲 作品33a 
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19 * 
ラヴェル/チガーヌ * 
オネゲル/交響曲 第2番 
ラヴェル/バレエ音楽「ラ・ヴァルス」 

指揮:シャルル・デュトワ
ヴァイオリン *:ヴァディム・レーピン

デュトワが登場し、あっという間に音が出るその1曲目の出だしから、ちょっと不思議な音の世界へ。
『 4つの海の間奏曲』は、海の情景なんだけど、まるでオーロラの輝く夜空を見るよう。
そして、明るい森にリスや小鳥が動き回る楽しい情景。
うかつにも、4曲が続けて演奏されているとは気づかず、1曲目長いな! なんてね。(*^_^*)♪
そして、白銀の幻想的な世界から、活気に満ちた人々が暮らす騒々しい街。
本当は、第1曲「夜明け」、第2曲「日曜の朝」、第3曲「月の光」、第4曲「嵐」でした。♪

レーピンの登場、若々しいルックスにあふれる笑顔。自信たっぷり。
今回は2曲も聴けてラッキー。その素晴らしい音色、躍動し歌うヴァイオリン、素晴らしい。

「オネゲル/交響曲 第2番」は、弦楽器にトランペット1本という変わった編成。
初めての曲だから、新鮮に感じます。

これまでは、馴染みのない曲だったので、「ラ・ヴァルス」で少しリラックス。
いろんな表情の『ワルツ』が流れ、バレエの舞台が浮かびます。
優雅に、情熱的に クルクル~ ♪ やっぱ、ラベルは魅力的ね。


会場を出るとすてきなサプライズ。
 ⇒ Myブログ:代々木公園のイルミネーション




12月定期公演の聴きどころ
 12月の定期公演は、良き恒例となった N響名誉音楽監督シャルル・デュトワの登場。
今回は、《カルメン》《運命》といったポピュラー名曲の選曲が目を引く。
加えて、フランス、ロシア、ドイツ、イギリス、スイスと作曲家の出身国も幅広い。
今年10月に80歳を迎えた名匠の「円熟の今」を多角的に味わえる、どれもが聴き逃せないプログラムだ。

デュトワでこそ聴きたい 近現代プログラムに注目
 Cプロは、デュトワとN響の30年にわたる関係の中で主軸をなす近現代プログラムにして、彼のハイライトともいえる内容。
迫真の描写が光るブリテンの《歌劇「ピーター・グライムズ」─4つの海の間奏曲》は、イギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督たる今を反映し、
ロシアのプロコフィエフ、フランスのラヴェルは、デュトワの2つのメイン・ストリームを象徴している。
そして オネゲルはマエストロの出身国スイスゆかりの作曲家。交響曲全集の録音も評価の高い、デュトワでこそ聴きたい演目だ。《交響曲第2番》は、カラヤンやミュンシュも録音しているシリアスかつピュアな名作。今回は日本で生演奏を耳にする貴重な機会となる。

現代屈指のヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンが、2曲でソロを弾くのも嬉うれしい。
叙情性と機知を併せ持つプロコフィエフの《ヴァイオリン協奏曲第1番》ではデリケートな表現、ラヴェルの《チガーヌ》では、濃密な音色と超絶技巧を楽しめる。 [柴田克彦/音楽評論家]

このコンサートの放送予定
 12月16日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm

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これまでに聞いたN響 の 定期コンサート 
指揮:シャルル・デュトワは、毎年12月恒例。2009年から毎年聞いています。
 ⇒ Myブログ:シャルル・デュトワ

指揮:シャルル・デュトワ 定期公演 Cプログラム
 ♪ ⇒ Myブログ:2016年12月17日(土) 第1852回
 ♪ ⇒ Myブログ:2015年12月12日(土) 第1824回 12月N響定期、デュトワのマーラー3番
 ♪ ⇒ Myブログ:2014年12月13日(土) 第1797回 12月N響定期はデュトワ
 ♪ ⇒ Myブログ:2013年12月7日(土) 第1770回 12月N響定期 デュトワの宗教曲
 ♪ ⇒ Myブログ:2012年12月8日(土) 第1743回 12月N響定期 デュトワのレスピーギ3部作
 ♪ ⇒ Myブログ:2011年12月10日(土)第1716回 12月N響定期「青ひげ公の城」
 ♪ ⇒ Myブログ:2010年12月11日(土)第1689回 12月N響定期 戦争レクイエム
 ♪ ⇒ Myブログ:2009年12月12日(土)第1662回 12月N響定期、シャルル・デュトワ

 本日の曲と演奏者のCDなどを聴いてみましょう
ブリテン/歌劇「ピーター・グライムズ」─ 4つの海の間奏曲

プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番

ラヴェル/チガーヌ (ツィガーヌ

オネゲル/交響曲 第2番

ラヴェル/バレエ音楽「ラ・ヴァルス」

ヴァイオリン:ヴァディム・レーピン (Vadim Repin) の演奏

 → 音楽談義~ヴァイオリニスト「ワディム・レーピン」



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1 コメント

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Unknown (ベルル)
2017-07-23 23:15:19
2017/7/23 題名のない音楽会で、ブリテン/歌劇「ピーター・グライムズ」─ 4つの海の間奏曲の中の 第2曲〈日曜の朝〉が演奏されました。
あまり聞くことがなかったけれど、N響定期コンサートできいたのは印象的だったのですね。すぐに思い出しました。
明るいすてきな曲です。♪
(このコメントは、自分用メモです)
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