2013年2月16日( 土) N響 定期公演です ♪
第1749回 定期公演 Cプログラム
サン・サーンス/チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
指揮:準・メルクル
チェロ:ダニエル・ミュラー・ショット
合唱:国立音楽大学
本日のアンコール チェロ:ダニエル・ミュラー・ショット
ブリテン作曲 無伴奏チェロ組曲 第2番から第1楽章
素晴らしい演奏に、魅了されました。
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」、
あらかじめ原作のストーリーと、バレエのストーリーを読んでからコンサートへ。
演奏は、オーケストラと合唱が渾然と溶け合い、メルヘンチックな気分。
最後は様々な種類の打楽器も加わって華やかな演奏。盛り上がりました ♪
* 2月定期公演の聴きどころ *
2月の定期公演ではヒュー・ウルフ、準・メルクルの2人が指揮台に立つ。
N響定期初出演のヒュー・ウルフと、度重なる共演によりN響との結びつきを深めてきた準・メルクル。ともに寒空を吹きとばすような華やかなプログラムを組んでくれた。
ソリスト陣もピアノのポール・ルイス、ヘルベルト・シュフ、チェロのダニエル・ミュラー・ショットと楽しみな顔ぶれがそろっている。
準・メルクルによるフランス音楽の精華─Cプロ
前半はサン・サーンスの《チェロ協奏曲第1番》。シューマンの作品に匹敵するロマン派チェロ協奏曲の傑作である。
チェロのダニエル・ミュラー・ショットは1976年ミュンヘン生まれの俊英だ。 ムターとプレヴィンとトリオを組むなど、同世代でもっとも活躍するチェリストのひとりである。清新なサン・サーンスを奏でてくれることだろう。
後半はラヴェルの《バレエ音楽「ダフニスとクロエ」》全曲。《ダフニスとクロエ》は演奏頻度の高い《第2組曲》よりも、合唱(国立音楽大学)が加わる全曲版のほうが断然おもしろいと感じられる方も多いのでは。
近年ドビュッシーをはじめとするフランス音楽で成果を収めてきた準・メルクルがいよいよ大曲《ダフニスとクロエ》を取りあげるということで、いやがうえにも期待が高まる。(飯尾洋一)
2013年2月定期公演の指揮者 準・メルクルが、サン・サーンスやラヴェルの魅力を語ります。
このコンサートの放送予定
2月15日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
3/24(日)21時~22時 「ららら♪クラシック」(ラベルのみ)
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