東京湾フェリーさんの『船上から望む房総半島クルーズ』(2018年2月17日)に参加してきた様子を記録しています。
半日の房総半島クルーズを終え、ひとまず金谷港でフェリーを降り、金谷の町を散策しました
(最初の写真は、久里浜港に停泊する しらはま丸です)
海岸線に建つ、諏訪神社。 古そうです! この場所に諏訪神社があるということは、どのような意味を持つのかなぁ?
対岸の三浦半島 南下浦地域にも、諏訪神社がありますよ。
ここのお祭りにも来たいですねー
素朴な町は、ほとんどが鋸山から切り出したと思われる石で造った壁で仕切られた小道です。
はぁ~・・。いいお天気過ぎて暑くて、おなかも減って疲れたわーい で、フェリーターミナルに戻ってきました。
ターミナル内の大きなレストラン「波留菜亭」(はるなてい)さんで、「いろいろ美味しいものがあって迷っちゃうぅ~」と散々考えた挙句、三浦では食べられないものを食べよう 決まり! と、「鯛丼」(たいどん) を注文。よろしくお願いします
お良しの周りでは、アジフライ定食 や 浜焼きを ほんとうに美味しそうに ほおばっているみなさんが多かったです!それらも とーっても美味しそうでした 「お金に糸目はつけないよ」と、一度は言ってみたいですが 言えないので、ほんとうに食べたいものを食べましたよ
鯛丼でございます
鯛丼のたれ というものを一緒に持ってきてくださり、その量には糸目をつけずに チャーッとかけまして、いっただっきまーす
おいっしー くぅ~ バタンッ (気絶)
思わず口をついて出た「美味しい~、しあわせぇ」
隣の席のおかたずけをしていた男性店員さん 「えー もっと幸せなこと、たくさんあるでしょう~」
いえいえ、そんなことないケド・・・。こういうことの積み重ねができる ということが幸せだなぁ~ ということでありまして・・ ワッハッハー
わさびが乗っかっているのは、きれいに切り出したニンジンです。料理人さん、ありがとう
キュウリやレタス、ダイコンという爽やかなお野菜と、海藻・のり 、それと鯛をからめて ご飯と一緒にお口の中に投入すると、なぁーーーんと優しいお味のハーモニー 胃にもたれることのない、お良しのような妙齢の女性(?)にはぴったんこな一品でした
お味噌汁も、蟹さんのお出汁がよく出ていて、味わい深かったです
よかった良かった、これにして。鯛丼
金谷港フェリーターミナル ← こちらもご参照ください
そんでもって、鯛丼に添えられていた `箸休め’ の品「しその実わかめ」について店員さんに尋ねたら、売店で売っているというので 迷わず購入。540円で充分な量が入っています。シソの風味が美味しいです。
金谷港フェリーターミナルのお土産売り場で、最近お良しが必ず購入するのが、こちら「素焼らっか」という千葉県産の落花生。お塩やバターなどを使っていない素焼きですが、薄皮ごといただけて、素朴な香ばしさ。子どもの頃に、母から「いっぱい食べると鼻血が出るよ!」と叱られながらも さんざん食べた落花生の味がします
540円。
そしてこちらも、姿かたちもお味もGOOD な お菓子、「ぴーなっつ饅頭」と「ぴーなっつ最中」。えーっと・・・一つ118円ぐらいだったかな?
柔らかくした落花生のつぶつぶが入っています。どちらも落花生の風味がちゃんと感じられる逸品です
きれいな箱入りもあります。
あぁ~、お腹いっぱい。ごちそうさまでした 今日は良い日だったなぁ・・・
・・・と、のんきに幸せ気分にひたっていたのはここまで
食後のお茶をすすりながら、ふとレストランの窓の外を見たお良しの目に飛び込んできた信じられない光景とは
フェリーターミナルの外に何本も立っているお店のPR旗が、勢いよくパタパタしています!
うわぁー、東京湾名物 南風の強風が吹いてきたんだーーー
お帰りの船はどーなることやら~ ゆれる 揺れる 揺れちゃうぅ~
館山からのクルーズを終えて帰ってきたときの穏やかさから一変した、荒れた様相の海です!!!!!
「山の天気は変わりやすい」「女心と秋の空」、いえいえ 海の天気も変わりやすい・女心と旅の海 (なんのこっちゃ)
帰りは自由行動でどの時間の便でも選んでくださいとのことでしたが、万が一欠航したらいけないので早く帰ろうと決意!(もっとゆっくり千葉にいたかった)
お帰りの船14:20発の「しらはま丸」の船内売店の男性にお尋ねしました 「こっちに来るとき、揺れはどうでしたか?」
朝、私にあつあつの横須賀海軍カレーパンを渡してくださった男性店員さん 「うーん、そうでもなかったですよ」
おー、毎日乗り慣れているお方は、たいしたことないと感じるのでしょう。お良しも一応 安心して、アイスコーヒーを注文して、比較的揺れが少ない下の方の階の窓際に着席
船内放送は、海上が荒れているので多少(?)揺れます、でも安全航行でいきますよ~ という感じのお達し。
どんぶらこ!と乗り出すフェリー。
お良しの気分は、たとえて言うなら プロ野球で 清宮幸太郎選手を初めて迎え撃つことになったプロの投手が、こんな気持ちかなぁ?と想像した
打てるもんなら 打ってみろ! どまん中っ!!! ビューッ
いつも思うのですが、金谷港を出た直後が揺れるのです。海底地形・風向など、そういう環境なのでしょうか?
一時は窓の外の景色が、海が全面に見えたり 空ばっかりになったりと、縦に大きく上下しましたが、まもなく ときどき波がバッシャーン ぐらいに落ち着きました。
船内にはたくさんの乗客がいましたが、ちょうどテレビで平昌オリンピックの、男子のフィギュアスケートのフリーの演技が行われていて、日本人の1・2フィニッシュが決まったところを放送していたので、高波状態そっちのけで、だれもがそちらに注目。笑顔での帰路となりました。
羽生選手、宇野選手、ありがとう!君たちは、遠く離れた東京湾のわれらをも救ったよ
荒波の中、巨大船の数々も行きます。
甲板・デッキは、波をかぶって水浸しになりましたが、お良しは 心地よい緊張感とともに40分を過ごし、なんとか久里浜港が見える所まで帰ってきました。
前方を、この日の朝 バスの窓から出発前の姿を見た 釣り船 巳之助丸(みのすけまる)が帰ってきて横切りました ←「巳」の字は、本来は真ん中が半分空いた字です、よく見てくださいマセ。PCでは漢字変換できないなぁ
みなさん、釣れましたか?
今日一日、本当にありがとうございました、フェリーさん 感謝 感謝
この時、午後3時。その後 お良しが家に帰りついたころ、空は嘘のように晴れ上がり、西の空は だんだんと茜色に染まっていきました・・・。お天気がくるくる変わった船旅の一日でした。
翌日。
早朝の出漁中の漁船をかき分けて、東京湾フェリーは いつものお仕事に就いていました。
(三浦半島南部の海岸から見たところ)
本当に楽しい房総半島クルーズでした
最後に、よく話しかけられることが多いお良しが、他のお客さんが言っていたことを書き記しておきます
東京都練馬から参加したという女性
「自由行動ということだったけれど、本当に自由なんだね。写真付き資料を渡されたけど、説明もなく ほっ放りっぱなしって感じ。よそから来た人はわかんないよ。もっといろいろやってくれるんだと思ってたのに・・・。」
( 放りっぱなしということはなかったと思いますが )
お良し「そうですねぇ」 と、一応お話を聞きました。
船内放送で解説はしていましたが、思うにこの女性は、船内のどこにいたのでしょうか?船室内の座席の真ん中へんだったのかな?
だとしたら、左右の景色はどのくらい見えていたのかな?屋内席で大勢がワイワイしていて、放送が聞こえづらかったとか?
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、でも、私の母のような年配の方々もありがたくも参加していましたので、そういう前向きお元気な方々であっても、お良しのようにデッキを頻繁に上がったり下りたり、耳が良く聞こえたりが困難なのですよねー。
そこで、ちょっと思い出したのは 小笠原へ行った時に乗った「おがさわら丸」では、屋内船室(食堂)でのビデオを使っての座学のほかに、上下のデッキ(5デッキ・6デッキの島が見える方)に乗客を集めて(希望する人だけ・出入り自由)、詳しい人が(小笠原レンジャーさん)解説してくれていました。
なんとなく、館山市役所の人かなぁ?という男性も乗っていたので、ボランティアガイドさんでもいいから、同船させて詳しい解説もあっても良かったのかなぁ、と思いました。・・・考え方はいろいろあります。よけいなことでしたらゴメンナサイ。
三浦半島からは、良い思い出を持って帰っていただきたいです
この後の、東京湾フェリーさんの 嬉しい企画です 1.チーバくんラッピングフェリー記念乗船会3月18日