お船ファンのみなさま、こんにちは~
三浦半島南部地方、3月に入ってから幾度となく強い風雨に見舞われています
例年になく寒さが厳しかったこの冬の`冬将軍’ と、`春ちゃん’が戦っているような空模様・・・。季節の変わり目はいつもたいへん と、感じています。
そんな中 2月17日(土)の一日、お良しは 東京湾フェリーさんと南房総の観光関係の方々が企画してくれた「船上から望む 房総半島クルーズ」に参加してきました
久里浜港を出発して、房総半島の海岸線を見ながら 南房総 館山(たてやま)の「夕日桟橋」に接岸、自転車のお客さんを下ろして、ふたたび北上。金谷港でお食事・散策 自由行動 という船旅です
本編記事を書く前に、この先すぐに実施される 東京湾フェリーさんのクルーズ企画をご紹介しておきます 1、チーバ君ラッピングフェリー乗船ご招待
ではでは・・・
2018年2月17日土曜日、毎日「寒い寒い」と言っていたのが嘘のように、今日に限って という 風のない暖かめの朝を迎えた三浦半島沿岸部。東京湾フェリーさんの船着き場 がある横須賀市久里浜港へ、前々から調べておいたバスの時間で順調に向かったお良し。 受付時間は朝7:30~8:40の間、クルーズ船の出発は9:10です。
バスの窓から、平作川に浮かぶ釣り船「みのすけ丸」の船上で、船主さんと釣りのお客さんが出発前のミーティングをしているのが見えました。そんな風景が見られるぐらい、お良しは早起きして向かったのです(遠足が嬉しすぎる小学生みたい)
えへへ 「東京湾フェリー」のバス停の一つ前で降りると20円安いので、いつも手前のバス停で下車して散策するように歩きます
すると、春先の風物詩、わかめ干しの い~い香りが鼻を突きまして・・・
三浦・久里浜 あたりのワカメは柔らかくて大好きです
去年はじめて その存在に気がついた「みなと地蔵」様です。
地域の人々に愛されているお地蔵さまのようです。
お良しも、今日の日の無事と幸福を願って、お足もとにあのように 少額ですが小銭を納めました。
「お地蔵様、お願いします。いつもどうもありがとうございます。」
フェリーターミナルでは、お良しのような「周遊」のお客さんと、自転車を積んでいって南房総を走る「ツーリング」のお客さんでにぎわっていました。
この日の時刻表を見てください お良したちの乗る船は貸し切りなので、定期便としては運休扱いなのです。
続々と集まってきたサイクリストのみなさん。
ヘッポコチャリダーお良しは、今日は空身! 愛車 サンシャイン号(ふだん乗っているマウンテンバイク)は、お家でお留守番です
「房総半島クルーズ&ツーリング」に参加のお客さん以外は、定期便に乗って千葉へ渡ります。
一つ前の船「かなや丸」の車載甲板の奥を覗いて写真をパチリッ!
今の時期は、伊豆大島航路の船も久里浜港に寄ってくれていますので、受付コーナーがありました。
この「愛」号の写真を覚えておいてくださいネ
かなや丸が出航していったのと入れ違いに、今日お世話になる「しらはま丸」が入港してきました!
房総から乗せてきたお客さんを下ろしてから、いよいよ「周遊&ツーリング」の我らが乗船
受付でいただいた記念バッチが、乗船チケットの代わりです
しらはま丸さん、よろしくお願いします~♡
しらはま丸は、今このような千葉県バージョン一色デス
チーバくんを横から見ると、千葉県の形をしているということにビックリ仰天したお良しです 素晴らしー
まずは、お良しお得意の 食べ物GET
船内売店で、東京湾フェリーさんのが一番おいしいと思う「横須賀海軍カレーパン」220円を光速で購入
売店のオニイサンが「はい、揚げたてをどうぞ!」と一つ渡してくださいまして、もっちもちして本当においしいよぉ~(大泣き)
フェリーの一番高い所の甲板で、これらをパクパク食べていると、後ろでなにやら ゴォーーーーーッ・・・という大きな低い音が・・・。
お良し「ん?・・・あ、大島へ行く船が来たな!」と、反対側の手すりに近づいて下を見ると
来た来た、来ました!!
東海汽船さんの 足軽(失礼)、セブンアイランド「愛」号です。さっき、お写真見ましたよね?
高速で航行するので馬力があるのか、エンジン音が ちょっとした飛行機並みです
そうです、ジェットエンジンを応用しているのです。ジェットフォイル・・・それが高速ジェット船セブンアイランドの正式名称です。アメリカの航空機メーカーが開発した船で、ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力(浮き上がる力)を得て飛ぶ「海のジェット機」なのです!
伊豆大島へ行くお客さんはけっこうたくさんいましてビックリ!お良しも行きたーい
しらはま丸は、周遊と自転車のお客さん約300名ほどを乗せて、定刻通り出航
5分遅れて、ジェット船「愛」も伊豆大島へ向けて出航しました。
小さな「愛」号は、フェリーの後を カルガモの子どものようにチロチロとついてきていました・・・
・・・・・と、バカにしていたお良しがバカだった
見よ!この雄姿をば
あーーーれぇーーーーー !!!!!
フェリーの甲板にいた誰もが「なんだあれー」と、驚嘆した声を上げたほどのスピードで(時速80km)、その鮮やかな船体を海面から浮き上がらせて、まさしく鮮やかにフェリーしらはま丸を抜き去っていきました ブウォーン お先でーす
あっという間にサヨウナラ・・・・
すごい。すごいです、セブンアイランド 一発で乗りたくなっちゃたお良しです
乗りたくなっちゃった方はコチラ 東海汽船セブンアイランドHP
カレーパンがのどにつかえそうになるほどの驚きの後、「本船は定刻通りに館山夕日桟橋に向けて出航いたしました。のんびり行こうよ、俺たちは」
東京湾フェリーの本来の航路を外れ、南房総に向けて舵をとるので、対向してきた かなや丸が、遠くに見えました。こんな景色はふだんは見られません。
まもなく見えてきた三浦半島南部の山々、武山・砲台山・三浦富士の三連山。
手前の町並みは、左から長沢・野比あたりの北下浦地区です。
こちらは三浦海岸の ホテルとマンション群です。
まずは三浦半島の景色をご紹介しますね。
三浦海岸からさらに南下したところは
剱埼灯台(つるぎざきとうだい)
三浦半島に3つある灯台 「城ケ島」「剱埼」「観音埼」の内、真ん中に位置していますが、お仕事の管轄としては、東京湾に入る船の最初の目印です。白い灯台の右に見える鉄塔からは、最新鋭カメラで、船名も読み取れるぐらい鮮明に見張っているそうですよ!
この『お良しなさい日記』のトップ画像は、お良しが撮影した 剱埼灯台の姿なのですよ 上にスクロールしてあらためてご覧ください。
宮川湾の 風力発電の2基の風車 通称 宮川の風車
この『お良しなさい日記』前回の記事「三浦国際市民マラソン」に登場したハーフマラソンのコースは、あの風車の下を走ります
三浦半島最南端にある城ケ島(じょうがしま)にかかる 城ケ島大橋
気温が高めの日だったので、海上から水蒸気が上がり、視界があまりよくないのです。かすかに見えるという感じでした。
城ヶ島(神奈川県三浦市) 相模灘に突き出した緑の島。この島の東半分に広がるのが、神奈川県立城ケ島公園で、園内や周りの岩礁地帯では、大洋に面した島ならではの光景を目にすることができます。
では、目を房総半島の方向に向けてみます!
東京湾フェリーさんが、乗船のお客さんに向けて、どこにいても聞こえるように 放送で解説をしてくれました。
ふだん三浦半島の海岸線から見ている 鋸山(のこぎりやま)
包丁か のこぎりのような形に見えるのに、船で回り込むと、このようにとんがって見えまして、同じ山とは思えない姿でした
鋸山(千葉県富津市) 標高329.4mの房総低名山。江戸時代から昭和60年ごろまで採石が盛んにおこなわれており、採石により山頂部分が鋸の歯のように見えることから「のこぎりやま」と呼ばれるようになったといわれています。
(以下、解説文は東京湾フェリーさんからいただいた案内資料を正確に転載させていただきました)
右端の、島のように見えているところ 浮島(うきしま)
浮島(千葉県鋸南町・きょなんまち) 勝山漁港の目の前にある周囲約780mの無人島です。日本最後の原始の島と呼ばれ原生林で覆われており、ヤマトタケルノミコトや景行天皇の伝説が言い伝えられています。
浮島を反対側から見たところ
右側の小さな島には、洞門があります(あとでアップで見た写真を載せます)
浮島越しに見る 房総の山並み
東京湾に出入りする船が、今日もたくさん!
(全長50m以上の船が一日540隻航行)
この小さな島をめぐって、境界線の取り合いをした歴史もあったとか・・・。
大房岬と富浦の町
大房岬(たいぶさみさき・千葉県南房総市) 古くは黒船来襲の時代から太平洋戦争まで 日本の防衛の砦として使用され、今も大房砲台跡が残っております。現在は南房総国定公園のの中にあり、キャンプやハイキング、磯遊びを楽しむことができます。
あれに見えるは、おそらく 房総半島の西の最南端に立つ、洲埼灯台 (すのさきとうだい)
この房総半島の洲埼灯台 と 三浦半島の剱埼灯台を結んだ線の内側が、東京湾なのだそうです。
南へ南へ下ってきて 約1時間30分。
お良しが心から楽しみにしていた「館山夕日桟橋」接岸が近づいてきました!
館山夕日桟橋 紹介ページ
おやおや? たくさん人が来ている~! 大漁旗みたいな大きな旗を振ってくれている~!!
お山の上に、「館山城」もお出迎え~!!!
わぁ~ すごい すごい すごい~ 市民のみなさんが こんなに歓迎してくれている~
お良し、泣きそうになるほど大感動
徐々に桟橋に近づく 東京湾フェリー「しらはま丸」
お姫様もいるよ~
感動の館山夕日桟橋の模様は、次回へ続きます 大感激 & 大感謝
写真★「東京湾フェリー」さんの翌日のフェイスブックより