お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

我が家の「越冬隊」、啓蟄を前に動き出す!!!(*^▽^*)!!!

2022年03月05日 21時01分33秒 | 自然界 観察小屋

 無人販売所で売られていた「露地野菜」の白菜を切ったら、中にモンシロチョウの幼虫「アオムシ」がたくさん詰まっていました! 葉っぱの布団を重ね着して、寒い冬を過ごしているようです。

 

 割り箸でポイポイとかきだして、庭にポイポイまき散らし、スズメに食べてもらった・・・という「お良しの残酷物語」

 

 

 と、今日の記事の主役はモンシロチョウではなくて、こちらの紙コップで寝ている幼虫です

 

 思い起こせば 去年の11月のこと。

 

 朝晩めっきり冷え込むようになったある日、庭のプランターのプラスティック部分に 黒いイモムシがいるのを見つけました。

 

「あれぇ!? こんなに寒くなっても まだサナギになっていないんだなぁ? おかしいなぁ? 鳥に食べられそうになったけど逃げることができて ここに落ちたのかな?」

 

 などと考えていたのですが、あくる日も そのままそこにいて、どうやら冷えて動けないようでした。

 

 そしてついに救出作戦を決行!

 調べてみたら「カブラハバチ」という アブラナ科の植物を食べる小さな蜂の幼虫だということが判明しました。

 

 小さな蜂 といっても、大量発生して 野菜を食い荒らす 人間にとっては害虫という生き物でした。

 

 この時、あいにく家の台所にはアブラナ科の野菜がなく、庭の雑草をいろいろ与えてみても食いつかず、仕方なくお店に白菜を買いに行きました。そこまでして救いたい可愛い命でした~、アッハッハー

 

 読者のみなさまにとって「可愛い」かどうか? ちょっと見てみてくださいませ

 この時期咲いていた「コウテイダリヤ」の花びらの上に たまたま乗せて観察しています

 

 ちょっとでも触ると、ぽろんっ・・・と落っこちて丸まってしまう という性質があります

 

 しばらく放っておくと 安心して動き出します

 

 大きさは みなさまの手指の爪の長さぐらいです

 

 どこから来たのかわかりませんけれど、白菜を食べる前の糞の色が濃い緑色をしています。

 

 濃い色のアブラナ科の植物を食べていたのだと思います。何でしょうねぇ?

 

 屋外の冷たいプランターの縁に体を固くしていた時と打って変わって、急に旺盛な食欲を発揮しだした カブラハバチの幼虫でした!

( ぽつぽつ見える黄緑色のものは糞 ← 白菜の色をしています )

 

 図鑑にあった解説写真の通り、あっちこっちをつまみ食いして ポコポコと穴を開けながら移動して食べ続けていました。

 

 そして数日後、また動かなくなったなぁ??? と思っていましたら、葉っぱじゃなくて 下に敷いてある紙の下に隠れるようにして・・・

 

 脱皮しました!

 

 

 その頃の周囲の自然環境( 季節 )は こんな感じでした ↓

 秋も終わります・・・

 

 

そしてまた旺盛に白菜なんぞを食べ続けに 食べ続けて・・・

 

 

 11月も終わるという 「サザンカ」が咲き誇る頃、葉っぱから下りて 容器の中を歩き回るようになりました。

どうしても外へ出たいようで、上へ上へと上ってきて脱走しようとします。

 

 そこでまた調べて、どうやら土の中でサナギになって越冬するとわかったので、土を用意してみました。

しかし、気に入らないようで またまた脱走を試みるカブちゃん(/・ω・)/

 

 そこで考えたのが、、、

 綿 です

 

 お化粧用コットンを割いて 表面をケバケバにして与えてみましたら、大成功!

 さらに自分で もぞもぞ穴を作って入っちゃいました~!!!

 

 この後の様子は 繊維があるので よくは見えないのですが、数日後には 小さくなっていたので サナギになったものと思われました。

 

 この時、自然界では「センリョウ」や「マンリョウ」が しっかりと色づいて熟した時期を迎えていました・・・( 寒い)

 

 寒い 寒い 床の間に鎮座、ここで冬越しさせます

 

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 紙コップの中を ときどき確認していた私。

年が明けて・・・

 

 よしよし、生きているな?

 

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 この後、例の 道端で拾ったガーベラ の方に気が行ってしまっていて、うっかり カブラハバチの存在を忘れてしまいました!

 

 ↑ これの世話に没頭してしまっていた(>_<)

 

 

 この写真は今夜撮ったものなのですが、数日前から中は 皮だけ残して空っぽになっていたのです

 

 もぐっていた所には穴が開いていて、成虫になって飛び去っちゃったみたいなのでした。

 

 あーん! 決定的瞬間は やっぱり見ることができませんでした~

 どこへ行っちゃったのかなぁ? 開いている窓から ちゃんと外へ行ったかしら?

 

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 行方知れずのまま、そして迎えた3月3日☆彡

 

 東京湾フェリーに自転車と乗って、南房総へ行ったブログ記事を書いている最中のことでした!

 パソコンに向かっていたお良しの前に、突如 こんな虫が ぷぅ~ん ぷ~ん とやってきました。

 

 顔のまわりを飛び回って うるさいのなんの! 目の前にあった「リポビタンDのビニール袋」に着地して じっとして手をすり足をすりをやりだしました。

 

 え~っ!? もしかして カブラハバチが成虫になった姿かなぁ???

 

 と、嬉しく思ったのですが、カブラハバチとは姿が違いました。

 

カブラハバチの解説記事

 

 オレンジ色の派手な姿をしているそうです。残念です!

 

 

 ほかにもビックリする 「生き物との遭遇」がありまして、、、

 お良し、朝の身繕いをしようとして 鏡に掛けてある この布を パッとめくろうとして あ!っと目に入った クモです!

 

 

ぴょんぴょん動く「アダンソンハエトリグモ」

あぶない あぶない  布と一緒に飛ばしてしまうところでした~

 

 

冬眠から起きたみたいですが、いったいどこで寝ていたのやら?

ここ数年、お良しの鏡台周辺に居付いています。化粧水の瓶 やら、口紅やら、櫛やら、日焼け止めの容器やら、ティッシュケースの上やらを歩いています🕷 

つまりは、お良しの化粧道具にはエサになる小虫が常にいる ということですねー ぎゃぁー

 

 

 

 そろそろ 今年もまた、築51年になる父の家での 蜘蛛との格闘・ムカデとの格闘・ゲジゲジとの格闘が始まるのだなぁ

 

 ご近所の桜並木は、まだ こんな様子ですネ

( 芽の先端がすこし伸びてきている )