これを書いている今は2022年3月です(*^-^*)
「新型コロナウィルス肺炎」という流行り病が蔓延し始める前の年に、私は大好きな岩手県へ一人旅しました。その時の記録です。
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盛岡の季節は「アヤメ」の咲くころでした
県庁や市役所、大企業、繁華街が集まる街のど真ん中に、このような しっとりとした場所がある盛岡です
そして、滝沢市と雫石町にまたがった広大なまきば「小岩井農場」は、盛岡の街から良く見える あの「岩手山」の山麓に位置しています ↓
標高2038mの岩手山は盛岡市民から「お山 いわて」と 畏敬の念と親しみを込めて呼ばれているみたいです。
盛岡駅前にある「マリオス」という高層ビルのてっぺんにある「マリオス展望室」で 盛岡市内と周辺の景色を堪能している時に、複数の親子連れのお父さん、お母さんが 小さなお子さんに話しかけているのを耳にした私!
母親 →「ほら、おやま いわて が見えるわよ♡」
お子さん →「おやま いわて だぁ♪♫♪♫♪」
と、親しみを込めて言っていました。感動しました(*^^*)♡
その時、私もこれからは故郷の「三浦富士」のことを 密かに「お山 みうら」と呼ぼう!と思ったのでした(*'▽')♡
その、マリオス展望台から見下ろした 小岩井農場がある方向です。
画面の中央に流れている「北上川」をもちろん渡っていきます!
小岩井農場行のバスに乗るために JR盛岡駅前に向かいました。
6月第2土曜日に開催される「チャグチャグ馬コ」の幟りが 初夏の風にパタパタしていました~~~
ちょうど通りかかっているバスがいる位置に、農場行のバス停があります
( たしか、乗ったのは9:20発のバスだったかな? )
道中の写真は帰りに載せます・・・・・・・・・
広大な小岩井農場にご到着!(^^♪♪♫♪♫♪
まずは、入園して少し歩いた所にある大きな木の下で休憩です(=^・^=)
足元には 可愛い花が咲いていました♡
訪れたのは6月3日。
ゴールデンウィークや夏休みの狭間で、イベント広場や遊具がある場所は営業していないようでした。
小岩井農場へ来ると必ず歩くことにしている 静かな遊歩道へ向かいました。
上を走っているのは、農場の中をつらぬく一般の道路です。そこをくぐって・・・
右側の小径に入っていきます
鬱蒼とした森なのですが、見上げると 東北地方によくある「トチノキ」の大きな葉っぱがあちこちで揺れています~~~
音も聞えています。
鳥の声と、たくさんのセミの声です。
セミとは、盛岡に6月に来ると 可愛い声で「ジィーーン」っと鳴いているのを聞く小さなセミです。名前はなんていったかな?
そのチラチラゆれる木漏れ日の道を進むと・・・
牛舎が見えてきます
農場の人の大声と 笛の音の合図で、屋外から牛舎内に自分で引き上げる牛たち
森の出口には泉・・・といいますか「湿地」があり、大きな「フキ」の葉っぱが ここでも ゆっさゆっさ揺れています~~~
森の小径を抜けると、牛さんたちがたくさん暮らす場所があります
ここには資料館があり、小岩井農場の歴史などが詳しく解説されています
牛さんに食べさせる 本物の干し草の展示もあり、どんなものが混じっているのかと興味深く見入ってしまいました!
ここを見学した時はものすごく暑かったんですよ!
6月初旬って、結構暑いのですよね! まだ暑さに慣れていない時期なので バテ気味になっていた私は、この資料館で長い時間を過ごして涼んでしまいました(◎_◎;)
奥の方が蒸気で霞んでいるのがおわかりになりますか?
暑いと乳の出が悪くなるので冷房を入れていますが、窓際は熱気がありました。
「入口の戸はすぐに閉めてください」という注意書きがしてあったと記憶しています。
かつての 体重測定と蹄(ひづめ)を整えるお部屋「秤量剪蹄室」
生まれて間もない牛の居所
私がこの道を入っていって・・・
右の建物を覗くと・・・ ↓
左側の運動場を見ると・・・ ↓
目が合うと、好奇心からなのか 近くに寄ってきてくれます♡
あるいは、美味しい食べ物がほしいのかもしれません。
この時は 草がきれいに刈られていましたが、昭和の終わり・平成の初めの頃に来た時は この柵の際に青々とした草が生えていて、それをむしって牛に与えると 大喜びして食べてくれました。
( その時ここにいたのは大人の牛でした )
観光客さんが口々に「やっぱり生の草の方が美味しいのかもネ、アハハ(#^.^#)」と言っていたのを憶えています。
先ほど載せた「2号サイロ」のてっぺんに、鳩がいました。
帰りもまた同じ道を行くのですが・・・
私が大嫌いな「ウラシマソウ」系の植物( これはウラシマソウという名前ではない)が、いっぱい生えていて
ぎゃぁー!! いやだ いやだ、怖い こわい~(~_~メ)
( どういうわけか、気色悪いと感じてしまうフォルム )
フキの葉っぱは好きです♡ (笑)
入場ゲート近くの原っぱに戻ってきたら お昼時間になっていました。
お腹すいちゃったよーん
農場特製の はちみつチーズピザ♡
涼しい場所でいただきま~す♡
そこから見える 岩手山の風景 ↓
空を流れる雲の影が、山肌をなめるように通過して 岩手山の表情が刻々と変わります
小岩井農場には 本当に水辺が多いです
ふたたび歩き出して ちょっとした林を抜けると・・・
小岩井農場でわたしが一番好きな 広い場所に出ます
うひょはぁ~♡♫
開放的~~~
奥に見えているような、緑濃い神秘的な森には名前が付いていたりするのです。
【 宮沢賢治童話「狼森と笊森、盗森」の舞台である狼森( おいのもり )は小岩井農場内にあり、「イーハトーブの風景地」として国指定名勝となっています。】(小岩井農場公式HPより抜粋 )
この広い場所の端っこには 天文観測室があります!
( もちろん この時はだれもいなかったです )
この建物にも 休憩室と軽食がいただけるコーナーもあります♡
( この日は休業中。でもエアコンを効かせてくださっていて 涼しかった~。感謝 )
お良ししかいなかったここで、しばし休憩しました・・・
( あの牛さんは 模型ですヨ )
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入場ゲート近くの広場にて
とっても爽やかな風が吹き渡っていて、もう家に帰りたくなくなっちゃいました~。
ずっとここに居たいなぁ!
牧場のソフトクリームって、どうしてあんなに美味しいのだろうか?
正味 半日ぐらいの時間でしたが、のんびりできたのでお帰りのバスに乗りこみました(*^-^*)
盛岡駅までは40分ぐらいです。
帰り道は下り坂のみ!
原生林の中を行ったり・・・
観光農場ではない場所にいる牛さん達の横を通ったり・・・
JR東日本 田沢湖線の最寄り駅「小岩井」駅の近くまで下ってくると、田んぼの風景が広がります
盛岡の街に入る直前、北上川の近くまで来ると、さっきまでいた小岩井農場がある岩手山が 遠くになってしまっていて寂しい気分。
「小岩井農場 まきば園」 ← 公式HPです
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無事に盛岡駅前に戻ってきてから どうしたかといいますと(*^-^*)
行動その① ★ ホテルの貸自転車にまたがって、北上川を下流の仙台方面へ下っていくサイクリング~
みなさま、これが北上川本流です!
行動その② ★ 自転車で行きつけの銭湯へ行って 温まった~ ♪♫♪♫♪
( 詳しくは また次回に書き加えます )
行動その③ ★ 盛岡駅ビルへ 夕飯を食べに行った~(^^♪
「盛岡三大麺 定食」
ベリーグッド
( 左から順番に 盛岡じゃじゃ麵 ・ わんこそば ・ 盛岡冷麺 )
器の横っちょには、公式キャラクター「わんこ兄弟」の顔が! 芸が細かい、さすがデッス!
盛岡滞在 2日目が無事に暮れようとしていました・・・
次回は【盛岡の町めぐり と 地元の方々との交流編】を、必死に思い出して書きたいと思います