Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

広島県立府中高等学校

2007年10月16日 | Weblog
大学の授業を模擬授業として高校で実施しました。今日の午後,広島県立府中高等学校でのことです。50分間,話をしてきました。

内容は「生涯活動教育論」。対象は高校2年生。久しぶりに高校生を相手にする授業だったので,いったいどのような反応があるのか,少々の不安を抱えながら学校に行きました。結論から先に言うと,すっばらしい!(^^)!高校でした。先生やおうちの方々が大切に大切に育てられた手塩の賜物,という気がしました(大切にするからこそ厳しいってことは,もちろんありますよ)。

最初に驚いたのは,高校生が自分から挨拶してくれること。それもとびきりの笑顔で。笑顔って,人にとって強力なコミュニケーションツールだなぁと心底思いました。高校生の屈託のない笑顔には決して勝てない・・・。

授業の時は,もちろん高校生ならではの「はにかみ」はあったものの,問いに対してきちんと答えてくれて,授業をした小生の方が逆に無形のお土産をいただいたような,そんな幸せな気分になりました。

一方的な講義にならないように,できるだけ自分の問題として考えられるようにいつも配慮しているつもりではあるのですが,果たしてきちんと伝わったか・・・不安ではありますが,また授業の結果については聞かせていただくのを楽しみにしています。

さて・・・実は今年教員採用試験に合格したゼミ生Tくんの出身校がこの広島県立府中高等学校なのです。久しぶりに出身校の先生方に顔をお見せしたり,また教員採用試験の結果をご報告するのも良いだろうということで,準備の手伝いを依頼し,一緒に訪問することができました。

多くの先生方が転勤されていたようですが,顔を覚えていてくださる先生方にもお会いすることができました。また少しだけですが,後輩にも話をすることができました。後輩にとっては,こんなふうに活躍している先輩の姿を見られるのが,実は何十分もの授業より遙かに価値があることだってありますしねっ。

帰りには,Tくんが描いて府中高等学校体育館の壁面に飾ってある100号の油絵も見せてもらいました。初めて描いた100号の絵とは思えないほどのいい絵でした。長谷川先生という,彼女が最も尊敬する美術教師によって開花した才能は今,次の世代の子どもたちがアートの良さを存分に味わえるよう,学びを進めています。

そうそう,今日は昼ご飯にとっても美味しいチラシ寿司を食べました。写真に残せなかったのがもったいなかったなぁ。
コメント
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