P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【レコード紹介#66】Kink/Tom Demac"Bitter Sweet/Draw Me In"

2013-06-10 23:02:54 | Music
こんばんは っす。
先週、某古書店チェーンで"Classic House: Definitive House Mastercuts, Vol. 2"なる 80年代のハウスクラシックをまとめた
コンピ盤を 掘り当てたのですが…ウチへ帰ってよく見たら中身のCDがVol.1だったと言う…ブックレット読んで 音聴くの
楽しみにしてたのに 嗚~呼。ってコトがありました(残念 す)。とは言え、気を取り直して聴いたVol.1も大分イイ内容でした。
ってんで 今回は 件のCDの1曲目、

CeCe Rogers"Someday(Original 12" Mix)"(1987年)

をネタ使いした Kinkの"Bitter Sweet"を収録した 独のレーベル、liebe*detailの30番、

Kink/Tom Demac"Bitter Sweet/Draw Me In"(2010年)

を紹介します。

ブルガリアのアーティスト、Kinkについては 2008年にリリースの"Big Payback"を聴いたのが最初なのですが、その後
ハズれなし、なリリースを重ねて行ったモンで すっかりお気に入りとなり 名前を目にしたらなるべく買う、というコトを
一時期していて、その中の一枚が 本盤。




キック、シンセベースから成るボトムの上で 鍵盤系の柔らかい音が鳴り、ソコへ 鍵盤系の音をもう一音、で薄めな
シンプルなエレピのフレーズと、CeCe Rogers"Someday"から引用の♂声vo.を加えて鳴らして 夢見心地な雰囲気を
作り、それが 一層高まるブレイク(ココで鳴る"ブーン"というベース音も格好イイ っす)を経て、終盤に曲中の世界が
歪む展開が まぁー格好イイコト!!次の曲に繋ぐのが惜しくなってしまう、って位 イイ展開な曲です。

逆サイドに収録の 英のTom Demacによる"Draw Me In"は 複数のパ-カッション系の音とヴォイスサンプルを上手く
効かせたナイステックハウスです。こちらもイイですね。

てなワケで、鮮度は今になって落ちていますが コレは大薦め盤としてご紹介しない手はないな、と!!

Twitter aka_ABE_DQN