P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

1/25 SQ feat.FINE: Frogman"Cold Sleep"Party

2008-02-23 15:40:46 | 夜遊び
そーいえば。
以前 約1ヶ月前に フロッグマンレコーズの冬眠パーティー
(SQ feat.FINE: Frogman"Cold Sleep"Party)に遊びに行って
みての感想を

懐かしい曲満載で楽しかった。
【CD紹介#60】自分の気持ちをグッとアゲるべく聴くCD#3
"DIG-A-DIG-A-DOO"


と だけ書いて、ソレ以外で 思うトコロについては
「近々 長ーいのを」としちゃってた件。ですが。
前回 書いた、

やっぱり 依然として好きですわ。テクノ。
【CD紹介#63】 Luke Vibert"Chicago, Detroit, Redruth"

ってのに 関係のある話なんで、この機会に書いておきます。
件の 冬眠パーティーを今更 振り返りながら。

1/25。ほぼ定時に仕事からアガって、一度帰宅。
22時過ぎに 代官山Unitへ行くべく家を出る。

ソコから遡るコト約2ヶ月。11月の終わりに、フロッグマン
レコーズ初の ベスト盤が出るのとのニュースがHigher
Frequencyに載ってたのを見て、その後 ソレに関する続報
が出てくる中で、レーベルが冬眠するコト。その〆括り
としてのパーティーが 08年の1月にあるのを知る。

個人的にこのレーベルに思い入れがあるか、って言ったら
正直 そこまででもない。ものの、やはり 冬眠はアレコレ
考えさせられる出来事でした。

冬眠、という いつかまた目を醒ます可能性を含ませた
言葉を使ってますが、ともあれ 老舗テクノレーベルの約15年に
渡る活動に終止符が打たれたワケで。
ソレは、CISCOが全ての店舗を閉め、ネットを使っての販売
のみ に舵を切ったコトと同じく、日本のユースカルチャーの
1形態であるヴァイナル文化に今、相当 厳しい冬の時代が訪れて
いるコトを象徴する 事件 だ、と考えてます。俺。

そんなワケで、どの角度から見ても ネガティブな出来事。だろ。
今回の冬眠については。ってのがあって、ソレを記念して(?)の
パーティー。って。とか 思ってました。冬眠を知って~1/25に
恵比寿駅からUnitへと向かって歩いてくトコ にかけては。
いわば お葬式(と あるヒトがこのパーティーを呼んでいるのを
見たときは、渥美清もビックリの それを言っちゃぁお終ぇよ っぷり
だな、と思いましたが、でも確かに そうだな。と)。ですから。ね。

でも、Unitに入場して 階段を降りて辿りついたフロアには
予想していた感傷的な雰囲気なり もなく、最後の やけっぱち
感 もなく、ただひたすら 楽しいパーティーが在りました。

丁度、レーベル主宰のKEN=GO→が自らのセットをJoey Beltram
"Energy Flash"で締めるトコでフロアに着いたんですが、
ホント もぅなんちゅうお出迎えだよ!!と。
初っ端で 中学生の時に 一生懸命おベンキョした 初期テクノの
名作ですか。
堪りませんね。
この曲に始まり、この日は 流行った当時に現場に居合わせられ
なかった(この音楽に 傾倒しだす前だったり、夜遊びNGな年齢
だったり、で)のとか、久々にデカい音で聴くよ、っていうのとか、
名曲が これでもか、これでもか、と かかりまくってました。
明け方には The Hypnotist"The House Is Mine"まで(懐!!)まで
かかる始末。
ホント 堪りません。でした。

自分が 経験し損ねた(から、憧れて止まない)あの夏 の疑似体験。
が出来ちゃったんでねぇかと。でも擬似ですから。本番…もとい
本物には きっと劣るんだろーな。むー。
あー俺 きっと「あの夏」を「経験し損ねた」から、この音楽から
離れらんねぇんだろーな。
だから、「あの夏」の匂いがするモノに 滅法弱いワケで。
今が 冬だからこそ、(いつか来る次の)夏が待ち遠しく思える。
んです。きっと。
ソレを待つ間、過ぎ去った「あの夏」に思いを馳せるコト。
まー 非生産的な行為かもですが。でも、ソレもアリよね。
と 今は思います。実は 「あの夏」の匂いがするモノに
惹かれてしまうコトが 自分の中でスッと行かなくて、という
のがあって、ソコで苦しんだりしてました。ここ数年。
今に至って こんな感じに 開き直る コトが出来ました。
よーやく。
そーだ。前回「改めて テクノを美味しく感じるように なった。」
と書きましたが、ソレの1番デカい理由ってコレかもね。
多分 そうだ。

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