三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

とにかく走れ!

2019年07月01日 | 羽田空港
悩んでいる時間も、もったいないのでとにかく行ってみることに

ウルトラマン・ジェットの到着時間までを2分割
折り返し決定時間を自分なりに決め、マニアな撮影ポイントを目指す

ターミナル内のエレベーターは大抵 各階停になるし
エスカレーターは店内回遊を優先しているので、大回りさせられる
こんな時は時計ばかりが気になるが、なるようにしかならん

やっと地下のターミナル間の連絡通路へ出られ、とにかく急ぐ

息を切らしてマニアな撮影ポイントへ到着すると、マリーン・ワンは離陸へのタキシング直前

なんとか間に合ったが、周囲の同業者は4人のみ
たぶんターミナル2に居て急いで来たのかな、今の状況で撮影できる場所はココだけ
さすがに事前情報はなかったようだ


カメラを準備している間に、ヘリはタキシングを開始してしまった


先ずはVIPスポット前に駐機していた VH-60N 163263 がタキシ

できるだけ息を整えながら、夢中でシャッターを切ったが
好天の高温、地上の機体狙いでは陽炎の影響は回避できないや
(本番は天候が悪く陽炎の影響は少なかったのでは)

 証拠画像になってもこのチャンスを逃せない



つづいて、少し離れて駐機していた予備機の VH-60N 163259 がターミナル側からつづく




セパレートをとった後につづく、米陸軍のチヌーク
 CH-47F 16-08210 在韓米軍の機体という情報をもらえた



VIPターミナル横には米軍の燃料輸送トラックや投光機、CABや米軍等の関係者が集まっている

これらの装備は、大統領が米国から飛来する時の エアフォース・ワン 用のもの




 CH-47F 16-08211 が先のチヌークにつづく


ところで、前部ドアから身を乗り出した乗員のヘルメットが見えた


前から見ると、塗装がオリーブではなくグレイっぽいだけで
普通の HGU-56/P、陸軍ヘリ乗員用のヘルメットに見えるが
横を向いた時のヘルメットを見ると、バイザーカバーの後方が膨らんでいる
ナイトビジョンのパーツとは形状が大きく違う、これはいったいなんだろう?


3機のチヌーク、最後尾は

 CH-47F 16-08475だった




 帰宅した後に画像をチェックしたが
 メラメラ画像ながらも一応シリアルはなんとか確認できた


つぎつぎと5機が離陸する姿を見送ると
すぐに機材をリュックに投げ込み、来た道を折り返す
地下通路でレーダーを確認すると、ウルトラマンは木更津をすでに通過している

ターミナル1まで戻ったが、エレベーター2基が共に最上階で停止中とは
 早く降りてきてくれ! 頼む!

やっと乗れたエレベーターは、一気に最上階までノンストップでラッキー!

 さぁ 間に合うか!? とにかく走る!

小走りしながらリュックから重いカメラを引き出す

 ウルトラマン は着地寸前、 シャッター!



なんとか間に合ったが、シャッタースピードはヘリ用の低速のままだったのを忘れてた・・・



機体両側のウルトラマンをなんとか確保して、コンプリート


カメラをかたつけ、再び急いでエレベーターで地下へ

 次の行き先は、成田空港

もちろん 成田エクスプレス や スカイライナー を使うつもりはない

モノレールが浜松町へ到着する直前、上空を先の米軍ヘリ編隊が千葉方面へ向かうのが見えた
六本木の「赤坂プレスセンター」へ降りた後、首相と大統領が使うゴルフ場へ向かったかな

とにかく想定外のオコボレはなんとか確保、ウルトラマンも両面確保できた

この が成田まで持ちこたえてくれることを願いながらしばらくは休憩

 さすがに疲れたよ・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

途中 行き先変更

2019年06月29日 | 羽田空港
5月後半のある日、ANAの新鋭 A380 ホヌ1号 ハワイ就航直前の訓練飛行を撮ろうと
早朝の各駅列車で成田空港へ移動です

時間はタップリかかります(笑
甲府を過ぎるとトンネルばかりとなり、ネットの繋がりが悪くなるので
早めに色々と検索中に、期限を越えて飛んでいる「ウルトラマン・ジェット」をヒットしたのが事の始まり


未撮影の「ウルトラマン・ジェット」、もう縁がなく諦めていたけど
その日は早朝と午後の一便は羽田へ貼りつき、早朝は当然無理だが

羽田到着の午後便なら、ウルトラマンを確保し急いで成田へ向かえば
ANA 380 事前訓練飛行の離陸が確保できそうな時間繰りと計算

ということで、上京途中で急遽行き先変更です
自宅から約5時間で昼前には羽田空港 到着、小松行きと変わらんじゃん!(笑


到着直前にモノレールから見えた、米国籍のビズ機たち


レーダーで確認すると、すでにウルトラマンは南の島を離陸し羽田へ向かっている
大抵この便はディレイ(遅着)するのだが、ほぼ定刻到着のよう
このままいけば計画道理でいけるかも、ありがたい時代です


さて、これから2時間弱の時間つぶし


ノーズのレーダーカバーは何処からかのトレード品?
スターフラーヤーの黒い機体ではかなり目立ちます


アプローチ中の機体を望遠で覗いていて、一瞬 「ウルトラマン」早着かと思ってしまった



JALの「なつぞら」ラッピング機、この存在自体を知らなかった・・・


スカイマークの福岡ソフトバンクホークスのラッピング機 タカガール・ジェット






ふと南を見ると、木更津方面へ向かう編隊の機影が目に入る
先頭はブラックホークが2機、その後方はチヌークが3機 だ
近くの陸自木更津基地でイベントか何かあったかな???




その時 降りてきた「トウキョウ2020」のラッピング機を確保して



先ほどの編隊の行き先を確認しようと、ビル影から現れるのを待っていると


なんと編隊は、ターミナル2 側の滑走路に向けて進入してくる!

その先頭は、米国大統領専用ヘリ VH-60N マリーンワンだよ



後方のチヌークは米陸軍ということが確認できる
しかし日本の米軍基地にチヌークを配備している所なんて、あったっけ?


ターミナル1 の北側デッキから見ると、VIPスポットへタキシングしてくるのが見えた
大統領来日の数日前ということで、予行だろうがまったく想定外の遭遇




さすがにここからでは距離があるし、好天の為に陽炎でグニャグニャ画像だよ

時間を見れば、ウルトラマンの到着まではあまり時間がない
レーダーで確認するとすでに伊豆半島を通過

大統領の来日時は自宅から動けないことはわかっている自分
目の前の獲物をもっと近くで撮りたい衝動にかられるが、ウルトラマンまでの時間が・・・


羽田でアイツを撮れる場所はアソコだけだろう
エレベーターで順調に降りることができ、エスカレーターと歩く歩道を駆けて~

さらに撮影後は、またここに戻らなければウルトラマンは撮れない

 「二兎を追う者は~」が頭をよぎるが、 さぁ どうする自分!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気にゃ勝てぬ~ 羽田へ

2019年04月21日 | 羽田空港
雷をともなって風雨激しいとの予報に、午前4時に成田を逃れ羽田空港へ転戦です

羽田 到着直前から予報通りに雨が降りだしたこの日


午前6時前に国際線ターミナルの駐車場へ
最上階から周囲を偵察するが、航空機よりも地上のリムジンバスの長い行列に目を奪われる

早朝の到着便から吐き出されてきたのだろう、カラフルな大きなスーツケースの行列だわ(笑


午前中は国際線には用がないので、1タミへ移動しスペマ機を探す

しかし到着前に降りだした雨に、屋根のあるデッキ部からは移動できない
温かくなる予報のこの日だったが、寒い!
ネックウォーマと手袋を忘れずに持参して助かった


先ずはキャセイドラゴン A321 の上がりを
冬場は夜明け前の出発時間だったので撮影できなかった機体

キャセイドラゴンは、塗装がキャセイ航空と同じ柄の赤味版
でもこの日はドラゴン航空時代の塗装のままな機体で、私的には好みで ありがたや



仲間がテクニカルランディングか何かで、米国行きの機体がコースを外れてくるという
ところが、ラジオは仲間の全員が車に置いてきていたなんて(汗 


あれ? 離陸待ちの機体列が止まったままだけどランウェイチェックかな~ と思っていたら
該当機が使用滑走路とは反対側からテールウィンドで緊急着陸? してくるとは
水しぶきを激しく上げて逆噴射、ただ機体は見慣れたシンガポール機だった


そのまま国際線ターミナルで沖止めにされたが、機体トラブルではなく他の事案のようだった



この日は国内線各社のスペシャルマーキング機が羽田に集中してくれている

でも大抵の同業者さんは暴風雨予報の中を、ANAの初物狙いで成田へ行っているだろう
おかげで羽田はマニアさんガラガラ~ と思っていたが
時間とともにいつもと変わらぬカメラの砲列が並んでいた


エマー該当機が滑走路を外れれば溜まっていた離陸機が次々と


さくらジンベイ は新型機 B737-800 になってからは初撮影


続く同じトランスオーシャン機のウィングレットには「ヤンバルクイナ」かな?




JALの「こどもチャレンジ」塗装機、左右違うので午後に撮れた画像と一緒に紹介


スカイマークは北海道 日ハムコラボ「ファイターズジェット」塗装機



こちらの JAL はラグビーワールドカップ杯特別塗装機



1タミ到着時に国際線ターミナル北側にチョッとだけ見えた機体の上がりを追って2タミへ移動


大韓航空 B777-200 は子供が描いた絵だそうです
片側のみの捕獲だが、ポートサイドを撮れる日はくるかな


 羽田の雨はほぼ上がってきたのだが、その頃~
  成田は激しい横風とウィンドシアーも頻発して着陸機を苦しめていた


日射しの戻り始めた国際線ターミナルに再移動すると
成田で着陸を諦めた機体が次々とダイバートして羽田等へ向かい始めていた


嘘かと思ったが、都心のビル群を背景にアプローチしてきたのは
機体自体は珍しくもない フェデックスのMD-11

成田の横風とウィンドシアーに敏感に反応して最初に羽田へダイバートしてきた
まさか羽田でこの3発機が撮れるとは思ってもいなかった




 成田で初物の飛来を待ち受けてる同業者さんからは
  傘も役にたたない風雨の悲鳴が届く

 苦労して初物がダイバートしないことを願うが、過去には初便がセントレアへの前例もある・・・


次からつぎと、成田から逃げてくる機体が増えていくがスポット足りるかな~
でも飛来機体 自体には珍しいものはなかった

しかし、ダイバートした機体の乗客はそのまま缶詰状態になっているようで気の毒
強い横風や乱気流が止めばすぐにでも飛び立つのだろうね



スカイマークのタイガース塗装は3代目


同じくスカイマークの B.LEAGUE塗装 だが、スカイマークは最近 スペマ機を大量生産
どれも左右が違う絵柄で、マニア泣かせ

さらに今月の11日からは、福岡フトバンクホークス応援の2代目タカガールスも就航とは


成田組からは初物飛来時に奇跡的に晴れ間が覗いたとの知らせ
良かった! と思うのと同時に悔しさも(爆


羽田に到着したダイバート機には1時間以上もタラップがつかなかったが
成田の快復が見込まれないのか、タラップがつけられ乗客が降り始めた機体もある


夕方になっても成田周辺の気流は乱れているようで、ダイバートする機体も目立つ
その中に成田での撮影を諦ていたスペシャルマーキング機がこちらに向かってくる

ラッキーな事だが、すでに陽は傾き始めており
1タミ ビルの「Tokyou International Airport」文字のライトが目立つ程の薄暗さ


ルフトハンザ・カーゴ航空 BMW塗装機、シックなお洒落なマーキング

最後のさいごに思いがけない拾い物に会えたのが一番の収穫かな
スペシャルマーキング機は真横を逃した機体や未撮影の新規就航もあり再挑戦が必要のよう


民間機も忙しいが、そろそろ爆音成分が不足してきたこのカラダ

今 熱いのは百里と小松、ともに自宅からは車で5時間の距離か
ガソリンは高値、JRも特急は値上げされたとなれば~、 禁断症状を癒すのは・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄り道こみちで また羽田

2019年02月22日 | 羽田空港
東京出張ついでの寄り道には、羽田 訪問が定番になってしまった昨今

以前は厚木への道草が定番だったが、アノ爆音が本当に懐かしい

それでも未撮影のスペシャルマーキング機もあるので、それなりに楽しみ


 さて、今回は~

肝心な出張目的に時間がかかってしまい夕方に少しだけ覗いてみる

陽が翳ったデッキはかなり寒かったが、顔なじみをみつけ 右に倣え で撮ってみた



なるほどね~ チョッと赤みを帯びてしまったが、日射しがあるのはありがたい
それにしても日が伸びたね


レッドチャイナのスタランが降りてきた
チャイナ・エアをレッド・チャイナと言いはじめたのはいつだったか

40年以上も昔の羽田仲間から、台湾のダナスティと区別するために教わったと思うが
このアタリの区別方法は今でもあまり変わらないね
あくまでマニア内ですが



寒さの為にターミナル内に逃げ込んでいたので、もう少しで撮り損ねるとこだった
ベトナムのスカチ塗装 A350-9 、以上の3機を撮ったのみでこの日は撤収


さて、また野宿かよ・・・(笑

正直、最近は野宿が辛くなってきた
いっそ、と思って近くの宿を検索したが、やはり高値の満室で・・・


あまり眠れずに、まだ夜明け前の羽田空港国際線のデッキへ戻って来ても寒すぎ!

薄明るくなってきたので国内ターミナルへ移動することに

第2ターミナル到着直前に建物の隙間から見えた機影が気になり、マニア御用達な高台へ来てみると

すでに熱心な? 出勤前に捕獲を狙う? 同業者が何人か

狙うのは~


まったく気にしていなかったが、カタールの VIP が訪日中だったよう
カタールの B747-8を撮るのは初めて
でもご覧の灯火ポールの串刺し証拠画像が精一杯

その横に駐機しているのは、連れの A321機、小型機のおかげで全体像を確保できた


でも皆さんジッと待機状態、離日はこの日と検索できたが
午前に動くことはまずないだろう

後から考えると、朝日が当たるのを待っていたのかも
でも色目が赤から青に変わるまで待っていたら風邪ひくぜ


私は、ひとコマ確保できれば満足してしまうので(笑
午前中の定番撮影ポイント、1タミに移動する

ここでも沢山の同業者さんが滑走路を狙っているので
自分も再び 右に倣え で一応 撮ってみる

空はドン曇でバックに富士山が見えるわけでもないのに
これを撮ったら皆さん撤収していく・・・

帰宅後に知ったのは、この塗装はもうすぐなくなるとのこと、 ~情報に疎い私です


ここのデッキからは遠くにカタールのもう一機が駐機しているのが見える

こちらも灯火ポールで機首がつぶれるし、陽炎ユラユラで証拠のみ

私的には、こちらの自家用旅客機の方が気になる






JALの北海道応援プロジェクト機も初撮影


撮りたかった機体がやっと降りてきた
スカイマークの「星空ジェット」



片側確保! と思ったら、目の前をタキシングしてくれて両側の絵柄を確保完了


続けて降りてきたのは、同じくスカイマークの 新タイガースジェット

星空に続き、こいつも両側を確保! と思ったら、1タミ奥の定番位置にスポットインで ~アララ

一時間もしないうちに離陸するだろうから、もう片方も確保できるのはわかっていたが


その頃我が家は、大変なことになる直前

虫が騒いだわけでもないが、昼のだいぶ前に撤収です

おかげでかなり早めに帰宅したので、家族は助かったとは思うが
私は道草のツケを1週間かけて払うことになるとは

 家族全員の看病には流石にツカレタよ・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百里 帰りに道草を~

2019年01月29日 | 羽田空港

古い話になってしまいますが、昨年12月はじめの百里基地航空祭

その百里遠征の打ち上げ会で教えていただいたのが

 「明日は羽田に 政府専用機が飛来し、○○大臣の見学が~ 」

私はその情報をまったく知らず、翌日は土浦から直帰で自宅へのつもりだったのですが
これを聞いたら羽田は通り道だもんなぁ~、寄り道しないわけにはいかないでしょ(笑


というわけで、通勤時間帯を避け羽田に到着したのが午前10時
肝心の新政府専用機は~ いるいる、既にVIPスポットに到着済みだが
灯火ポールが邪魔して串刺し状態、撮影は 駄目だコリャ

大臣の見学が終われば千歳に戻るだろうが、時間は公表されてない
午後の帰宅リミット時間までに上がってくれるのを願うことに・・・


天気は崩れる予報が当たり、時々 本降りの雨にターミナル内へ非難することも









アララ、B滑走路に降りてきたのは未撮影の JALミッキーだが
この場を動きたくないので、またの機会に狙うことに







くまモン のラッピングは貼り直されたのか綺麗になっている




タイムリミットの4時までにはもうすぐ

焦り始めた頃になって、やっと動きが





日射しは・・・ 期待できそうもないな


試し撮りで様子をみたが、早く上がってくれ!




なんとか撮ったが、結果は暗い画像でまたもや現像ソフト頼り

いずれ撮れるだろう機体だが、こいつも先代 政府機と同じに相性悪いような予感

それでも撤収リミットまでに飛んでくれたから、、まぁ 良しとするか
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする