三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

米海軍パイロットヘルメット APH-6/C

2014年02月26日 | 編隊コレクション
もう一つの APH-6シリーズは、ダークとクリアーのバイザーを内蔵するダブルバイザータイプ
主に A-6 イントルーダーや A-7コルセア 等の攻撃機の搭乗員が使用した APH-6/C





特徴的な大きなバイザーハウジング、先に紹介した空軍の HGU-26 のような直線型も存在しますが
  
  やはりこの曲線美が好きで、この形のAPHをコレクションした
  


 手に入れたヘルメットはデッドストックなのか
 まったくリフレクトテープ(反射テープ)が貼られてない状態
  
  
  バックのオレンジペイント(テープではなく塗装)は、ショップでペイントした可能性大


 エンドユーザーが好きな飛行隊にリペイントできる余地はあるが
 やるならオレンジ塗装を削り落とし、ツライチにしてから白地塗装しなければ・・・

 反射テープはスコッチの1インチのものを使えばできたのだが
 見本となるベトナム戦争当時の実物ヘルメットのカラー画像は少なく

 唯一気に入ったA-7 コルセア時代の「ロイヤルメイス」も
 手持ちの写真は、直線のハウジングのヘルメットに塗装されたものだけ

 昔見た航空雑誌の1コマには
 確かに曲線ハウジングに騎士のヘルメト(カブト?)が描かれていたのだが・・・
 
 探しているうちに、時は流れてコレクターから足を洗ってしまった
  
     
  
 現在でも、この姿で 展示部屋?開かずの部屋? にそのまま鎮座中


 ※ 話は変わるが、映画スターウォーズを見たことがある方は多いと思う

  共和国軍の Xウィング等のパイロットが被っているヘルメットは
  この APH-6 のダブルバイザー・タイプから型取りし、リメイクされたもの
  特徴的な酸素マスクのリテンション切り欠け部を埋めた感じや
  バイザーハウジングの形状が色濃く残っているので一目瞭然

  スター・ウォーズでは、他にも航空機の部品が多数使われており
  劇中に登場するミレニアムファルコン号の操縦席
  そのコックピットの座席は、ファントムのマーチンベーカー射出座席の基部

  映画を楽しんでいても、そんな部分に気づいてしまうのは
  コレクターの? マニアの? 哀しい性(サガ)です

  ヘルメットの紹介から横道にそれてしまったが
  いつか射出座席の話しでもしてみましょう
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米海軍パイロットヘルメット APH-6 シリーズ

2014年02月23日 | 編隊コレクション
雪と寒さで今季は完全に冬眠状態中の私
撮影遠征に出かけられないので、今月2回目の編隊コレクション登場です

今回は久しぶりにパイロットヘルメットの紹介

ヘルメットの前回は、米空軍 HGU-2/AP HGU-26/P を紹介したので
今回は同時期の米海軍型 APH-6 を紹介
ベトナム戦争が激しさを増した1960年代後半から80年代初頭?あたりまで使われていた
米海軍や海兵隊の航空部隊を代表するようなヘルメットだったもの


先ずはシングルバイザーの APH-6/?
?と書いたのは、ヘルメットの名板がリフレクティブ・テープで隠れて確認が不能なので

一応?と書きましたが、たぶん APH-6/A

  
   ヘルメットのバイザーはクリアー

 空母艦載等の戦闘機から爆撃機、輸送機まで広く使われたAPH-6のシングルバイザー

  通常はサングラスタイプのダークバイザーが主流ですが
  夜間攻撃等の出撃が多いパイロットは、クリアーを常備したようです
  バイザーは太陽光を避けると共に、緊急脱出時には
  機体から射出される時の風圧を少しでも避ける役目も持っているので
  夜間出撃のパイロットもバイザーは必需

  
  ヘルメットはリフレティブテープ(反射テープ)が貼られているが
  現在のように何パーセント以上という規定はなかった時代

  このヘルメットは比較的テーピングが多い方、これで救難時の発見を容易にさせている

  
  APH-6シリーズで特徴的なのが、酸素マスクのリテンション金具
  ヘルメット側のメスにあたる部分は
  ノコギリ状のギザギザがある切り欠きになっている

  
  このヘルメットのバイザー部とシェル(本体)部が
  同じヘルメットだったかはわからないが
  バイザーカバーの後部にミドリ色のテープが若干あるのでなんとか~
  

  前回にも書いたが~
  廃棄された軍用品やパーツ類は、ワンロットで払い下げられるものが多く
  その中のパイロット・ヘルメットはバラバラのパーツや大きく破損して出される事が多いと聞く
  欧米でも、それぞれのショップでリペアー&リペイントされて販売されるようだ



もう一つ特徴的なものが、チンストラップ(顎ひも)

先に紹介した空軍型のHGU-系ヘルメットならドットボタンで外せるが
APH-はチンストラップの両端はヘルメットに固定され外れない

使用の度にベルトを緩めたり、締めたりと少々煩わしい

それが理由かわからないが、以後は海軍型もHGU- シリーズを使用
このストラップはこれが最後となったようだ


装着している酸素マスクは MS22001 、ヘルメットのリテンション金具はバタフライ型のもの


ヘルメットに装着する時は、ただ押し込めばいいが
外す時は、バタフライの羽の部分を二本の指でつまみながら外ずす

私はバタフライ金具を単品で購入したが
コレクター時代には酸素マスクより、このリテンション金具の入手が
本国のアメリカでも難しく
マスクよりも高額だった記憶がある


                                                    ~つづく
                                   
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雪は もういいよ・・・!

2014年02月19日 | 歳時記かな
14日の金曜日は、雪の降り出しが遅かったおかげで
朝の通勤時に道路上の雪も少なく車の走りはスムーズ

天気予報で脅されていたせいか、交通量も少なめ
 (幹線道路を避けてるので、普段でも多くはないですが)
この日は先週の帰宅困難があったので、マイカー通勤に変更です


ところが、降雪量は 14時過ぎから急に増えだし
3時を過ぎる頃から強風も重なって吹雪状態に


夕方からの所用の備えて、早めの16時で仕事を切り上げ帰宅
高速道は、チェーン規制中でも通行止めにはなっていなかったおかげで
大きな渋滞もなく帰宅

所用中も降雪量は増える一方で翌朝が不安・・・
それでも夜中には、雪は止むか雨になると甘い予想をしてました



翌朝 窓の外を見て体が凍りついた!
雪が横殴りに降り続いている、あまり見かけないような吹雪状態

自宅前の道路は、除雪車が両脇に積んでいった凍った雪塊の為に
雪かきしてからじゃないと、車庫から車が出せない・・・


かいても、かいても降雪の勢いにまけて
一向に雪が減らない

雪で歩道も車道も埋まってしまい、まともに歩けない家族を
なんとか車庫から出せた車で近くの駅まで送って行ったが
駅の駐車場前で雪にハマって入れない

道路に車を置いたまま降ろすと、直ぐに戻ってきて「JR東海も東日本も全面運休」
「この駅から今日は電車出ません」と言われたとのこと
 仕方なく仕事を休むべく連絡を入れていた

自宅に戻ると、再び除雪車が通り過ぎ
出入り口を雪塊で完全に塞がれ孤立状態に

自分も出社を諦め、休みの連絡を入れ自宅周りの雪かきに専念
雪で出社できなかったのは、自分にとっても有史以来の初めて


自宅の雪かきをある程度済ませてから、地区の区役所へ雪かき応援に出動

区役所の隣を流れる 天竜川 の雪景色です


天竜川って、上流はこんなに川幅の狭い川なんですよ

クラゲの大群のように、川の流れに浮かぶのは雪の塊
支流や側溝等から流れ込んでくるのだろうが、溶けてないのには驚く
側溝が雪で詰まって、あふれ出すわけだよ~


昼頃から小止みになった空を見上げながら
隣家の屋根を接写、こんなに雪が育ちました(爆


午後まで雪かきと、雪のかたつけに追われて体中が痛い

この日の夕方から所用で出かける予定だったがキャンセル
道路も鉄道も駄目では仕方ない、キャンセル料も取られなかった

2週続けての降雪に、飲食業さんや
私のようなサービス業は、イベントも重なっていたので大きな痛手
8日の降雪以来仕事にならない日々がつづいている



ところで今回のJRは~、14日(金)の降雪初日は通勤者の為に
夕方まで最大限運行努力をしてくれたようだが、19時以降は次々と運休に

大雪本番の15日(土)、まったく動かず一日中運休(中央東線の一部区間で少し動いたのみ)
雪が止み、晴れた16日(日)は中央東線のみ2時間に1本程が 松本-上諏訪間で折り返し運転
翌17日(月)の朝からは動くだろう~ と思ったらJR東海は一部区間が終日運休
動かない区間は早々に代行バスを運行したが、今回はJR東の運休区間に動きナシ・・・

さらにその夜、中央東線の終電が2時間繰り上げられたのを知ったのは帰宅の駅到着時
たまたま上司の計らいで、2本早い電車に間に合うよう上がらせてくれたおかげだった
(家族より聞いた状況)

JRのHPにある運行情報には終電繰上げ情報等はなく
運行時間を知る為の唯一の手段だった、「JR問い合わせセンター」への電話は
一日中かけ続けても結局繋がらなかった


100年に一度の大雪と騒がれた、1998年1月の大雪と今回の大雪
対を並べる積雪量だとは思うが、98年に次回は100年後かな~?
と話題になったが、僅か16年後にはこの始末・・・

自然相手には、地震も含めて年代周期設定は意味をなさないのかも
昨年の同じ15日にも雪に3時間ハマッたのを思い出した・・・
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吹き溜まり

2014年02月16日 | 歳時記かな
朝日を浴びながら
ダイヤモンドダストの様に雪が少し舞ってます

かなり冷え込みましたが、穏やかな一日のはじまり


でも先週末は、ここ信州南部も大変な雪に見舞われました

2月8日は予報が当たり 雪の朝
しかし強風とサラサラの粉雪のお陰で、道路の雪は何処かに飛ばされ掃く程度

JRで出勤し、いつもの週末が始まったが
雪の降り方は激しさを増す一方


仕事中 外を覗くと、広場はすっかり雪に埋もれている

強風の為にベンチの回りは風が渦を巻き、雪が積もっていません
こんな降り方は今までなかった・・・


手前の雪には風紋まであり、表面を細かな雪が飛んでいく
色は違うが、まるで砂漠の映像を見ているようだ

隣のビル屋上には、雪庇(せっぴ)が風で大きく張り出し急成長中

この雪はいつもと違う・・・


 先日感じた不安が当るかも

  2月3日 の朝、出勤時の風景です
 
  画像ではわかり難いですが~
 時期ハズレのどんよりとした雲と霧、冷え込みもありません

 以前にもこんな天候を経験していて、嫌な予感

 それは長野オリンピックのあった1998年の冬
 年明け以降もまったく雪が降らずに「オリンピックが雪不足で困った」
 なんて報道されてる時に遭遇したのが、こんな天候と霧
 この時期に変だよね~、と思ったら

 数日後に降った雪は、怒涛のように瞬く間に降り積もり
 中南信各地に建物倒壊等の大きな被害をもたらした
 その時に覚えた気象用語が「南岸低気圧


それ以来冬場に「太平洋側を低気圧」と聞いただけで恐怖が蘇る

この降り方だと「帰宅が困難になりそう」と思い
上司に頼んで午後2時で仕事を切り上げ駅に向ったのだが

時すでに遅く、途中駅以降は車両凍結で運休決定済み

その途中駅まで向う列車は1時間半遅れで運行中との事
それが2時間遅れになり・・・、さらには~
暖房もないJR東海駅の待合室(無人駅ではありません)で
待ち始めてから2時間半後に全面運休決定とは参った・・・


帰宅困難者となった私は手を尽くし、自前で車を運転して帰宅できたのは午後7時過ぎ
ここまで5時間以上が過ぎていた

 (帰宅直後に撮った雪景色)


 (隣家の屋根も凄まじい雪ですが、1日でこれだけ積りました)


帰宅後、すぐに他の家族を救出する為に車を北方面に走らせ
揃って夕飯にありつけたのは午後10時を回っていた

ホッ して撮った画像は、自宅ベランダの吹き溜まり

決してスキージャンプ台ではありませんよ(爆

翌朝、日曜の出勤時に撮ったJR東海管内の線路画像です

この日は終日運休で除雪作業を行ったとか、線路は雪の下です


ところで、わざわざJR東海がウンヌンの書いたのにはワケが

家族を救出にむかった駅は、JR東日本管内の駅
数時間もの遅れでも、列車は僅かに動いて助かったが
なんとその駅にはは代行輸送の為に、JRのバスや民間タクシーが
すでに運休決定した路線の東日本管内駅までの輸送手段を確保していた
もちろん、待合室には暖房完備


それに比べて、仕事先にあるJR東海駅では
冷えた待合室に何時間も待っていた帰宅困難者に何の手立てもなく
結局ほったらかし・・・


 その1週間後には~ さらに苦しめられることになるとは想像もしていなかった
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「おたまじゃくし」 を手にいれる

2014年02月14日 | おいしい話
上司が出かけた先日の仕事先
同僚の ギャースケ姉さん はチャンス! とばかりに買い物に抜け出した


 重そうな袋を提げて帰ってきた姉さんは~
 「イイモノが手に入った!」とばかりに早速見せてくれたのは

   
  以前ブログにも上げた 「飲み歩き」 の中でも紹介した、今錦の日本酒 「おたまじゃくし」

  地元でも幻の酒だとか聞いたけど・・・
  少量入荷で直ぐに売れちゃうから、なかなか手に入らなくて有名なヤツだよね

「よく手に入ったね」 と私
「年末に酒屋のオヤジを羽交い絞めにして入荷日を聞きだしておいた」と
ギャースケ姉さんならそのくらいはやるだろうね、大昔は有名な ス○番 だったと聞いている

以前にも宝くじを売っている雑貨屋のオヤジを羽交い絞めにして
「当たりのスクラッチくじを売れ!」とやった前歴がある (ホントに漫画みたいな姉さんです)


「生」印の大冠がなんともなぁ~ って思ってたら
 「なんでも「生」がイチバン」と姉さん

日本酒党の姉さんは、たしかにいつも生の冷酒を飲んでいたな

「生」と知って、「燗では飲めないじゃん! この時期お腹冷えそう~」なんて私は思う


でもこの絵柄は大好きなんです
絵柄を染め抜いた、酒袋でも蔵元で販売してくれないかな~ と以前から熱望している
Tシャツなんかはアンダー以外では着ないからいらないけどね(笑)

この おたまじゃくし の絵柄
「にごり酒」は手足が生えてないオタマ、「原酒」は足が生えたオタマ
「特別純米酒」は手足が生えたオタマなんだとか

3種の絵柄を全部揃えてみたいものだ

すると姉さんから「これ1本持っていって飲んでごらん」

「エッ、2本しかないのにいいんですか!」
「コレ高いと聞いてるけど~ いいのかな?」、でも「ありがとうございます!」


「そのかわり体でシッカリ払ってね~」って
 かなり昔のパターンで、冷たい風が~ 「寒ぶッ!」


と思っていたら甘かった
先週末の大雪は、今でもいたる所で始末に四苦八苦中

一昨日の定休日に
先週末に降った大雪の後始末で、姉さん宅の駐車場をシッカリ雪かき応援
御褒美ぶら下げられたから断れないしね


この「おたまじゃくし」、体を張って手に入れたけど (笑
美味そうな「ツマミ」を見つけた時にでも開けてみるつもり

しかし、今朝も腰と腕が、痛い痛い
歳取ると二日目の方が筋肉痛が酷いんだ・・・

雪かきだよ、雪かき!
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