三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

リベンジを急げ~ 歌舞伎 揚げの誘惑

2018年10月31日 | 航空自衛隊
前回の入間基地 遠征から10日後

自宅から高速バスにて再びやってきました入間基地エンド

時間的には前回よりも遅い到着時間に
基地のフェンス周辺は、同業者の脚立であふれ近づけない状態

到着前に4機の C-1輸送機が離陸するのが見えたが
肝心の白色機体はなく、今日もハズレかな・・・

諦め気分でカメラを準備していると

エンジン音が近づいてくるのがわかった


林の影から突然現れた編隊に、ヤッター!


編隊の先頭は、スペシャルマーキングの目的機

画面には入らなかったが、右翼にもう1機を従えた5機編隊の C-1
スペマ機は駅を降りた直後に上がっていたようだ

このワンフライトのみの撮影しかできない自分、狙いはスペマな1機のみに集中


しかし、機動飛行で頭上に現れてくれたのは通常迷彩の機体



後部ドアが開けッパなのは、パラ降下にも使用する機体なのかな


しばらくすると、2機編隊が現れた
本番ではどうなるかわからないが、編隊の少し離れた右翼にもう一機が並走している




時間的には本番日も同じだろうから、日射し加減は変わらないと思う
エンドでは逆光気味で泣きそうだったが、エプロンなら順光な編隊飛行が撮れるかも

この日、スペマ機を狙えたのはこれで終わり


コンバットブレイクを編隊と単機の2回行ったが、その後の機動はなく2回目の後は着陸
旋回時は輸送機として限界に近い角度ですから

本番日はこのブレイク時に会場からスペマ機の背中が撮れそうですよ
長玉が必要だろうが、少ないシャッターチャンスを抜かりなきよう


着陸はエンドならではのショットに




「くま取り」の横顔と


「尾翼の絵柄」を確保して、この歌舞伎揚げのフライトは11時前に終了

正直、周りのギャラリー共々 撮れたことにホッとしました
 
これで本番日は欠席が決定る、大混雑にもまれずに済んだ(笑


コイツが撮れれば思い残すことはありません 
時計を見れば、まだ午前11時前、入間基地に1時間弱のステイで撤収です

歩き始めて振り返ると、グレー色した C-2 の大きな背中が移動するのが見える
でもこの場所からは離陸は撮れない、 まぁこれからの機体 また撮れるさ
 (帰宅後に知ったが、この機体は習志野で空挺降下を初実施したようです)


 約2km先の西武線駅には航空祭のポスターが
 
 航空祭来場者の半分以上がブルー狙いかも、ブルー 恐るべし

 今のところ天気予報は晴れ!
 歌舞伎効果も加わって、今年も激混み必至かな


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野宿の果てに~

2018年10月28日 | 航空自衛隊
とあるベンチに横たわっていたが、耳障りな会話に目が覚めた
時計を見ると午前2時だよ・・・

時々やっちゃう完全 野宿 です、寒さはある程度凌げますのでご心配なく
 
 ただ、この日は隣のベンチに座った
 あまり若くはないお姉さん達4人の話し声が耳障り

 外国語なら雑音程度で済むのだが、日本語では聞きたくもない内容になかなか眠れない
 結局、午前4時頃まで話がつづくとは~ その間ウトウト状態で参った

 それでも5時過ぎには起き、身支度を一応整えてから電車に乗り込んだ
 寝起きの悪さに、今日は早朝からツイてない気分

 寝不足の為に寝過ごしそうになったが、なんとか乗り換えも済ませて到着できました

2年ぶりの 航空自衛隊 入間基地の滑走路エンド

すでに同業者さんが何人か脚立を準備している
夜中にこのあたりは雨が降ったのか、足元の雑草は濡れリュックは置けない

午前8時前には天候調査等の機体が上がると思って出かけてきたが
消防車が滑走路横に配置されたのは9時前、事情通のマニアさんが一気に増えてきた
こんなことなら我が家から朝一で出かけてきても・・・


最初の上がりは、チェッカーフライト
飛行点検隊の U-125 が何処かの航空基地へ向かうようだ


ところで、飛行点検隊は創設60周年ということで
機体には記念のマークが貼られていた

50周年のマークは、C-46の尾翼が描かれた良いデザインだったが
今回のマークもなかなかいい感じに見える


 来月3日に行われる入間基地航空祭は1日で30万人もの集客を誇る
 ギネスにも載りそうな、エプロンは満員電車なみになることで有名な首都圏の航空祭
 そんな本番日を嫌い、予行訓練飛行を狙ってやってきたのだが

空はどんよりとした厚い雲に覆われている、関東地方は晴れ間が極端に少ないという


それでもクリアランスはつづき、入間といえば見たいコイツが現れてくれた
YS-11 は航空自衛に残るのみ、その中でもグレー迷彩塗装の
 電子戦支援隊 YS-11EA  

(エンジンとプロペラは、オリジナルのYSとは異なるパワーアップ型)

パワーとプロペラピッチが変われば、湿気を多く含む朝の空気にベイパーがグルグルと


普段なら載せない画像だが、民間とラインが異なるエンジン付近やトゲ付背中も魅力的


グレー塗装つづきだが、この色気の少ないシックな T-4 は航空祭向けの記念塗装機



この後、何度かのフライトとタッチ&ゴーを繰り返し
おかげで目的の 1機は確保できた


逆にこちらは赤色が目立つ T-4、たぶん臨時の配備機ということで
コイツ狙いのマニアさんも多かった

記念塗装ではないので、1フライトが撮れれば良かったのですが
この機体も、フライトを重ねてくれて食傷気味になってしまった



航空祭の記念塗装機には、もう1機大きな機体があるけど飛ぶのか心配になってくる

そんな心配をよそに、やってきたのは先ほどの YS-11 に似ているが

背中とお腹にドームを付けた  電子飛行測定隊 YS-11EB
グレー迷彩の YSは、航空祭での展示はないので貴重なフライト





チェッカーフライトの YS-11 がどこからか帰ってきたようだ

こちらはオリジナルの姿の YS-11、残る機体は 2機のみという
60周年マークは有終の記念マークとなりそう


ところで、入間では目の前をタキシングする機体のパイロットさんが大抵手を振ってくれます
でも、重いレンズとカメラでは振り返すことができず申し訳ない気持ちでいっぱい






オマケは3スター(桜)を飾る機体からもお手降りいただけました


 結局、午前のフライトに一番の目的だった大型機の登場はなかった

 午後の航空祭訓練飛行では、大型機は飛ばないことが公表されている
 周りを見渡すと、地元の同業者さんは行動が早く半分以上は帰えってしまったようだ


 昼前だが自分も撤収することに決めたが
 リベンジをどうするかだ、アイツを撮り逃すのはあまりに痛い

 11月3日の航空祭で30万人の人波に飲み込まれるか、それとも~
コメント (4)
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今回の地域限定モンは~

2018年10月25日 | おいしい話
新潟県限定の カップめん を紹介

3種のカップめん が販売されているようで
製造元はエースコック 定価180円


新潟県内のスーパーを覗くと、100円以下の値段が付けられていたので
みやげ代わりに思わず買ってしまった

この中では「カレーラーメン」の噂は聞いたことがあります
燕市周辺で提供されているようですが、未だに実物を食べたことない

なんでも一見すると麺が見えないので、カレー汁の丼に見えるとか



カップそれぞれの横には新潟ですからレルヒさんが描かれ
売上の一部は朱鷺の保護に役立てられるそう

 ※レルヒさんは日本にスキーを紹介したハンガリー帝国時代の軍人





「麻婆ラーメン」と「豚汁ラーメン」は全く認識なし
 ということで、豚汁ラーメンから実食





豚汁の味がちゃんとしますね~
 小さな豆腐も豆腐の味がする、小さいながらも大根の存在感は大きい

ラーメン麺と相性良いです、美味いです
中華系のカップより好みの味かも


続いて麻婆ラーメンを、といきたいのですが
一度に2個は食べられなかったので・・・

 その前に忘れていたコイツを

以前、記事にした「ちくわパン」、再販と聞いていたのですが
昨年はいつも店頭に置いていた新潟県内のスーパーでは
今季は見つけることができなく、諦めていたのですが

先日、 新潟とは全く関係ない とある空港内のセブンイレブンで みっけ!



大切に持ち帰り、撮影と解剖に挑んだ


 少々つぶれ気味になってしもた 



昨年と同じツナコンフィが竹輪の穴に詰められているのですが
今年はワサビ分が削除されてしまいさっぱり系に
味にイマイチ インパクトがないような~

また食べたくなる、後引き感がまったくおきないのは残念

ただ、コンビニ・サンドイッチや寿司等からも
ワサビや辛子成分が排除される時代

ん~、自前でワサビをトッピングするしかないのか

おじさん好みは肩身が狭い(笑)
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こつこつとはやってますが~

2018年10月22日 | プラモの話
今年は国産のプラモデルが発売されてから60周年だそうです

まさにプラモデルと共に歩んできた我が人生~ かも(笑

初めての出会いは・・・、昭和30年代の中頃かな
たぶん仕事で東京へ度々出かけていた親父が、土産に買ってきてくれたんじゃないかな

作るのは親父、遊ぶのは自分だが作る親父も楽しんでいたかも

物心ついてからはもちろん自分で作る
帆船を作っていてカミソリで小指を切り、骨まで見えちゃったことも
今でも名誉の負傷跡が残っている

近くの文房具店には、プラモ登場前のソリッド(木製)模型キットもまだ多数あった時代
もちろんプラモのようにそのまま作っても形にはならない
買ったことはあっても完成したことはなかった

いつのまにかヒコーキを中心に、模型屋よりも在庫をかかえていたこともあったが
 (今の現役モデラーも大抵同じだよね)

(現在の在庫の中で一番の古株キットは、今はなきアメリカ ホーク社のオリジナル)

20年ほど前、大量(超大型ダンボールで5箱位)に二束三文で処分したけど~
 まだまだ在庫があるぞ(爆


先の見え始めた自分の人生、締めくくりの意味もこめて
作りかけのモノを中心に完成を目指すことに

入梅の頃からは同時製作進行中だった3キットの製作を一旦停止

ことしはRAF(イギリス空軍)100周年、蛇の目ファンなら今年中に1機は完成させないと
というわけで、途中で製作を中断したままほったらかしていたキットを
引きずり出し再製作を開始した

以前に放置プラモとして、ブログ記事にしたこともあったが
その記事を上げてからも、すでに8年が経っている

2つのキットの良いとこ集めで、 1機をグレードアップ完成させるつもりだったモノ


8年後の姿です(汗、何かなくしてしまった物が・・・


途中までは製作済みなので、正直 2ヶ月もかからずに完成すると踏んでた

とりあえずネット上から資料集めを始めてみると
当初に製作を始めた90年代にはわからなかった部分の画像も色々と発見

ネット時代の恩恵はありがたいが、なんとなくアタマデッカチになりそうな
とは思いつつも、アレもコレもと集めてしまう

資料が集まれば、キットの気になる箇所が続出

というわけで、ほぼ最初から作るような感じになってしまい
作りかけのモノを壊しながら進むのは、かえって手間ひまかかってしまう


先ずは思い込みで細く整形し過ぎていたテーイルブームの修正から
上が使用前、下が使用後画像 (笑

接着してあった部分を剥がしてシムをかませ直せば~
ところが接着が剥がれず、よくも頑丈に作ったものだ
仕方なくプラバンを外壁に貼り、サンディングで整形し直した

ハセガワ製 ハリアーのキット、下面のエアブレーキのボックス穴はガランドー
桁を追加し、エアブレーキ自体も長さを延長させてプラバンを切り貼りして作り直した


主翼端の補助輪収納スペースも彫りなおして桁も銅線で追加

右の画像上のキットが加工前、掘り起こしてみたけど
ギアボックスにみえるかな


垂直尾翼は過去に合体整形してあったが、形状が違っていることがわかり
エレール社 キットの尾翼を整形、追加工作を加える



胴体に4つあるエンジンノズルはリューターで虫歯治療のごとく
徹底的に堀り込み、紙製の整流版を追加

歯医者の虫歯掘りは手が滑って「オットト」ってないのかなぁ~
緊張しながら掘り込むが、指先がつい・・・ アッ 穴が開いちゃった!


外周には伸ばしランナーで出っ張りを取り付けて、一応かたちに
大きな目立つインテークも穴あけて、更に切り貼り状態



キャノピーは久しぶりに塩ビ板を搾り出してみた
簡易バキューム器を100均の小物で作ってみたが、完成品は R が甘くてボツ
結局、昔のやり方で型を万力に挟んでドライヤーで焼けどしながら幾つか作ったは良いが
これからが大変なんだ


コックピットはフルスクラッチ状態




それでもなんとか形になり、下面のギアボックスを自作したついでに
ラインが気になりプラバン貼ってパテ盛りして削っていたら~


またやっちまった!

マルの囲み部分が折れて行方不明に・・・


時々、再び手をつけてしまったことを後悔しそうになったが


主翼や尾翼を借り止めすれば、少しはやる気が湧いてくるかも
プラス思考でいくしかないでしょ


RAF100周年の今年もケツは目の前、急がねば!
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季節の話題~ エッ! もう?

2018年10月18日 | 歳時記かな
日々の最低気温も一桁になってきた我が家周辺

コタツやストーブ等もそろそろ~、 いやもう使ってる
なんて話も普通に聞かれます

残暑に慣れた体には、けっこう応える寒さになり
ストーブに火入れしたいが、一度使ったら~ となりそうで我慢大会継続中
なんたって、灯油の高値に泣かされそうな冬になりそうで
できたら暖冬を願いたい・・・


長雨がつづき、稲刈りも遅れ気味と以前書きましたが
時々の晴れ間は貴重な存在で、同僚は田んぼの具合が気にかかると言っていた

そんな時に空からエンジン音が響いてくれば、屋根に登るのはヤギか私(笑


山岳地帯の工事現場を渡り歩く大型ヘリが通過したり
アルプスの山小屋から、冬支度の荷下ろしに向かうヘリも見かけるこの季節


でも秋の澄んだ空を、時に任務もわからないミステリアスな機体も通過していく


かなり遠くの高空を西へ進む機体が見えた
はじめは海上自衛隊の対潜哨戒機と思っていた、それが~ 珍しいね、岩国のUP機かな

そして最後のコマを拡大すると後部に入るマーキングが確認できる
さらに、背中の長い ふくらみ とお腹のレドーム も
なんと米軍機、行き先は不明だが 米海軍 電子偵察機 EP-3 だった
移動中のフライトとは思うが、仕事内容は機上のブラクボックスに爆薬も装備とかで想像がつく



もう一つ、ミステリアスな機体が近くを通過していった
一見 民間旅客機にみえる、 真っ白な ダッシュ8 は高度 20000ft(約6000m)を西に向かっていく

久しぶりに使う ピタゴラスの定理 で、カメラとの距離は 約10km かぁ

よく見ると機体の下面や上部にコブが付いているのがわかる
これも軍用機と思われるのだが、仕事の内容も行き先もマル秘
搭乗員の給料は、他よりもかなり高給との噂を聞いたことがあるようなないような

日本の空も、一般には知られることもない緊張なフライトがけっこう行われているという
航空機の安全性や騒音とは、まったくレベル違いの世界


 と、こんな我が家上空の話をするつもりはなかったが、つい・・・


本来の話はコレ
数日前に車窓から、雲が切れたときに見えた南アルプスの一端


はじめは見間違い? 谷間の霧か雲だろうと思ったが、どう見てもこれは 



こちらは東駒ケ岳(甲斐駒ケ岳)の頂
帰宅後に画像を拡大してみると、やはりなんとなく雪っぽい

調べると、12日あたりに南アルプスでも初冠雪があったようだが
残っているのは3000m級の山々のみのよう、いよいよ冬山かぁ~



里は未だ稲刈りが完了していないというのにね
それでも、秋も終盤とうことで

先日、産直を覗いたら 見つけました「赤ねぎ」、値段は1束(10本以上) なんと120円(税込)
スーパー等では田舎でも置いている店はないだろう

 これ生では辛くてイマイチなんですが
 焼いたら 最高!  甘味タップリなネギに変身するんです

 酒の肴にはもってこい、1本なんてアッという間に食べちゃう(笑
 もう一束買ってこなかったことを、かなり後悔・・・


そして、待ってました!
やっと我が家にもやってきました


 御裾分けなので、大きいのは半分づつにわけましたが
 「松茸ご飯」でその夜には消えてしまいました

 でもナイショなんですが
 虫嫌いな家人のおかげで、松茸の下処理や裂くのは私の仕事
 もちろん、中サイズを隠しておき 焼いて 食べましたよ(笑

 今年は豊作とは聞いても、なかなか手元に来なかっただけに
  ありがたや、 ありがたや


 これはオマケで
  最近はこれに癒されてます
  
  大きなトカゲも良いのですが、こいつの重さと体温の暖かさがなんとも
  羊皮の手袋しないと触れないのは残念ですが、ある意味一定の距離は保てる

  手元におきたいのですが、氷点下にもなる我が家の部屋では無理とのことで・・・
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