三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

案件を寄り道で解消する

2024年12月13日 | 信州まつもと空港
この日は知り合い家族と所要でおでかけ

行き先が 山形村となれば、空港の動向が気になる
FDA機の飛来機をサイトで検索すると~ アッ!
お隣りブログで紹介されていた 期間限定のラッピング機 
 黄色7号機 JA07FJ がスケジュールされていた

撮影 案件となっていた機体の飛来となれば、なんとか寄り道しなきゃ

知り合い家族との待ち合わせ時間の関係で、到着は狙えないが
折り返しの出発時間には間に合いそうな

急いでトランクにカメラを隠し入れ
「何故、そんな普段着コートで出かけるの?」という
 家族からの突っ込みを無視してドライブを開始する
 よそ行き? コートはカメラと一緒に隠したのよ(爆

途中の峠道からは、穂高連山や常念岳がくっきり見えていた




何食わぬ顔で、空港滑走路横の駐車場に車を入れる
突然の飛行機見物に同意してくれた、知り合い家族と共に西側の丘へ

 すでに狙いの機体はプッシュバックされている


空港へ来た時の定点撮影地である、美ヶ原の遠望も忘れない



放送鉄塔群と山荘ホテルも まだ冬の薄化粧



そんな脇見撮影を終えれば、タキシングを始めた機体は目の前


後部ラッピングの存在を確認して ホッ



まつもと空港については、まったくの素人である知り合い家族に
 「FDA機はお手振りしてくれるから」と伝える

これを待っていた周囲のギャラリーは、散歩の犬たちも加えてフェンスに貼りつく

ただ、地元のマニアさんは冬晴れの好天とはいえ
すでに撮影済みだろうから だれも知り合いは居ないや


これが撮影案件となっていた「しまねっこ」
スターボード側 (機体の右側)は FDAバージョン、服装がパイロットと整備士なんです

と、ここで自分の家族から
「撮ったのだから さぁ行こう!」





「だめだめ、飛行機は機体の両側を撮らなければ」



こちらのポートサイド側 (左側)が本当の「しまねっこ」
 というわけで、機体の左右で絵柄が違うんだ

ラッピングは来年3月までなんですが、まつもと空港もこれから雪の季節に
足元を気にせずに撮れるのは今だけ



これにて案件終了
 気温は低かったけど、風もなく穏やかな空港でした

  さて、行きますか 先ずは昼飯からだな

その昼飯は、黄色つながりで カレー だったのはいうまでもない(笑
 
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秋らしい空の下で~ 撮影

2024年11月01日 | 信州まつもと空港
今季は長引く残暑のお蔭で秋晴れが少なく、この日は貴重な撮影日和


南側の公園からは、安曇野のシンボル「常念岳」の頂が見られることに気がつかなかった


空気も乾燥し、遠く白馬方面の北アルプスもスッキリと見えている


いつもの空港西側 駐車場に移動し、ローターの廻り始めたヘリを撮るために撮影ポイントへ急ぐ

そこで偶然会えた仲間から情報をもらうと
先ほどの 赤ヘリ は浜松へ帰ったことを知る


燃料補給を終えたヘリが動き出す

滑走路の離陸位置へ移動するヘリのコックピットから お手振りいただけました

東邦航空の定番塗装 なんだが 

 AS350B3 JA504D 久しぶりの撮影






未撮影だった、この定期便の後部ラッピングも確保し撤収~


と思ったらなにやら2機ほど空港に近づいてくるヘリが


な~んだ 定番の中日本ヘリ(笑 と 実出動していた防災ヘリの戻りだった



空港周辺の紅葉は遅れている感じ、酷残暑の影響かも



帰りの道路は工事渋滞はあったものの、朝の事故?らしい障害もなく展示会場へ

ここは三州街道の小野宿


江戸時代に旅籠(はたご)だったという空間で

ヒコーキとは間逆な空間を楽しめた


 (会場だった油屋さんの画像は撮り忘れたので 2018年の小野宿市のモノを)
 

想定外の空港収穫に気を良くしたので
朝晩かなり冷えてきたし、収穫といえば茸だよ
今季最後のキノコ偵察に行くぞ~ 懲りないヤツです(笑
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予定変更 の拾いもの

2024年10月28日 | 信州まつもと空港
近くにある三州街道沿いの 宿場町
その旧家で行われている展示会に誘われ、早めに家をでてきた

最後の交差点に近づいたところで、救急車と救助工作車が前照灯を光らせ前方から接近
車を脇に寄せながら停車すると、交差点横から人が飛び出してきた
どうも「案内人」のようで、緊急車両を誘導~

と思ったら、自分の車も邪魔なようで 交差点の先に直線させられる

展示会の駐車場は この交差点を曲がった先なんだが・・・

どうも暫くこの辺りはゴタゴタしそうで、予定を急遽変更

展示会の見学後に行く予定だった、ほど近い「まつもと空港」へ先に向かうことに

途中のコンビニで昼食でも確保 と思ったが
車の流れが あまりに順調なので そのまま走らせる


空港の南側に近づくと、エアバンドから音声 途切れとぎれに 何やらコールサインが聞こえてきた
最後の「X(エックスレイ)」だけ耳に残る


 ~ 前日に我が家上空を通過した 赤いヘリ もレジの最後は「X」だったことを思い出す ~


空港周囲の樹木林が邪魔で機体は見えないが
 離陸許可が下り、上がる方向は南側だ
急いで近くの公園駐車場に車を入れ、ダメもとでカメラを掴み滑走路方向へ走る

木陰の隙間から滑走路に入る機体を確認したが 間にあうか微妙だ


カメラを構えると同時に、まるで 自分の到着を待ってくれていたように 
 赤い機体は前傾姿勢で離陸を開始し迫ってくる




けっして良い立ち位置ではなかったが、高度も一気に上げないでくれたので流すことができた

 浜松市消防航空隊  AS365 ドーファン2 JA119X
 赤い塗装に、白の H 文字が大きなアクセントになった目立つ機体
 口の悪いマニアからは、Hの文字 故に「浜松のスケベ・マーク」と呼ばれたとか(笑

エアバン、途切れ気味で良く聞こえなかったけど
  このあと周辺の山あたりで訓練でもやってくれたら? また撮れるのにな 


この立ち位置のまま、続いて離陸する定期便のラッピングを頂く



空港には次の定期便がスポットイン

こいつも後部に未撮影のラッピングがあるので後に確保したい
手前に見える舗装が、まつもと空港 2本目の滑走路であり、撮影スポットでもある「ミニ滑走路」



美ヶ原も久しぶりにスッキリ見える
空は快晴、暑くも寒くもなく 小春日和には少し早いが 気持ちが良い撮影日

展示会もコンビにも立ち寄らなかったおかげで
赤ヘリの離陸が撮れたのだから 巡り会わせかも(笑



まつもとベースの定期ビズを流していると


陽炎に揺れる 小型機スポット で、ヘリに動きがありそう

気持ちも落ち着いたので、いつもの駐車場へ向かうことに

                             ~つづく
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フンヌエアー 復路便 報告 ~チョットだけ寂しく

2024年10月08日 | 信州まつもと空港
旧知の飛行機 仲間との再会に、もう一つ気になる事があり尋ねてみた
「春先に、○○さんに連絡を入れたけど 返事がなくて~」

 恐れていた返事に愕然となる 「亡くなった と聞いた」
 几帳面な彼からの連絡が途絶え、もしや とはおもっていたが・・・


フンヌエアー機は今回も定期便とスポットの交代をしてからの離陸のよう


満席? 祝日の定期便は客室窓に顔 かお 顔 の列が


スポット交代式を終えた機体が動きだす

エアライナーの顔(機首)って、製造会社が同じなら型が違ってもだいたい似ている
こいつは ブラジルのエンブラエル社製、まつもと空港 に就航してる FDA機も同じ顔



タキシングを始めた フンヌエアー機、亡くなった彼も元気だったらココに来ていたかも

 私より一つ年上の彼も、根っからの老舗 ヒコーキマニア
 飛来情報に日本中を駆け巡り、狙う写真は スポッター写真 と決まっていた

 スポッター写真にこだわり、コダクローム ポジの現像が日本国内で終了してしまった後は
 ハワイにまで 現像を出していたと聞く

 
 以前に まつもと空港 へ撮影に来ていた彼、偶然 デッキのライブカメラに

 時代の流れで、デジタルカメラに嫌々 更新したけど
 フィルム時代から長く培われた、~レンズ交換もブロワーで吹いてから 等々~
 カメラへの基本的な労わりも、決して忘れなかった彼の姿に
 見習わなければ、 といつも教えられていた

旧知の仲間と会わせてくれたのも彼のような気がする
この日は彼も一緒に撮影している気がして、寂しい気分もどこかへ



フンヌ機は、滑走路エンドで向きをかえ 離陸態勢に
一般ギャラリーが多いのは、機体が珍しいわけでなく 祝日だから


白の面積が多いので、白とび しそうで設定が難しく撮り難い





白塗装は綺麗だが、主翼上面の汚れが少し気になるな~ と思ったら
以前はこの機体  カザフスタンの Air Astana の所有機 P4-KCH だったのね

そうそう 往路便のJU-1811 も以前は中国の China Southern Airlines の B-3146 だった


この秋一番の まつもと空港 チャーター イベントもこれで終わり
初冬にも、恒例になった沖縄便 チャーターが企画されているが
きっと機体は同じだろうから食欲は・・・・
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フンヌエアー 復路便 とスポッターの話し

2024年10月05日 | 信州まつもと空港
ちょっと間が空いてしまいましたが
先月の16日に運行された、まつもと空港 の 国際チャーター 復路便の報告です

年寄りのバタバタが早めに済んでくれたので
チャーター便が本国のモンゴルを離陸する時間に合わせレーダーを開く

チンギスハーン国際空港って、2021年に約20km南に新設され
ウランバートル新 国際空港として開港していたことを 今更 知る

日本時間の午前8時半頃、ウランバートル空港に復路便のシルエットが現れる
そいつは往路便とは別機体で、塗装も違う 期待していたヤツだ
 フンヌエアーは現在 エンブラエル ERJ190型機を2機運用しているから
  コイツを撮れば、一応コンプリートできる 

モンゴルからの飛行時間は約5時間ということで、余裕をもって昼前に空港へ向かう
祝日の16日ということで、混雑を嫌いアンメジャーな駐車場に車を入れた

ここは初めてのポイント、ちょうど降りてきた定期便でカメラテストを


オッ! 機体後部にスッテッカー発見  撮ってないかも~ 

 JA09FJ ステッカー 確保完了


この日も美ヶ原は雲の中
標高 約2000m の美ヶ原だが、空港も 約650m あるから
普段はそう高くは見えないけど・・・ 雲は低いということか




今回も 壱岐、福井とダイレクトに飛んできたチャーター機は、いつのまにか真上を通過していく
ラジオはだんまりで アレレ? とも思ったが
その後は何事も無かったようにアプローチコースへ


やんてきました、フンヌエアー機
往路便はカラフルな塗装だったが、今回は 真っ白け


立ち木が写り込んでしまい、今回のアプローチも低めかも
 フンヌ・エア ERJ-190-100 JU-1812
 

これを撮り終え、いつもの駐車場へ向かう
満車を覚悟で入ったが、出入り口付近以外は空きがあり
同業マニアさんの県外車も何台か

その中に、1970年代からのヒコーキ仲間の顔を発見
コロナ前に羽田へ遠征した時 以来だから、約5年ぶりの再会かな

挨拶を終えれば、気になる事があり訪ねてみた
どこでチャーター機を撮ったの?

なるほど あの丘か~ と
自分が撮っていた着陸の定番、煽り画像では駄目か

そうか、スポッター画像が必需だったよね

機体は真横から、主翼等で胴が隠れず 機体の周囲に邪魔物がないこと
そしてフィルムはコダクロームのポジ というスポッター画像
まぁ、今はデジタルだからフィルムの拘りはなくなったろうが・・・

自分も昔はそうで、なかなか空港のデッキ以外では撮ることができなかった
 (降り画像? 主翼で胴体が隠れちゃうじゃん! と) 
なかなかこの呪縛をとけなかったな~ 今はレジが写っていればOKで 他はコマ数で誤魔化してる(汗

そんなスポッター画像の世界があることを、50年前に教えてくれた レクチャーしてくれた のは
当時 高校生だった彼を含めた 羽田空港の仲間だった

月日が流れるのは早くて、今じゃ彼も私も定年をだいぶ過ぎてしまったが~ (笑

午後の容赦ない日射しに照らされた車内で
エアコン効かせながら、旧知の仲間と飛行機と加齢による体調談義に花が咲く
コロナと介護で溜まった自分のストレスは、これで少しは 解消できたような


気が付くと フンヌエア機からは、離陸の為のフライトクリアランスが聞こえてきた

 そうだ、先ほど一緒に降りの機体を撮った地元の仲間も
 離陸時には、アソコでスポッター画像を狙うことを忘れていない
 老舗の記録派マニアは、それぞれ拘りがあるというものだ

                                 ~つづく
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