三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

やっとコイツの完成報告を

2023年07月29日 | プラモの話
この一週間、年寄りの誤飲による救急搬送にはじまり
せっかく半年ぶりに受入れてくれた
ショートステイ先でのコロナ騒ぎに散々振り回され
危険なほどの酷暑も加わり ~心底 疲れたぜ・・・



そんな なんやかんだで、報告が遅れていた
イギリス空軍 の大型トーイングカー F396 の完成披露です






色んな角度から撮影しましたが、背景はグレイ色にしとけば良かったかな

車体上部は真ん中にあるエンジンの放熱の為に、たぶんメッシュなのかな
その両側は、滑り止めで黒に近い色で表現したが
実車の上面からの参考画像が見つからず、この辺りは完全に想像の産物となってしまった





このキット、欠点はミラー類の小物が付属しないのもあるが
メインのタイヤ径がひと回り以上 大きい

できたらモデルに動きが欲しいので
ハンドルを切ったように斜めに接着したかったが・・・

キャビンは実車と同じように上下に可動
ネオジウムを埋め込んだので、任意の位置で固定可能



付属のデカールは使い物にならず
大型のラウンデルはマスキングでエアブラシ
他のコーションデーター類は全てレーザープリンタでの自作デカールで仕上げた


春先に英国から仕入れた 3D製の機種専用 トーバー・キット

サポート材とメインのパーツと区別がつきにくく
 あれぇ? 切っちゃった


RAFのキャンベラとライトニングの専用トーバーなんだが
実物は、それぞれの機体の初期のみに使われたようで
現代の航空博物館でも使われていないという散財に

それでもと、先ずは ファントムを引きまわそうとしたが

F396トラクターが大き過ぎて絵にならず

手持ちの大型機の部類である キャンベラPR.9 に登場願って記念写真



最後は先に完成していた、小型のトーイングカー F59と大きさを比べる為に


やれやれ、やっと2台完成できたよ
残り2台の袋は、どこに仕舞ったかな?
コメント (4)
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記憶が消える前に、修理以来品を納入

2023年07月24日 | プラモの話
昨年末に修理を依頼された、何年か前に 義父に贈呈した
 「日本海軍 爆撃機 銀河」のプラモデル

修理品の破損状況は小破くらいかな~ と算段
自分は別の模型を制作中だったこともあり、手をつけるのを伸ばしていた


昭和17年、 17歳で海軍に志願し
海軍 陸上爆撃機「銀河」の搭乗員となった義父も今年で 97歳
いつその記憶が途切れるかわからないからと
本人からも「修理を急いで~」と頼まれてしまい 手をつけることに

 それにしても、義父は流石 海軍の飛行機乗り
 97歳の年齢でも頭脳明晰、いまだに自分が家長との自負を貫くのには驚く

ページ上の過去記事リンクを参照にしていただきたいが
修理品は、展示ケースを移動中にぶつけたようで
その衝撃で、中の飛行機モデルの脚部が折損し擱坐
プロペラ等も折損してしまったようだ




折損 したパーツは、真鍮線を中に仕込み補強接着したが
いっそ、土台から長めのボルトを伸ばしてモデル自体を固定し
脚に応力がかからないようにした方がよかったかな と今になって後悔している

衝撃で外れて行方不明の操縦席のガンサイト(照準器)は
キャノピー内ということで再生を諦めた




アクリルケースの透明板には、固定ビスからのヒビや
板同士の剥がれもあったが
取り替えはせずに、専用溶剤による流し込み接着で済ませた

単純に昔のままへの修理で済ませることも考えたが
修理することを自分も楽しみたかったので
土台をジオラマ風に改造してみることに



設定は最後の赴任地である台南基地の未舗装な飛行場
手っ取り早く台南という地域の土壌色が欲しかったので
現代ではあるが、台南周辺の衛星写真をサーチ

飛行場内の未舗装地部分をキャプチャーしてプリント
その上に鉄道模型用の砂と草を控えめに配置してみた




それだけではなんとなく淋しかったので
銀河の搭乗員を3名、同スケールの搭乗員
ハセガワ製のキットを仕入れて再現
塗装は アクリルガッシュで


人形のポーズは小改造でなんとかなったが、土台への固定が上手くいかず
別のプラ板に同じ砂地をプリントし、真鍮線を植え込み 立ち姿勢で固定
さらに、資料がでてきた「九一式航空魚雷」にも少々手を加えて添えてみた


搭乗員フィギュアが義父というわけではないが
機体と同スケール、1/72サイズの搭乗員と魚雷を配置することで
「銀河」の大きさを感じられたら、というもの

義父は来客があると~ 決まってこのケースを見せていた
ということなので、素人相手ならなおさらなこと






ヒビの入ったケース面は背面に、目立たぬようにセットし完了
「オッ 銀河って大きな機体だったんだね」 と自分でも再認識

 あとは届ける際に落とさぬよう、ぶつけぬよう 新車扱いで(笑



この模型を、最初に義父に贈呈したのは何時ごろなのか忘れていたが
ケースの裏に 「2000年5月 贈 」と書かれているのを発見
もう20年以上も経ってしまっていたのか 

模型は歳をとらないが、義父や自分もしっかり歳をくったもんだ(笑

当時の模型は綺麗に作り、汚しは少なめが主流だった
今は映画の中のミニュチュアのように
いかにリアルに汚すかを、競い合うような模型作りが主流? に

SNSのおかげで、画像を上げる方が多いから
仕上げた模型を写真撮影すると
光の関係で汚しが控えめに写ってしまう
故にオーバー表現も普通になってしまっているのも事実


 最後に、2000年5月に贈呈した頃の ありし日の「銀河」画像を
 
 

今日、届けに行ってきます
なんとか記憶が消える前に、修理完了「銀河」を再納入できそうだ

 の予定だったけど、年寄りのコロナ騒動で延期に やれやれ
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おにやんま 君 の エッ? 誘惑??

2023年07月21日 | Weblog
最近、自分周辺で急に話題になっている「おにやんま君」

私がその存在を初めて教えてもらったのは
身内ブログである「cofe 中寿美 店長のつぶやき」 内の記事でした

この時は「おにやんま君」の意味がわからず、慌てて検索

昆虫であるトンボ、その仲間のなかでも大きな個体で誰でも納得の 「オニヤンマ」
それをモデルにした作り物のトンボで、スズメバチやその他の蜂類、昆虫類 に忌避効果があるとか無いとか
真偽はわからず、どう~せブツは大陸製だし  といつしか忘れていたのだが・・・


前回の記事でも書いた、先週末の蜂 駆除作業の後
お茶を飲みながら、いただいた菓子を食べていると

グループの皆さんが、世間話しから、いつしか「おにやんま君」の話題に
話の行き着く先は、やはり効果のほどを確かめたい

さらには、ネット上に「おにやんま君 風な」手作り方法が転がっているそうで


こんなの作ってみましたと

実物より数倍カワイイ感じで、「オニヤンマちゃん」の方がお似合いな感じかな

羽根はあってもなくても効果には影響ナシ? だろうと
芋虫状態のままで完成もアリだとか

黄色と黒の縞模様ということで
作業用のロープ、工事現場でお馴染みの「寅ロープ」の切れ端でも同等の効果が~
とか、皆さんお茶を飲みながら話が終わりそうもなく

この羽が付いていないオニヤンマを、私もいただいてしまった
早速、通勤の鞄に付けて蜂避け対策にと~


そうそう、オニヤンマ といえば
自分の以前の仕事場では、毎年実物のオニヤンマが迷い込んできていた
それは夏の終わりを告げるように盆過ぎの訪問者で
羽根はくたびれ、クモの巣がからんでいたりもしばしば

でも、エメラルドグリーンの大きなクリクリした目玉と
体の黄色の縞模様は、腐っても オニヤンマ ここにアリ って存在感


 


 


 
 (画像は当時の自前ブログより抜粋)

蜂等の天敵なんだという オニヤンマ なんだが
蜂に対して、このトンボの何処が危険因子なんだろ

緑の目かな、体の黄色模様かな
全体的な 大きさ なのか?
悩み出したら自分に夏休みはないけど
この夏の「大人の一研究」になりそうだわ(笑

コレ始めたら命がけだよ??? 
体を張った研究になっちゃいそう(笑


そんな事を、話のネタに盛り上がっていた皆さんが帰宅し
部屋を掃除していると

大きな窓の網戸越しに、昼間駆除した「コアシナガ蜂」がとまってた
 ~オマエ 昼間の敵討ちにきたの?

これはチャンスと、いただいたばかりの「オニヤンマ君もどき」を近づけてみる~

 アッ、逃げて行った!
(この撮影画像では、蜂との距離があるので 蜂が小さく写ってます)

まだ、検証実験の1回目だから確証はないが
コリャ、この夏は常にオニヤンマ君を持ち歩かねばだ(笑
 一研究は長期戦の様相~ かな

画像 追加です
我が家の軒下にも、コアシナガ蜂が巣をつくりはじめていた
すかさず「寅ロープ」に登場してもらいました
 
今は、蜂いないけど・・・・ 
巣には、サナギや成虫なりかけもいるからどうなることやら

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一気に真夏がやってきた!

2023年07月17日 | Weblog
昨日の日曜日は、久しぶりに晴れて洗濯日和

午前中は溜まった年寄りやらの汚れ物を干して

 午後は気温が急上昇! 一気に夏本番
 34度の気温表示に、ついに初エアコンとなってしまった

先ずは夏といったらこんな画像でしょ!

デカイ! スイカ 横にほったらかしの包丁が小さく見えるほど


 息子に持って行こうと切ったが
  仕事でいないと  自分で食べるか

このスイカの甘いこと! 生き返るぜ




先週のある日、空に大きな傘がかかっていた


空に描かれた天気予報は大当たりで
翌日から梅雨末期の大雨続き
電車は運休になるし、高校も休校になってしまったし
そんな時は、何故か仕事場が混んだりするんだ

雨が小降りになった隙に、仕事先の駐車場に作られた蜂の巣を駆除


アシナガだと思い、普通に市販のジェット型の殺虫剤を吹いたが
いつもだと、劇的にアシナガに効く殺虫剤なのに 効かない

アレ? アシナガ蜂だよね 
よく見ると巣が見慣れたアシナガ蜂の巣と違うわ
個体もなんとなく小さい

慌てて職場のPCで検索すると~
 どうもコアシナガ蜂という蜂みたい、巣の形も少し曲がった独特の形で

皆さん、この蜂には殺虫剤が効き難いです ご注意を
アシナガに「コ」が付いた だけでエライ違い
油断してたら、も少しで刺されるとこだった

1時間ほどして、様子を見に行ったら
まだ蜂が飛び交ってる
と思ったら3m程横に、もう一つ 蜂の巣が!
こいつも慎重に駆除して、利用者さんの安全を確保 やれやれ



そんなゴタゴタの後には
仕事場の机に


4年ぶりの料理教室で
米粉を利用した、ドラ焼きと紫芋のプリンだそうです
緊張した後には、この甘みがたまりません
 ~ご馳走様でした



先週末は土砂降りの中をコイツのかた付け


周囲の草刈も、雨の為にビーバーまかせで
でもそのかた付けで、ドロだらけになってしまった



散々な一日を終えれば、従姉からお土産が


以前、超高級ホテルのパークハイアット東京(新宿)で
何度かお世話になったことがあった

更に高級度が上がった パークハイアット京都 で仕入れてきたモノだとか
京都らしくコレ 羊羹です
 「DORIED FRUIT YOKAN」

パーク東京(新宿)の料金はシングル 5万円よりだったが
パーク京都の料金はツイン 24万円よりかぁ~ 我が家のボスでも無理だよな

 羊羹、未だ食べてないので画像はありません あしからず


今日は海の日 祝日です
午後から暑くなってきました
午前中から、広報で「不要不急の外出は~ 」と流れていた
こんな日はビールが恋しいのですが
しばらくアルコール禁止の自分

夕飯になったら、いつもの癖で飲んでしまいそうな ~悪寒
だったら、冷蔵庫から出して隠しておけば良いのに~ 隠せない私

 今晩は、スイカ で決まりです(笑
 と書いたのに我慢できずに、ノンアルビール買ってきてしまった
 明日も暑そうなので二日分買ってきたけど
 飲まないよりは~ 程度の満足度ではね・・・


そんなこと書いてたら
この週末は英国で世界最大の軍用機の祭典「RIAT」が開かれていた

RIAT 2023 ARRIVALS 4-K 航空ショー参加機の到着動画です

FIAT会員のみが入れる 航空ショー前日? 前々日?の動画です
ぶったまげそうな機種の勢ぞろいだよ

 参加していた厚木仲間から、天候イマイチで寒くてビールが飲めなかったと
 俺は、ビールも軍用機もお預けなんだが・・・(泣

 彼は先日まで、マイル消化で家族とワイハだと思ってたのに
 その足でUKとは ヒコーキ・マニア は恐ろしい(笑
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夏至のカッパ ~つづき

2023年07月13日 | そら モノ 色々 


この場外からも、中央アルプスの千畳敷カールが見えるので
ついシャッターを押してしまうのだが
どうも手前の山が邪魔で、イマイチ絵にならないし

ヘリの飛行コースとも重なってくれそうもない
  


東の空を背景にすると~

エッ 朝焼け?  天気は崩れそうもないけど・・・


田んぼのあぜ道で撮影していると
5時頃になると、近くの方が何人か
必ず朝の運動? 散歩?に土手道をやってくる

そんな皆さんと、挨拶は欠かせません
大きな犬に曳かれての散歩のオジサンは
「イイ写真撮れたかい! この犬も一緒に撮るかい?」と(笑 

そんなローカルなコミュニケーションも楽しみのひとつ




以前はここより2kmほど南の
「おもしろカッパ館」の近くが場外だった
この河原土手に場外が移ってからも、今年で3年目
絵が毎年 どうしても似てしまうので
少しでも違った絵が欲しいのだが

根本的にスポッターの記録写真派で育った自分は
風景を切り取るセンスなどまったくない・・・(笑




散布中の機体は以前よりも近くなってるのだが、まだまだ遠いな


薬剤散布の絵模様が魅力なんだが
ここのところまともに撮れたことがない

やっと撮れた! と思ったら墨絵ではね
 コントラストを強くしすぎたかな


標高2,612mの「ホテル千畳敷」が朝日に輝きだしてる





結局今年も、4回の散布で終了となってしまった

オマケの最終フライトは、水を散布するタンク内清掃



ラスト・ミッションへ向う機体を追ってると
なんとなく朝日が当ってないかい?


これに期待したんだが~ 
結局散布中には陽が当らず

アルプスとのコラボも叶わず 「お疲れ様」 となってしまった


それでも久しぶりに実機を目の前にしての撮影
機体も初撮影だった事もありスポッターの自分は 満足、満足
 Bell 206 JA6190 ヘリサービス



機体の洗浄が終われば
暫くの休憩後、昼前には次の松枯れ地区へ移動していく
数日間は信州でのフライトをこなし、関東では水稲関係の仕事が待ってるだろう


車に戻り、エンジンをかければ気持ちは現実に引き戻される自分
時計を見れば、この時間帯なら午前6時半には自宅に着けるハズ

また暑さの中で、あわただしい一日が始まりそうだが
早起きで気分転換できたので、気持もフットワークも軽い感じ

また来年も ここに来れる事を願いたい
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