夏の終わりを惜しむかのように開催される恒例の「横田基地 日米友好祭 2012」
~ Japanese-American Friendship Festival 2012, Yokota Air Base ~
英語表記するとやたら長ったらしい名目だったんだね(汗)

この18日、一日中曇り雨の不安定な天気予報に今年も長傘持参で遠征しました
大昔、「限りなく透明に近いブルー」という村上龍氏の小説があった
その舞台がここ横田基地の街、「福生(ふっさ)」
1970年代後半の小説が出る直前、学生だった私はR16 沿線を行ったりきたり
フェンスの向うはベトナム戦争のイメージが未だ残り、福生の街は米軍色がもっと濃かった
田舎者には都会とは明らかに違う、独特の危険な空気も魅力だった
そんな事を思い出しながら毎年この街で電車を下りる
横田基地への最寄り駅、青梅線「牛浜駅」の
混雑ナシは例年にないこと
工事中で使用を控えるようにとの事前アナウンスと、荒天予報のおかげかな
陽射しがないので、
歩かなければ暑さは思ったほどはないのだが(笑)
開門30分前にゲート前に到着したが混雑も例年より少しだけ少ない?
と思ったら次から次とバスのツアーらしき団体さん到着してました
9時の開門後、恒例の大行列 荷物検査を過ぎれば
ひたすら飛行場地区エプロンを目指す

途中にあるフードエリアもこの時間だと閑散
コレが昼前にはグルーピーな おねぇちゃん や カップル
家族連れ等で大混雑し身動きできない程になるんだ
航空機展示エリアは例年通り韓国から飛来した在韓米軍の F-16C が先ずお出迎え

今年は烏山(オーサン)空軍基地から飛来した機体でした
同じくこちらの F-16C は三沢基地所属機

毎年の常連で何か変わった塗装でもないのか、と思ったら
烏山、三沢どちらのF-16もインテーク横には新型の目標探知とレーザー照射システム
AN/AAQ-33 Sniper targeting pod を装備しての飛来
同じく在韓米軍の機体、タンクキラーの地上攻撃機 A-10C Warthog(イボイノシシ)も友好祭の常連だ

やはり烏山空軍基地からの飛来で、ステップ・カバー裏の絵柄は「死神」
上の機体と一緒に飛来したのは、アメリカ本土から韓国に臨時展開中の A-10
大戦中のフライング・タイガーからの歴史有る 23rd飛行隊の機体

空軍公認の唯一シャークマウスを描ける飛行隊の A-10 なので
マニアの被写体としては今年一番?の注目かも
でもこのシャークマウス、目の感じなのかマウスの角度か少々迫力に欠けてます(笑)
A-10ブースのパッチ等売りは大盛況で長蛇の列、私は横から覗くだけで諦めました
岩国からは海兵隊の F/A-18D VMFA(AW)-225 バイキング の色ナシ

戻ったばかりの飛行隊機が来たのは良いが、どうせ色ナシなら三沢の18 (サソリ)が見たかったな
ブースの椅子には海兵隊の飛行装具一式がかけられていた

ヘルメットのバイザー・カバーがかなり魅力的、ブースでの販売は勿論ありませんでした