”諏訪大社上社 本宮一之御柱”(5月17日)
旅の二日目17日、朝は強い雨だった。
数えの七年に一度の諏訪御柱祭は、
昨日で二か月に及ぶ祭りのすべてが終了した。
今回は御柱に来なかったが、
こんな天気の日だから、
御柱を建て終えた後を見て回ろうとカミさんの発案。
あとの祭りではない。祭りのあとを見に行くのだ。
上社までは間欠ワイパーでは間に合わない強い雨降りだった。
「御柱、こんなにきれいだった?」とカミさん。
前回、山出しの時傷だらけの御柱しか見てない私もそう思った。
あとで聞くと、里引きの前に皮を剥き、
荒縄でこすって艶出しというおめかしをするのだそうです。
うっそうと茂る社の森の中で、
雨に濡れた御柱が明るさを放っていた。
↓ 正面鳥居をくぐって、社殿の右隅が一之御柱、
左隅が二之御柱。以下時計回りに、三、四と続く。
↓ は二之御柱。
↓ 二之御柱の前の鳥居から参道を望む。
松の木の生えた家は、私のおばあさんの生家だ。
旅館であったという。明治後期の記念写真に、
若いおばあさんと、この松が今と同じ大きさで写っている。
松に比べて私の命の時間の早さよ。
↓ もう一度一之御柱に戻って。
祭が終わっても観光客は次々とやってきます。
次回は下社へ。
”SONY α6000”
私が初めてミラーレス一眼を手にしたのはソニーのこのミラーレスだった。
二年一ヶ月前のことです。
一眼レフのサブカメラどころか良く働いてくれました。
ところが五月の大型連休前に、ジョグダイヤルが固くなったり、
シャッターを押した後も合焦マークが付きっぱなしになったりして、
やむなく修理に。
10日ほど経った連休明けにソニーから電話が来た。
お預かりして時間が経っているが、基盤を取り寄せたいが
月末頃になってしまう、それではお客様に申し訳ないので、
新品ボディーと交換ということではどうかという電話である(熊本地震の影響?)。
丸二年間使い倒してきたカメラだ。
前のカメラが欲しいなんて言えるわけもない。
料金は修理見積りの1万6千円なにがしで良いという。
一も二もなくOKした、「色は」と聞かれて、
持っているカメラがオール黒なので
このカメラだけはシルバーにしていた。
黒ではないという頭から「白にして下さい」と言ってしまった。
今日荷物が届いて驚いた。真っ白だ。
そうか白いのもあったな。
見ていて次第におかしくなってきた。
このカメラを持つなら、
細身で、背筋が伸びて、背も心持ち高目が良い。
頭にはハットをかぶって、首元はループタイで。
歩くなら裏通りはやめて、メインストリートを品の良い目線で。
カメラを使い倒すどころか
カメラに服装まで縛られそうな自分が目に浮かんだ。
♪~白いカメラに変えたのは~ なんのつもりがあるのでしようか~
私が変わってやる~