”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった”
国道299号の正丸トンネルを抜けると、
この文学作品の出だしを生で感じることがよくあります。
トンネルに入る前は、雪のゅの字もなかったのに、
トンネルを抜けたとたん山肌も道も真っ白だ。
「わぁ、撮って」と言いたいが後ろのカメラに手が届かない。
車を脇に止めたいのですが、車を寄せる場所がない。
かれこれ言っているうちに道の駅についてしまう。
カミさんのタブレットで。
↓ 道の駅芦ヶ久保。
雪は完全に除雪されているのですが、
地面は隙間なく氷でコーティングされています。
ジョウビタキ♀ ↓ 羊山公園。
「猿、撮ったよ」。カミさん見せてくれた。
撮りたい集落があって、集落の中を歩いていた時でした。
撮影終えて、地元の人と話している時、「猿!」。
集落の屋根の上を猿の一団が悠々と通過していきます。
慌てて、車から望遠カメラを出した。
「しっかり追っ払わないとだめなんですよ、口でしっ!とか言ってもびくともしない、
棒を持つとか、音を出すとか、石を投げるとかしないと」。
でも残酷なことはしたくないという気持ちはくみ取れました。