”ヒトリシズカ”
ビンのゴミ出しの日、家の横に行ったら、
ヒトリシズカが見ごろに咲いていた。
山野で出会うと感激するのに、
鉢植えで咲いていると、きれいで当たり前というように見られる。
あなたは不運ですね。↑
↓ 親戚からもらってきた花。
今季初デビュー。名前もまだ知りません。↓
↓ 花を撮っていると、「わっ、またこんなにいる」と叫ぶ。
花が終わった実海棠。幹の下から上まで模様のようにアブラムシ。
若葉が出そろうかと思ったら、葉が縮まって乾燥気味だ。
「もうお店やってるから」と殺虫剤を買いに行くことになった。
「高い、千円もした」、とカミさん。
そうさ、虫を殺すんだから「兵器」だ、兵器は高いのは当たり前。
急に私の妄想が広がった。
人間にとってさしずめ、これは「化学兵器」だ。
あと数十分で、薬剤を振りかけられるアブラムシに知る由もない。
それを分かっている者と知らない者。
戦争の引き金を引く者に人としての躊躇はないのだろうか。
「正義は力のある側にある」。人の英知はまだここを超えられていない。
科学は進歩する一方なのに。
「政治は人間が行ってはならぬ」、人工知能に任せよ。
こんな国際取り決めが出来たりして。
とんだ妄想でした。