”草津白根山 湯釜”
もうこの時は火口から500m以内立ち入り禁止になっていた。
今日のブログのトップは文句なく雪の朝の写真になるはずだった。
ところが、突然の白根山が噴火したとのニュース。
雪かきをしていたら「白根山が噴火したって」。
とカミさんが言う。私はてっきり、上の写真の湯釜の方かと思っていました。
ところがニュースを見ていたら、本白根山(もとしらねさん)の方ではないか。
それも鏡池付近だという。昔のブログを引っ張り出してみました。
↓ 火口越しに見る本白根山。
火口斜面のニホンカモシカ。
私はこの報には驚いた。
噴火の危険のあるのはてっきり湯釜の方だと思っていたからです。
湯釜の駐車場はここ数年閉鎖されているので白根山へのアクセスはずっと減った。
この写真は一昨年、下のロープウェーの駐車場に車を止めて、
ロープウェーのお世話になって本白根へ行った時のものです。
ところが危険だと思っていた湯釜ではなく、
安全と思っていた本白根山が噴火するとは。
↓ 本白根から見る湯釜。
それに鏡池ってすごく地味な池で、一度は水辺まで行きましたが、
その後は上から眺めるだけでパス。
見た目が地味かは噴火の危険とは何の関係もないのですが。
↓ 噴火場所とみられる鏡池。
今回の噴火の話を聞いて、2014年の木曽の御岳山の噴火を思い出しました。
あの山もその時まで、噴火の危険など誰も思っていませんでした。
私たちはその4年前に8合目まで登っていました。
今回も、危険だと遠巻きにしていた山ではなく、
退避していた場所が爆発するなんて。
冬でなかったら私たちも行っていたかもしれません。
3000年の沈黙は地球の時間では取るに足らないのですね。
↓ このゴンドラが噴石の直撃を受けたんだ。