浅草柳橋と言えば、江戸時代からの花街。
ここが花街として栄えたのは昔の東京オリンピックの少し前頃までと言います。
私が東京に出てくるよりさらに前という事だろう。
ここが栄えなくなった決定的なことは、隅田川に高い堤防が出来たことと、
隅田川の汚染で川が臭くなったことで人が寄り付きにくくなったことだという。
学生時代は総武線沿線に下宿していたから
この辺は何時も通過していた。
確かに電車で居眠りしてても川を渡る時は匂いで目が覚めた。
でも東京に出て来たばかりの私は、
昔の落語に出てくる話の舞台に居るんだと思うだけで心高鳴った。