歌舞伎町1丁目1番
関東も梅雨明けしましたね。
暑くてうだるような暑さの中、
新宿に出たついでに、
以前良く撮りに来た新宿ゴールデン街に
足を伸ばしてみました。
下の写真。点景として通行人を入れたつもりが、
撮られた人がまっすぐと私に向かってきた。
さては写真を撮られたことでいちゃもん付けられるか。
やや覚悟して構えていると、外国人だ。
私のカメラが気になったのか、
カメラの話をしてくる。
彼のカメラバックにはニコンのフルサイズ機が2台。
まだ真新しいF2.8の中望遠ズームレンズを見せて、
28万円した。このレンズはすごく写りが良い
という、写真談議になったのだ。
日本に来て10年以上になり新宿区に住んでいる。
写した写真をスマホから見せてくれた。
この路地を舞台に、女性をいっぱい撮っている。
どうやらプロみたいだ。
路地の自然光や夕方の照明を生かして、
女性たちが目いっぱいカメラに向かって
生き生き写っている。
撮る人と撮られる人が楽しんじゃっている感じだ。
この辺りはカメラを堂々と出すのにも気が引けるのに。
この路地を舞台に声掛けして撮っているのです。
私がやりたくて最も出来ないことを
さらっと外国人がやってしまっているのです。
アマチュアはどうしても情景写真だけになってしまって
対比するのが恥ずかしいようだと話すと、
彼は写真にはプロモアマもないという。
言われればその通りで私はさらに落ち込んでしまう。
店から人が出てきた。
彼は〇〇ちゃんと声をかけ手を振る。
店の人たちにも顔見知りなのだ。
英語の名刺を渡してくれた。
インスタグラムは登録してないから見られない。
写真の上達しない壁はこの年になっても
人にぶっちゃけられない性格を越えられるか否か
だと思い知らされた。
その内に、下戸の私がこの辺りの店の止まり木で
カメラ振りかざして変身しているかも。
私を知る人は一斉に、ムリムリというのが
聞こえてきそうだ。↓