終点 三ノ輪橋駅

　終点です。近くの大通りに出て隅田川までの道を尋ねました。

　放置自転車監視指導員のゼッケンを着けた同い年位のおじさんに、川はどの方角か。歩いてどのくらいかたずねました。

「昔は大川と言っていた。歩いて１０分位か」。
見かけといっては失礼ですが、体格からうける印象とは正反対に人なつこさを感じる話し方です。これが下町の人の気質なのかとうれしくなりました。

　

開店前のうなぎ屋

　千住大橋に向けて、ゆっくり歩いていく。
個人商店が多い街は人の営みを感じる。

　このお店は帰りに通ったらうなぎ屋さんであることが分かった。

千住大橋

　橋のたもとに木が植えてあるのがうれしかった。
江戸時代は大名行列が、江戸への入り口としてこの橋を渡ったという。

　当時の様子を描いた掲示板が橋の下にありました。

千住大橋から

　懐かしい引船に合いました。

くつろいだ食堂

　店の看板は喫茶店であり食事とも書いてある。
前を通ったら醤油のだしの甘い煮物のにおいがしてくる。

　朝は飯を食べてこなかった。こんな日は普段控えている焼肉でも昼に食べるつもりでいた。
しかしこの店の前で足が止まってしまった。時間は１０時歩きつかれて腹も減る時間だ。

　店に入って、あのにおいの物をくれと言うと、定食にはみんな付いているという。Ａ～Ｄ定食まである。Ｃ定食を頼む。

　においの正体は。大根の煮つけだった。
一センチ位の半月に切った大根が濃いあめ色に煮付けられて出てきた。
久しぶりにおなかが鳴るような感覚でブランチを食べる。

　私がうまいと言ったせいか、女将さんも気さくに話してくれる。
奥に居た板前さんが、さっき橋の上で写真を撮っている人が居たけれどと言い出す。お客は私一人、しらない街でくつろいだ食事が出来てうれしかった。

　椅子の猫は最初から最後まで微動だにしなかった。

人生横丁 池袋

　池袋駅に近そうなところで都電を降りた。サンシャインビルに近い場所だ。

　適当に駅に向かって歩いていたらこの横丁に出会った。
夜の街を昼間見る風情はと見ていたら猫が横切る。
出来過ぎだよとおかしくなった。　

１１月１４日（水） オオタカ

　「珍しい水鳥が見られるとの知らせがあったので一緒に行かないか」とお誘いを受けて出かけました。

　昨日のバードウォッチングが空振りだったので今日は気合が入ります。

　ところが目的の鳥を発見する以前に、オオタカに出会ってしまいました。
私は初対面、しかも距離は近い。興奮してしまいます。

　目的の鳥は、朝早い時期に見たという人も居ますが私たちは会えませんでした。
　
　しかしそれ以上にオオタカには満足した日でした。

オオタカにちょっかいを出すカラス

　オオタカが何かの餌を食べているのでしょうか。カラス二羽がオオタカの後ろを行ったりきたりしながら徐々に距離を詰めていく。

　カラスもオオタカを威嚇する。

カラスを威嚇するオオタカ

　カラスとオオタカの距離が詰まった瞬間オオタカがくるりと向きを変え羽を広げて威嚇する。

　でもカラスはしつこい。

逃げるオオタカ

　ついにオオタカが飛び立ってしまった。

この世界は力が強いだけじゃだめなんだ。カラスのしつこさの勝利。

１１月１３日（火） 空振り

　そろそろブログに鳥の写真を載せたいなと思っていたところに、ミヤマホオジロを見に行かないかと誘われた。

　願ってもないことと同行させていただいた。
しかし前日は見られたというのに今日はだめだった。時期的なことと、４家族も行ったから鳥が驚いたか。

　鳥を待つ間に近くの草花を撮り歩き。ピクニックを楽しみ帰って来ました。

.

.

残照 入間川

　一旦帰宅したが、まだ日が高いので川端に出て日没までのひと時写真を撮った。

八高線の鉄橋に向けて、川原には４人位が三脚を立てていた。

阿岩橋 入間川