”横川峡へ”(11月9日)
旅の三日目。
早朝の高ボッチを撮った後なので、今日はあとは付録状態だ。
前の日にもここへ来た。しかし夕方で時間が十分なかったので、
今日はもう一度ここでゆっくりして帰ろうとなった。
ここはカミサンの実家から山一つ越えた、横川川沿いの峡谷です。
一昨日、親戚においとましているのに、
まだ裏山をウロウロしているとは思うまい。
ここに来る途中、「かやぶきの館」という古民家を改造した、
お風呂などのある施設がある。
ここで売っているお焼きの具に、
義兄が野菜などを納めていると話していた。
ナス味噌の具のお焼きを買った時、
カミサンが兄がここに茄子を納めていると話したら、
「○○さん?」と一発だ。世間は広くない。
旅の三日目。
早朝の高ボッチを撮った後なので、今日はあとは付録状態だ。
前の日にもここへ来た。しかし夕方で時間が十分なかったので、
今日はもう一度ここでゆっくりして帰ろうとなった。
ここはカミサンの実家から山一つ越えた、横川川沿いの峡谷です。
一昨日、親戚においとましているのに、
まだ裏山をウロウロしているとは思うまい。
ここに来る途中、「かやぶきの館」という古民家を改造した、
お風呂などのある施設がある。
ここで売っているお焼きの具に、
義兄が野菜などを納めていると話していた。
ナス味噌の具のお焼きを買った時、
カミサンが兄がここに茄子を納めていると話したら、
「○○さん?」と一発だ。世間は広くない。
国道から10数キロ奥に、「蛇石」という天然記念物がある。
結婚する前にカミサンの案内で初めて行った場所だ。
そこまで行って折り返そうということになった。
まだ人家があるうちは里山で、峡谷ではありません。
結婚する前にカミサンの案内で初めて行った場所だ。
そこまで行って折り返そうということになった。
まだ人家があるうちは里山で、峡谷ではありません。
蛇石の場所はキャンプ場にもなっています。
ゴミを目当てに熊が出没するので、
ゴミを出さないように注意書きが出ている。
熊でなくても、猿もかなり要注意だ。
人が少ないと足元見られる。
帰り道、道路の猿を発見。
撮ろうと車をスローにして止めたら、
崖の上の木に登って威嚇の為か木を揺する。
ソフトボール大の岩が落ちてきた。
車に当たらなくて良かった。
ゴミを目当てに熊が出没するので、
ゴミを出さないように注意書きが出ている。
熊でなくても、猿もかなり要注意だ。
人が少ないと足元見られる。
帰り道、道路の猿を発見。
撮ろうと車をスローにして止めたら、
崖の上の木に登って威嚇の為か木を揺する。
ソフトボール大の岩が落ちてきた。
車に当たらなくて良かった。
”高ボッチ山頂からの諏訪盆地”午前3時56分(11月9日)
車を降りて、山頂まで10分程の道を歩き始めた時、
足元がパリッと固い霜柱の上を歩いている音がする。
途中、鉄塔がある場所の近くに10台近い車が止まっていて、
そこから盆地の明りがちらっと見えたが、
教えてくれた、かつみさんは山頂まで行った方が良いと言う。
私も以前来ていたので同感に思って、山頂を目指したが、
こちらには同行者が一人もいない。
でもここまで来れば場所の勝手はわかっている。
山頂に立つと初めて目の前に諏訪盆地が現れる。
思わず「わっ!」と言い出しそうな明るさだ。
さっきまで暗いと思って走っていた街が、
LEDを敷き詰めたような明るさだ。明るすぎる。
宇宙飛行士になって地上を見ているようだ。
車を降りて、山頂まで10分程の道を歩き始めた時、
足元がパリッと固い霜柱の上を歩いている音がする。
途中、鉄塔がある場所の近くに10台近い車が止まっていて、
そこから盆地の明りがちらっと見えたが、
教えてくれた、かつみさんは山頂まで行った方が良いと言う。
私も以前来ていたので同感に思って、山頂を目指したが、
こちらには同行者が一人もいない。
でもここまで来れば場所の勝手はわかっている。
山頂に立つと初めて目の前に諏訪盆地が現れる。
思わず「わっ!」と言い出しそうな明るさだ。
さっきまで暗いと思って走っていた街が、
LEDを敷き詰めたような明るさだ。明るすぎる。
宇宙飛行士になって地上を見ているようだ。
撮り始めて5分位、しきりとシャッターを押していた。
暗闇がかすかながら見え始めてくる。
夜明けに向かっている証拠だとシャカリキに撮っていたが、
やがて気が付いた。
私の目が暗闇に慣れただけだった。
そう簡単に明けやしない。
暗闇がかすかながら見え始めてくる。
夜明けに向かっている証拠だとシャカリキに撮っていたが、
やがて気が付いた。
私の目が暗闇に慣れただけだった。
そう簡単に明けやしない。
カメラを右に振ってみた。
天竜川に沿って伊那谷の明りが見えている。
光の帯がくびれて途切れている山の右の端あたりから、
昨日は盆地を撮っていたのだ。
林道を来る時、唐松の落ち葉が雪の様に降る中を走ったり、
目の前に鹿が2頭いたりした。
頂上エリアは草が刈られて、柵がめぐらされている。
私は柵をまたいで、5~6メートル盆地側に降りた場所に脚を立てた。
少しは風をよける。
でも少し傾斜しているので、あまりカメラに集中していて、
動こうとすると風と傾斜でよろけてしまう。
三脚の足を草の中に思い切り挿しこんだ。
天竜川に沿って伊那谷の明りが見えている。
光の帯がくびれて途切れている山の右の端あたりから、
昨日は盆地を撮っていたのだ。
林道を来る時、唐松の落ち葉が雪の様に降る中を走ったり、
目の前に鹿が2頭いたりした。
頂上エリアは草が刈られて、柵がめぐらされている。
私は柵をまたいで、5~6メートル盆地側に降りた場所に脚を立てた。
少しは風をよける。
でも少し傾斜しているので、あまりカメラに集中していて、
動こうとすると風と傾斜でよろけてしまう。
三脚の足を草の中に思い切り挿しこんだ。
かなり丸い月が出ていたが20分足らずで沈んでしまった。
しゃがむと、頭の高さ位にススキがあるので風をよけることが分かった。
それでも寒い。
着替えたシャツを再び出して重ね着してきたので最低の防寒は出来ているが、
足がいけない、足が汗をかいてしまい、冷えてくる。
知らずに歯を食いしばっていた。
顎の筋肉が張っている。
あと一時間は何の変化もないだろう。
「太平洋一人ぼっち」ならぬ、「高ボッチ一人ぼっち」だ。
「ヒュ~~、ヒュ~~」
すぐ後ろで鹿が大きく鳴いた。
熊でなくて良かった。
しゃがむと、頭の高さ位にススキがあるので風をよけることが分かった。
それでも寒い。
着替えたシャツを再び出して重ね着してきたので最低の防寒は出来ているが、
足がいけない、足が汗をかいてしまい、冷えてくる。
知らずに歯を食いしばっていた。
顎の筋肉が張っている。
あと一時間は何の変化もないだろう。
「太平洋一人ぼっち」ならぬ、「高ボッチ一人ぼっち」だ。
「ヒュ~~、ヒュ~~」
すぐ後ろで鹿が大きく鳴いた。
熊でなくて良かった。