ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

8月30日 そういえば日本は選挙だった

2009-10-04 | イタリア滞在記
日曜なので、なんとなくゆっくりしようかと思ってキッチンでTVをつけてみた。日曜の朝から男女がぐだぐだ愛し合ったり殺人が起きたりするような映像を流していいのかなんて思いながらも、つい見ちゃったよ。ていうか、はっきり映るチャンネルがほかにないし、映ったと思ったら“ハム太郎”やってるし…。

いつまでもだらだらしていないで出かけることにする。最初に目指したのはサン・マルコ修道院美術館。確か日曜は12時まであいているはず。しかし、第5日曜は休みだった!フラ・アンジェリコの受胎告知は絶対見なきゃいけないよねえ。しっかり時間を確認して後日来るとしよう。次はアカデミア美術館。かなりの人が並んでいるので今日はやめにする。でも日本人の姿はない。たまにはここにも来ようぜ!それから、メディチ家リッカルディ宮殿に行ったが閉まっていた。ここは開いているはずなのになあ。。。そうすると今日の予定が総崩れだ。うろうろしていたら新たなスーパーと100均を発見しちゃったよ。もう!

だらだら歩くにも、店がほとんど閉まっているので町歩きの楽しみがないではないか!とりあえず、お腹が減ったのでシニョリーア広場からちょっと路地を入ったところのBarでパニーノと飲み物で?3.1の昼食。

近くにサンタ・クローチェ教会があるからそこへ行くことにする。広場はかなり広くて露店も出ている。後でみどりちゃんの本(※若桑みどり先生の本『フィレンツェ』です。敬意と親しみを込めて勝手に“みどりちゃん”と呼んでいます!)で確認したら、この教会は聖フランチェスコ派の教会で気をつけて見なければいけない個所がたくさんあったのに…半分はクリアしたと思います!みどりちゃん、許して!日本人の女子2人(大学生?)が「ミケランジェロさま~」ってお祈りポーズをしていた。悪くないけどなんか違う。でも、なぜここに日本人が来ないのかが不思議。ちゃんと教会の成り立ちを知っていれば絶対に来たくなるだろうし、Giottoのフレスコ画もパッツィ家の礼拝堂も見るべき価値はとてもあるのにね。ちなみに、オーディオガイドの日本語はありません!

気候としてはそれほど暑くなく(風は強かった)歩きにくくはないが、いかんせんどこもかしこもChiusoでつまらん。なのでちょっと早いがフラットへ戻ることにする。3時前撤収って早いね。近所のBarでピスタッキオのジェラートを買って(?1.6)。

ゴハン作りをしていると、ティナとルカが帰ってきた。ルカはお兄さんの結婚式があって実家に帰っていたそうだ。招待客は140人のおっきなものだって!それから、日本語の「いただきます」と「召し上がれ」の違いを教えてあげた。レストランならお客は「いただきます」と言って、カメリエーレが「召し上がれ」と言うんだよと。そしたら「メシアガレ」「メシアガレ」と何度も繰り返していた!ちゃんと使えるかな!そして彼らは8時半からゴハンだと言って出て行った。“疲れた疲れた”と言いながらもシャワーを浴びて外へ行く。そして、ビステッカを食べるんだって!考えられない。

しかし、?5でミケランジェロの墓が見られたりGiottoのフレスコ画が見られる環境って、やっぱりすごい!


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