ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

9月3日 レッスン7日目

2009-10-07 | イタリア滞在記
毎日の生活に慣れてきた。だからというわけでもないが、最近私はとても無口だ。正直なところ、ヒアリングがちゃんとできていない。喋りはできているのかというともっとできていない。はっきり言って文法がかなりめちゃくちゃになっている。。。もちっとなんとかしないとね。生きた会話なんてできやしないって感じ!

本屋で村上春樹の本を探した。日本でイタリア語版を買おうとすると恐ろしい値段なので、絶対に1冊は買うつもりだった。Duomoからほど近いここの本屋は大きいし品揃えも豊富だ。ノルウェイの森が?11だった(多分日本で輸入物を買ったら3000円くらいはする!日本のように文庫があるといいんだけどね)ので買うことにする。映画公開の前にイタ語版も読破するぞ!

そして、アカデミア美術館でダビデ像の本物に会ってきた。四方から心ゆくまで見てきました。本物の持つ迫力はやはりすごいですね。あのスペースの周りが座れるように椅子を配置してあるのは、同じようにじっくり見たい人のためだ。たくさんの若者たち(アカデミアの学生たち?)がミケランジェロの彫像を模写する姿には驚いたけれども、ここから500年後にこのスペースを埋める芸術家が育つかもしれないんだよね。イタリア人には誰しもが芸術家の遺伝子が備わっているのだろうか?
この美術館の上階へ上る階段横には、小さな板絵がいくつかガラスケースに展示されていた。どことなくマンガチックでもあり、ほんわかした気分にさせてもらえる。残念なことに誰も足を止める様子がない。展示室ではなくて階段にあるくらいなので価値が違うのだろうが、日常的なことが描かれていてこういうのは結構好きだなあ。

また、楽器の展示スペースでは、優雅にチェンバロを聴きながら(その場で演奏がされていた)ストラディバリを見た!この美術館はまた訪れたい!

※この日のレッスンの様子は現地ブログに書いたのでそちらをご覧くださいませ



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9月2日 レッスン6日目

2009-10-07 | イタリア滞在記
今朝はバスに乗るまでに時間が余り過ぎていた。なので、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(バス停のすぐ後ろ)のファサードを写真に撮り、しばらくその前の大きなベンチのようなものに座っていた。次から次に様々な国の人が訪れては写真を撮っていく。あらためてすごいです。

ハーブを刻んだり、イカやエビをミンチ状にする際、mezzalunaという道具を使う。その名のとおり半月の形をした刃物です。両端にある把っ手を持ってまな板の上で左右交互に動かします。今日はこのmezzalunaを、私がお土産で持っていった砥石で砥げるかと先生にいきなり聞かれた。がんばればできるけどあの形を砥ぐって…刃の部分を平均的に砥げるのか?砥石だけ水に浸しておいたけれど、その後で先生がチャレンジしたかどうかは不明!

フラットへ戻る際、大家さんの経営しているジュエリーショップを見に行った。なんだか忙しくしているらしく、次の日はミラノへ行ってしまうとのことだったので、気に入ったのがあったら買ってもいいかな~と軽~い気持ちで。たずねていくと、お父さんやお母さんを紹介してくれてとても歓迎された。さらに、今まで作ったジュエリーの写真を見せてくれたりしたが、「どう?どう?気に入った?」とぐいぐい迫られちょっとびっくり。残念ながら私の趣味に合わないものがほとんどだったので見るだけで終わりましたとさ。ゴツイ系のアクセサリーが好きな人にはいいかも。

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