香港を舞台にした悲劇的映画ー「ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜 」
喜劇も難しいけど、悲劇もまたそう思う。ハリウッド映画にもありそうなテーマだけど、この映画の魅力は香港という街そのものという気がする。
無料テレビギャオで観られる。
ここでーhttp://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0079580/
人生
いつからか
爆弾のような卵
卵のような爆弾を
握りしめて生きてきた
決して何ものをも
生みだすことのないその命を
握りしめてきた
人生で教わったのは
酒と
煙草と
裏切りと
殺しあうことの不毛さと
二日酔いで死にたい朝に
生卵を飲むことぐらい・・
いったい誰が
小鳥たちや木々や
自然や人間たちを
殺しつづけてきたのか・・
◆聞いてしみじみと感動した松山千春の歌「時計」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=fZe7VEXCxms&feature=related
松山千春と鈴木宗男という故郷北海道の先輩への尊敬の念がいよいよ強くなる今日この頃・・
◆時計を逆回りを試みたSF作家ーフィリップ・K・ディック
ディックの死後に制作、公開された『ブレードランナー』(ハリソン・フォード主演のこの映画がディック映画では一番好きかも・・)『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』などのSF映画原作者として・・最近最も人気のあるSF作家ディックは、僕の一番好きなSF作家でもある。
ディックが1982年3月、53歳という若さで心臓病で没してから、もう四半世紀以上が経ってしまったんだな・・と感慨深い。ディックについてはーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BBK%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF
ディック作品についてはーhttp://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/pkd.html
《アメリカSFを全面批判した、ポーランドのSF作家スタニスワフ・レム(「ソラリスの陽のもとに」映画の原作者で僕の好きなSF作家ベスト3の一人)は、唯一ディックを称賛し、「ペテン師に囲まれた幻視者」と彼を評している。》
作家というものは、”もしもこうだったら”という希求が根底にあるのかもしれない。とりわけその限界にストレートかつ過激に挑戦するのがSF作家なのかも。
僕の好きなディック作品はー
◆ディック入門作品としては「地図にない街」「ゴールデン・マン」を薦めたい。幻想的でありつつ読後が爽やかな作品。
◆一番好きな作品をいつも思い出せなくて困る・・大爆発で死の境をさ迷う8人の入り混じった幻想と、生き還った彼らが、奇怪な宗教に支配される世界からもとの世界に帰る方法を探る・・「虚空の眼」だったかちと自信がないな。
◆「高い城の男」・・日独が勝利してアメリカが両国の植民状態の戦後社会。
◆「火星のタイムスリップ」・・火星開拓時代の超能力少年の物語。
◆「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」・・もっとも人気がある彼のSF(「ブレードランナー」として映画化)で、「人間とは?」がテーマの重い哲学的ともいうべき物語。その映画は、映画化されたディック作品中では最も原作に忠実だった。
喜劇も難しいけど、悲劇もまたそう思う。ハリウッド映画にもありそうなテーマだけど、この映画の魅力は香港という街そのものという気がする。
無料テレビギャオで観られる。
ここでーhttp://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0079580/
人生
いつからか
爆弾のような卵
卵のような爆弾を
握りしめて生きてきた
決して何ものをも
生みだすことのないその命を
握りしめてきた
人生で教わったのは
酒と
煙草と
裏切りと
殺しあうことの不毛さと
二日酔いで死にたい朝に
生卵を飲むことぐらい・・
いったい誰が
小鳥たちや木々や
自然や人間たちを
殺しつづけてきたのか・・
◆聞いてしみじみと感動した松山千春の歌「時計」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=fZe7VEXCxms&feature=related
松山千春と鈴木宗男という故郷北海道の先輩への尊敬の念がいよいよ強くなる今日この頃・・
◆時計を逆回りを試みたSF作家ーフィリップ・K・ディック
ディックの死後に制作、公開された『ブレードランナー』(ハリソン・フォード主演のこの映画がディック映画では一番好きかも・・)『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』などのSF映画原作者として・・最近最も人気のあるSF作家ディックは、僕の一番好きなSF作家でもある。
ディックが1982年3月、53歳という若さで心臓病で没してから、もう四半世紀以上が経ってしまったんだな・・と感慨深い。ディックについてはーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BBK%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF
ディック作品についてはーhttp://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/pkd.html
《アメリカSFを全面批判した、ポーランドのSF作家スタニスワフ・レム(「ソラリスの陽のもとに」映画の原作者で僕の好きなSF作家ベスト3の一人)は、唯一ディックを称賛し、「ペテン師に囲まれた幻視者」と彼を評している。》
作家というものは、”もしもこうだったら”という希求が根底にあるのかもしれない。とりわけその限界にストレートかつ過激に挑戦するのがSF作家なのかも。
僕の好きなディック作品はー
◆ディック入門作品としては「地図にない街」「ゴールデン・マン」を薦めたい。幻想的でありつつ読後が爽やかな作品。
◆一番好きな作品をいつも思い出せなくて困る・・大爆発で死の境をさ迷う8人の入り混じった幻想と、生き還った彼らが、奇怪な宗教に支配される世界からもとの世界に帰る方法を探る・・「虚空の眼」だったかちと自信がないな。
◆「高い城の男」・・日独が勝利してアメリカが両国の植民状態の戦後社会。
◆「火星のタイムスリップ」・・火星開拓時代の超能力少年の物語。
◆「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」・・もっとも人気がある彼のSF(「ブレードランナー」として映画化)で、「人間とは?」がテーマの重い哲学的ともいうべき物語。その映画は、映画化されたディック作品中では最も原作に忠実だった。