詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

UFOが見えるというのも超能力の一種かも

2009年09月07日 | 政治
  「星空」

僕の一家も北海道でそろってUFOを眺めてことがあるので・・「宇宙人」と呼ばれてる鳩山次期首相やその妻を笑うい飛ばすことができない。流れ星だと見ていたら、いつまでも消えないので、家族全員を呼んでみんなでそれを眺めた。その光は猛スピードでUータウンしてきて半島へと消えていってしまった。

北海道・東北・日本海でのUFO発見者が多いのは空気が綺麗なせいかもしれない。
ほんとに「天の川」に相応しい川のような星の帯が空を横切っている。

ただもうひとつの仮説としてはー
臨死体験をした者にはなんらかの超能力が身につくのではとも思う。UFOはその能力が弱まった形態なのかもと思う。僕や父と同じように臨死体験をした母は、しばしば死者が見えると言っていたし・・カラスが窓をつついて「お姉さんが死んだよ」と僕に語った翌日、その姉の死がもたらされたりした。

新大陸アメリカ先住民族の多くでは、イニシエーション(成人儀式)として、聖なる山で幾晩かをそこで独りで過ごして・・その夢によって、守護動物やシャーマンとしての能力を測られてきたし、シャーマンの語源ともなったシベリア先住民では、そのような素質を認められた者は数年間流離の旅へと。シャーマンという人類最古の文化が日本・アメリカ先住民・シベリアではまだ健在だ。

日本最大のシャーマンの空海や宮澤賢治も同じ文化の中で生まれたシャーマンではと思う。
日本では、同じように野山を流離う沖縄のユタや恐山のイタコやかっての東北の流れ巫女がいた。
そしてとりわけそれが豊かだったのがかってのアイヌ民族だった。

鯨のゆりかご 猫のゆりかご

2009年09月07日 | 日記
ここのブログにはSF/ホラー好きは皆無なんだろうか?
表題は、米国のインテリに人気のあったSF作家の皮肉たっぷりの進化論。
(鯨のほとんどが生まれ育つという鯨のゆりかごの海の番組を観て連想を・・)でも、ドレスデン無差別爆撃に遭遇の「スローターハウス2」の方がはるかに面白かったけど。

僕が好きなSFベスト10はー
①「バトルランナー」(ホラーの帝王S・キング)・・シュワちゃん主演映画は原作と全く違うクソくらえ映画!9・11とマスメディア支配ソフトファシズム社会を予言
②「」題名をちと忘れてしまった。現在一番人気あるSF作家ディックの作品で、最先端研究所の爆発に遭遇した人々の過去の夢が入り混じり・・ハリソンフォード主演の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」(1982年に『ブレードランナー』として映画化)と、「追憶売ります」(1990年に『トータル・リコール』として映画)も忘れがたい。

注:日本SFの金字塔「斎藤家の核弾頭」(原発跡地等へチップを埋め込まれて追いやられる下位番号の貧民たちが手作りの原爆を国会議事堂に向けて発射)を書いたホラーの女王篠田節子が好きだった・・ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムは、アメリカSFを全面批判したが、唯一ディックを称賛し、「ペテン師に囲まれた幻視者」と彼を評価していた。

③「1984」(現代SFの父ジョージ・オーウェル)・・日本の現代ホラーの始祖村上春樹「19Q4」の下敷きになった作品。「1984」の方が断然面白い。他にもスペイン反ファシスト戦争の「カタロニア賛歌」、アニメ版も面白い「動物農場」。「パリ・ロンドン放浪記」も忘れがたい。
(最底辺生活者の生活のルポ作品を描こうと、1928年から1929年皿洗いとして働きながら、パリで暮らす。1930年から1931年はロンドンとロンドン周辺を、浮浪者にまじって放浪。その経験をもとにの1933年に最初の著作)
注:村上春樹で好きなのはー「海辺のカフカ「ハードボイルと・・」「羊をめぐる冒険」

⑤「夏への扉」・・これを読まずして猫好きとは百年早い。美しい復讐の物語
⑥『地球の長い午後』(ブライアン・オールデイズ)・・地球最後の日がテーマの想像力の極地!
⑦「ソラリスの陽のもとに」(レム)・・映画もスリル万点だった。
⑧「トレジャーハンター」・・ロシアSFを代表して
⑨「ハイライズ」(J・G・バラード)・・人類の滅びが一貫したテーマの作家。反戦映画の傑作「太陽の帝国」の著者。残念なことにちょっと前に死亡。
⑩「虎、虎、虎よ」・・これもまた復讐の物語。復讐物が大好きなのかも

どっちかというとアメリカSFよりもイギリスSFが好きかもしれない。
女性SF作家にもバイオ関係作品ですごい作家がいたような気がするけど・・思い出せないな。

詩「眠たい」・・「売ったらあかん」

2009年09月07日 | 
    眠たい

今年はなんだか
無茶苦茶に眠たい
まるで冬眠不足の熊さんみたい
知床のオンボロ農家から
沢庵一本をかっぱらっていった熊さんみたい

◆カラオケで時々歌う唄「恋の街札幌」。まだ高校生の君と初デートした大道りビアガーデンを思い出すなはーhttp://www.youtube.com/watch?v=bXEE0GLQSpg

何故この歌を思い出したかというと・・少し前の日記で紹介した放浪歌手小川ロンさんが、札幌の時計台の音ってどんなのかと待ってたらしい。
すると、同じくそれを待ってた老夫婦がいて、話しをしたら青森の小学校長さん。教育に悩んで自殺を試みたこともあったと聞いて、それ以来、そこの学校やあちこちの学校・施設を訪問してコンサートをするようになったんだとか。

まだ若かりしロンさんがその詩にほれ込んで、随筆家の岡部伊都子さんに会いにいって作曲したのが「売ったらあかん」という曲。
作曲させてくれと頼み込んだのに、どうしようかな・・と悩んだ末のロンさんの結論は、自然に、語るようにだったとか・・


   売ったらあかん   岡部伊都子

 売ったらあかん
 友達を 売ったらあかん
 子どもらを 売ったらあかん
 まごころを 売ったらあかん
 本心を 売ったらあかん
 情愛を 売ったらあかん
 信仰を 売ったらあかん
 教育を 売ったらあかん
 学問を 売ったらあかん
 秘密を 売ったらあかん
 こころざしを 売ったらあかん
 大自然を 売ったらあかん
 いのちを 売ったらあかん
 自分を 売ったらあかん
 自分を 売ったらあかん


◆その曲名を知ることができたのはーhttp://blog.goo.ne.jp/hanamokukai/e/7b2c52e77d2bd6b58ae697eae6b355d9
◆うろ覚えのその詩をやっと検索してリンクできたサイトはーhttp://www.yumekaido-kodomokan.org/blog.php?ID=35
◆↓日記でリンクした以外のロンさんの歌が視聴できるサイトはーhttp://www.kmusic.info/shop.html

◆この小川ロンさんの曲はどれもしみじみした素晴らしい曲・・だれかもっともっとYouTubeに彼の歌をアップしてくれんかなーhttp://www.youtube.com/watch?v=JgxWJweoEYI&feature=related
◆かなり前のNHK深夜ラジオで流れてたロンさんの歌はこの歌を数倍過激にした曲々でボブディランやローリングストーンズを連想だったーhttp://www.youtube.com/watch?v=IFmcDnfeEkY