専門家ではないのであくまでも個人的な意見だけど・・古代の氏族や家は「血縁的共同体」で、国家は「契約的共同体」(法律という契約を国と国民が結ぶ)と分類可能と思う。
それでは、NPO・NGOや、僕がブログ等で何度か提案した相互扶助的な「時間貯蓄ボランティア銀行」や「地域通貨」(故童話作家エンデが提唱した一定期間毎に貨幣価値を減少させて最後は貨幣価値ゼロに)はどのように分類可能な共同体なのだろうか?
それらは、「個人意志参加的共同体」とでも形容すべきなのではと思う。
どの国や地域でもかつて存在していた仕組みの、(日本以外では現在存在)・・講・結い・無尽(お金をだしあって順番に融資し合う仕組み)のような物があったし、日本では明治以降、それらが銀行にされて、たぶん現在は法律的に認められていないのではと思う。
このような優れた過去の遺産を、新しい形で生かしたのがヨーロッパのNPO・NGO(税金からの支援で社会福祉、社会教育~起業支援、海外支援まで)であり・・
それをさらに未来的な形にしたのが、僕の提案した相互扶助的な「時間貯蓄ボランティア銀行」や「地域通貨」(減額直前の混乱を避けるための宝くじ機能付き)なのではないのかと思う。
オランダ等のヨーロッパの多くで成功しているNPO・NGOですら、何故日本では一歩も進展しないどころか・・宗教界のように暴力団・カルト等の隠れ蓑や資金源になったりするんだろうか?
民主党政治家の一人が、これらから税金を取る等と言っていたが・・それ以前に肝心なのは、お金と情報のガラス張り化(闇勢力との関係)で、糞と味噌をきちんと分別して、味噌のように地道に社会貢献をやっている組織には、むしろ税金からの援助なのではないのか?
闇勢力に貢献している糞に対しては、国税庁を省にして、財務省から独立させて政治主導にして(検察法務官僚も人事権を法務大臣に与えて)、ビシビシと情報公開や調査・告発をすべきと思う。