詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

推理する楽しさー韓国映画『殺人の追憶』の舞台になった・・「華城事件」を推理する

2011年09月21日 | 映画
ー私の血がワインのように熱しても何の意味もない。誰よりも私を愛した人を海の中から呼び戻すこともできないのだから(リルケ『石像の歌』より)


この映画で有名になった『華城事件は終わっていないー担当刑事が語る「殺人の追憶」』を読了する。
この事件は、ついに犯人が見つからず時効というが・・
処女作にその作家の資質のほぼすべてが現われるように、最初から数件の殺人事件にその鍵があったのではと思う。

それはー金を奪う(恨みを隠蔽する目的だったのかも)と水原市場との関連だ。
犯人は水原市場に関連がある人物だし・・
それを警察に悟れないないためのその後の連続殺人であったり、犯人が女であった可能性すらあると思う。
白髪が犯行現場にあったように、ぼくはかなりの高齢者と思うが・・

◆この事件の概略についてはー「ここ」