詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

【大緊急】フィリピンへのレーダー輸出を受注した三菱電機に抗議を集中してください!

2020年03月26日 | 犯罪
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。

年度末になって、悲しい事実が明らかになりました。三菱電機が、いった
んはタイへの輸出に失敗した防空レーダーを、懲りずにフィリピンへと売
り込んでいた案件で「受注に成功した」との報道です。

安倍政権初の武器輸出の「実績」を認めるわけにはいきません。撤回を求
める声を集中してください!

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【大緊急】フィリピンへのレーダー輸出を受注した三菱電機に抗議を集中してください!
https://kosugihara.exblog.jp/240206070/

三菱電機がフィリピンへの防空レーダー輸出で落札したと3月26日の朝日
新聞が報じました。金額は100億円規模。2014年4月1日の武器輸出解禁か
ら6年を前に、初の完成品輸出となります。

三菱電機、レーダー輸出へ 「三原則」後、完成品は初(3月26日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3T7RT9N3LULFA04L.html

これは、米国主導の中国包囲網作りの一端を担う、事実上の紛争加担です。

三菱電機は、F35戦闘機等への搭載が想定される戦闘機用ミサイルの日英
共同開発にも参加するなど、国内軍需企業では武器輸出の面で突出してい
ます。

同社は、上司のパワハラにより社員が自死に追い込まれたり(2019年8月
など)、過労死隠ぺい工作が発覚するなどによって、「ブラック企業大賞」
を2年連続受賞しています。内にも外にも暴力を向けるその体質は深刻です。

朝日の記事によれば、「5月までに正式に受注する予定」とのこと。抗議
の声を集中して、輸出からの撤退に追い込むことが必要です。

・「"死の商人"になるな」「武器輸出を辞退しろ」の声を大至急届けてください!
・三菱電機製品の不買をSNSなどで宣言して、実行してください!

◆三菱電機に抗議を!
(TEL) 03-3218-2111(代表)

# 三菱電機不買 でツイートを!
【不買できる製品の例】
・液晶テレビ「REAL」
・冷蔵庫「MXシリーズ」
・アルカリ乾電池「EX」
・掃除機「風神」
・炊飯器「本炭釜KAMADO」
・エアコン「霧ヶ峰」

〔週刊 本の発見〕『わたしもじだいのいちぶですー川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史』

2020年03月26日 | 犯罪
「なかよくしよう」と訴えるハルモニ
『わたしもじだいのいちぶですー川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史』(康潤伊・鈴木宏子・丹野清人編著 日本評論社 2019年1月 2000円+税) 評者:佐々木有美

 川崎市に桜本という街があります。桜本は、5年ほど前、ヘイトスピーチデモの標的になりました。戦前から朝鮮人のコミュニティーがあり、戦後も多くの朝鮮人が移り住みました。この街には「ふれあい館」という多文化共生をめざす施設があり、その中に識字学級があります。本書は、そこに通う在日のハルモニ(おばあさん)たちの作文集です。ハルモニたちは現在、80歳台後半から90歳台。子ども時代に教育の機会を奪われ、日本語を聞くこと、話すことはできても、読むこと書くことができません。実はこの識字学級とヘイトスピーチとは、直接の関係があることが、読み進むうちにわかってきました。

 朝鮮半島から日本へ、日本からまた朝鮮半島へ、そしてまた日本へ。植民地支配と朝鮮戦争、差別のはざまで、命からがら生き延びてきたのがハルモニたちでした。ランドセルを背負って学校に通うことが彼女たちの夢でした。そのハルモニたちが文字を持つことで、かけがえのない歴史の一コマ一コマを蘇らせています。徐類順さんは、朝鮮での子ども時代に日本人の家に行った記憶を書いています。「わざと10えんだまをあちこちにおいてもっていくかみはっていました。そのころほかのいえでもにほんじんはおなじことをしていました」。呉琴ジョさんは、お米を庭に隠したお父さんが日本人の警官によって「あしに松の木をはさんですわらされた」と拷問の場面を書いています。日本の植民地支配の実態が素朴な文章の中から迫ってきます。

 でも書けないこともたくさんあります。金文善さんは、戦後焼酎を作って売り、三人の子どもを育てました。警察に摘発されて刑務所に入ったこともあったそうですが、そのことは、作文には書けませんでした。在日の人々に健康保険が一律に認められたのは1986年。それまでは医療機関にかかることができませんでした。金芳子さんは、炭鉱で働く父親がけがをして職場を追い出され、一家が飢えに直面したと書いています。


*川崎市桜本

 そんなハルモニたちが2015年9月「戦争反対」の声を桜本で上げました。政府が安保関連法案を提出したときのことです。国会前には行けないハルモニたちは地元で手作りデモをしました。戦争で、さんざんな体験をしたハルモニたちの思いは強かったのです。でもそれがその後のヘイトスピーチデモの発端になってしまいました。「朝鮮人は出ていけ!」と押し寄せるデモに金芳子さんはこう書いています。

 「・・・いまさらかえれっていわれてもかえるところはありません。もう日本にきて81年にもなるんですよ。かんこくには私のうちはないここにしかいるところはない。子どもやまごに、そんないやなことばをきかせたくない。もう、そろそろそんなことやめにして、なかよくしましょうよ、とにかく一トラヂ会(筆者注 在日高齢者サークル)にあそびにきてください。いっしょにしょくじをしてうたったり、おどったりしましょう。」ヘイトデモをする人たちに「なかよくしよう」と訴えるハルモニ。何もかも抱擁する姿は彼女たちの過酷な体験を逆に映し出しているかのようです。
 本書には、ハルモニたちとともに識字学級に通うニューカマーの日系人のおばあさんたちの作文も収録されています。どの作文も、人生がギュッとつまっています。

*「週刊 本の発見」は毎週木曜日に掲載します。筆者は、大西赤人・渡辺照子・志真秀弘・菊池恵介・佐々木有美、根岸恵子、杜海樹、ほかです。

赤木俊夫さん殺し真犯人判明?<本澤二郎の「日本の風景」(3636)<「大阪地検の山本真千子特捜

2020年03月26日 | 犯罪
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/24103033.html
2020年03月26日 jlj0011のblog


<「大阪地検の山本真千子特捜部長だ」と事情通が通報>
 コンビニで立ち読みでもいい。発売中の文春を読んだという事情通が、早朝に電話をしてきた。「近畿財務局の赤木俊夫さんの自殺の真犯人は、大阪地検である。山本真千子だ。赤城さんは山本に殺されたようなもの。赤木殺害の真犯人は山本地検特捜部長であることが分かった」と一気にまくしたててきた。
 理由が大ありだ。

<内部通報者を保護する義務違反、逆に追い詰めた!>
 森友事件の国有地払い下げに関する公文書改ざんについて、赤木さんと上司の池田靖氏は、大阪地検に改ざんの経緯を詳しく報告した。二人は内部告発者・内部通報者であろう。

 まともな国であれば、勇気ある英雄のはずだった。検察は、二人を身の危険から、保護する責任があった。逆に赤木さんに対して、山本検察はとことん追い込んでいった。保護する義務を放棄して、反対に問い詰める捜査に徹した。

 山本特捜部長の恐ろしい人間性と、背後に控える山本を操る大阪高検と、法務省事務次官ということが、容易に想定される。

 英雄賞のはずが、逆に犯罪者を強いられてしまった。身動きが取れない中で、哀れ赤木さんは苦悶の末、自殺したものであると断定できそうだ。

<大阪地検は正義の検察ではない、大出世の山本>
 真実を吐露した犯罪事実を隠ぺい・握りつぶした山本・大阪地検は、安倍ー黒川ラインを狂喜させたに違いない。

 結局のところ、森友事件のタダ同然の国有地払い下げに絡んでの、安倍夫妻の売国奴のような暴政によって、森友夫妻をも罪に追い込んだだけでなく、公僕に徹した赤木さんをも箱詰めのようにした。

 想像を絶する安倍夫妻の犯罪である。森友夫妻と赤木俊夫さんの両者を犯罪に仕立て上げ、その過程で赤木さんを死に追い込んだものであると、これまた断定できる。

 「私と妻が関係していれば、首相も議員も辞める」との安倍の国会答弁は、大阪地検の恐ろしい悪魔捜査が、見事に成功、今も首相の座を離れようとしていない。検察に正義はなかったことになる。

 多くの国民は検察と無関係であろうから、こうした検察の犯罪について、理解が進まないのかもしれないが、ともあれ赤木さんを殺したような特捜部長が栄転している。これが安倍・自公内閣の正体なのである。
 何度でも断罪したい。

<「女検事は男以上に出世にこだわりを見せる」とも>
 筆者は、自立しない日本の女性、やくざが跋扈する日本、レイプ文化の日本という真実を、2014年4月28日の「木更津レイプ殺人事件」の徹底取材で知ってしまったジャーナリストである。

 したがって、女性の人権意識の高揚に重大な関心と、擁護に努める言論を展開してきている。山口強姦魔にも関心が強い。これに対抗して屈しない伊藤詩織さんの健闘を、ペンで支援している。東京新聞の望月記者にも頭が下がる。日刊ゲンダイには、峰田記者ら数人の女性記者の活躍にも、いつもジャーナリストの先輩として、高く評価している。

 だが、何らかの資格を取得した女性の正義と人権意識は、官邸や自民党本部で活躍してきた御仁の視覚だと、残念ながら著しく低い。最近では森雅子である。人間として最低であることさえも、本人はわかっていない。

 役人の出世欲は半端ではないが、特に男よりも女の方が強い。そのためには蛇の道にも、平気で渡る。山本がその典型だと理解できる。

<黒川ー山本検察は万死に値する>
 事情通はこう決めつけた。「検察は万死に値する。黒川検察・山本検察が大手を振るような日本になると、日本から正義と法治は完全に消えることになる。独裁政治を保護するための検察は、その実、自分のための検察であって、国民のための正義の公僕ではない」というのである。
 ぜひ異論・反論を、参考までに聞かせて欲しい。

 政治から自立して、関与しない検察が、この7年間、まったく機能しなくなった。それでも国民は、彼らに生殺与奪の権限を付与している日本である。

2020年3月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


関連記事
「すべて佐川局長の指示です」――森友問題で自殺した財務省職員が遺した改ざんの経緯<森友スクープ全文公開>(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/850.html

世に倦む日日 @yoniumuhibi 五輪延期が決まった途端、青天井で検査を増加、アクセル踏

2020年03月26日 | 犯罪
これからはベッドと酸素マスクの奪い合いだ。これまではPCR検査の奪い合いだった。上級はすぐに検査してもらえ、下級は検査してもらえず「4日間じっと我慢して待つのだぞ」「ちゃん!」だった。これからは、ベッドと酸素マスクが上級に優先して割り当て。コネなし下級は諦めるか自力で肺炎克服。

東京が封鎖発動するときは、首都封鎖の形になり、必ず1都3県の広域大封鎖になる。黒岩祐治、大野元裕、森田健作も同席しての大々的な発表になる。それをやった後で、安倍晋三が緊急事態宣言なんて出しても、全然インパクトなく注目されない。目立ちたがり屋の安倍晋三が出番を譲るわけがない。

早ければ明日、遅くとも来週には緊急事態宣言が出そう。うずうずしている感じ。宣言を出すためには「全国的な蔓延」が条件だから、安倍晋三、関西の検査数に鞭入れてますね。もっと大阪の検査数増やせと。九州とかも、もっと数出せと。東京だけじゃ宣言出せない。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350921000.html …

米国、わずか1日で感染者が +10.941。すでに 65.797 人。今週中に中国を追い越してしまう。これまでのどの国よりも感染拡大のスピードが速い。しかし、それだけ猛烈に大量検査をこなしているということでもある。ドライブスルーで。中国に負けてない。米国の底力を見る思い。https://www.worldometers.info/coronavirus/

妥当な数字だ。妥当な予測と試算。米国ではこうですよね。現実と向き合ってリアルな状況と変化を考えて行く。こうした数字を出して叩き台にする。これがあって220兆円の財政出動という政策も出てくる。日本にはこれがない。全ては安倍晋三の胸先三寸と言いなりでだらだら。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000032-reut-bus_all …

これ、安倍晋三、狙ってますよね。来年度予算上げて、緊急事態宣言して、小池百合子が東京封鎖を発動したら、国会審議停止じゃないですか。補正予算等は国会外で少人数か、電話会議でやろうとか。基本的に内閣に全権委任でいいなとか。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-23675284-bloom_st-bus_all …

予想どおりと言うか、分かりやすいというか、あれほど検査を絞っていたのに、五輪延期が決まった途端に、青天井で検査を増加させている感じ。検査のアクセル踏みまくり。早く首都封鎖やりたくてうずうずしてますね。都知事選の障害も取れたことだし。小池百合子と安倍晋三。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6355168

根津公子 : 判決を読みながら、うれしさをかみしめている

2020年03月26日 | 犯罪
3月25日逆転勝訴 2009年「君が代」不起立処分取り消し控訴審判決
   根津公子

 まさかの逆転勝訴。これまでの裁判では、地裁・高裁ともに本人尋問が認められてきていたが、09年控訴審ではそれが認められなかったこともあり、判決に1ミリの望みも持つことはできずに来た。だから、小川秀樹裁判長が主文を読み上げ、「根津公子…処分を取り消す」と聞こえてはきたが、意味不明という状態だった。
 今、判決を読みながら、うれしさをかみしめている。

 ■根津処分と判決の経緯
 「君が代」不起立に対する処分は、一般には「戒告まで」。「戒告、減給を超えて停職の処分を選択することが許容されるのは、過去の非違行為による懲戒処分等の処分歴や不起立行為の前後における態度等(「過去の処分歴等」)に鑑み、学校の規律や秩序の保持等の必要性と処分による不利益の内容との権衡の観点から当該処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的事情が認められる場合」(2012年最判 アンダーラインは筆者)とされている。

 根津の不起立ついては、1回目(05年3月)が減給6月処分、2回目(05年5月)が停職1月処分、3回目(06年3月)が停職3月処分、4~6回目(07年、08年、09年のいずれも3月)が停職6月処分とされた。

 このうち、07年停職6月処分は15年に控訴審で逆転勝訴し、16年にそれが最高裁で決定した。処分を加重する「具体的事情」として「過去の処分歴」はすでに使われてきており、今回新たな「具体的事情」はないと

いうことが処分取り消しの理由。この判決は河原井さんだけでなく根津の損害賠償も認めた。

 ■河原井さん処分と判決の経緯
河原井さんの不起立は04年1回目の不起立処分は是認されたが、減給から停職6月処分はすべて取り消されてきた。損害賠償も06年停職1月、07年停職3月処分取り消し訴訟で認められた。

したがって、今日の訴訟では、河原井さんは損害賠償請求をしていた。

 ■今日の判決
「主文 1 (1)東京都教育委員会が平成21年3月31日付けで控訴人根津に足して下懲戒処分を取り消す。(2)控訴人根津のその余の請求を棄却する。 2 控訴人河原井の本件控訴を棄却する。 3 訴訟費用は(略)」。「根津のその余の請求」「河原井の本件控訴」はいずれも損害賠償請求。

損害賠償については、09年時点では12年最判も出ておらず、判決もいろいろであったから、停職処分を行った都教委に瑕疵はないという、地裁判決と同じ判断だった。

【根津の処分は都教委の裁量権の逸脱濫用だとした理由について】

これまで最高裁が処分適法と確定した根津の処分量定については、どれもが「相当性を基礎付ける具体的事情があるということができる」、08年処分の処分理由に加えられたトレーナー着用については「あえて学校の規律や秩序を乱すような行為を選択して実行したものも含まれており」と判示したうえで、しかし、次の3点を挙げて「裁量権の逸脱濫用」とした。

① 「職員の懲戒に関する条例によれば、停職期間の上限は6月とされていて、停職期間を6月とする停職処分を科することは、さらに同種の不起立行為を繰り返し、より重い処分が科されるときには、その処分は免職のみであり、これにより地方公務員である教師としての身分を失うことになるとの警告を与えることとなり、その影響は、単に期間が倍になるという量的な問題にとどまらず、身分喪失の可能性という著しい質的な違いを被処分者に意識させることになり、これによる被処分者への心理的圧迫の程度は強い。特に、控訴人根津の場合には、前期説示のとおり、その不起立行為の動機、原因は、控訴人根津の歴史観ないし世界観等に由来する「君が代」や「日の丸」に対する否定的評価等のゆえに、本件職務命令により求められる行為と自らの歴史観ないし世界観等に反して本件職務命令に従うか、教師としての身分を失うことになるかの選択を迫られる状況に置かれることになる。」と、停職6月処分の重さをいう。

② 「以上のことを踏まえれば、本件根津不起立について停職期間を6月とする停職処分を科すことは、十分な根拠をもって慎重に行われなければならないというべきであるところ、ア.控訴人根津について過去に懲戒処分や文書訓告の対象となったいくつかの行為は、平成17年度卒業式における不起立行為についての平成18年3月の懲戒処分について考慮され、その後、同種の非違行為が繰り返されて懲戒処分を受けたという事実は認められない上、イ.本件根津不起立行為は、以前に行われた掲揚された国旗を引き下ろすなどの積極的な式典の妨害行為ではなく、控訴人河原井と同様の国歌斉唱時に起立しなかったという消極的な行為であって…」(ア.イ.は筆者)とした。

  アは07年控訴審判決が何度も同じ「過去の処分歴」を「具体的事情」とするのはまずいとしたのと同じ。「その後、同種の非違行為が繰り返されて懲戒処分を受けたという事実は」との判示は、前部分を補強する。イは処分対象となった行為不起立行為は、根津も他の人も同じなのだと判示してくれた。

  この部分についての地裁判決は、「「ア.本件不起立自体は……着席したという消極的な行為……であること、イ.平成19年3月30日付停職6月の処分が取り消されていること等を考慮しても、ウ.過去の処分に係る非違行為の内容及び頻度、重要な学校行事等における教員の職務命令違反であるという……諸事情を綜合考慮すれば、……具体的事情があったものと認めることができる。」(ア~ウは筆者)だった。アイを「考慮した」と書くが、考慮した形跡はまったくないままにウの結論に行ったのだった。なので、この部分の判示はうれしい。

③ 「停職6月の平成20年3月の懲戒処分がされた後は、本件根津懲戒処分時まで、控訴人根津が、勤務時間中に、平成19年度の本件トレーナ―着用行為のような行為をしたことはなく、また、その他の非違行為がされたことについては、これを認めるに足る的確な証拠はない。これらのことを踏まえれば、本件根津不起立については、職員の懲戒に関する条例により上限とされている6月を停職期間とする停職処分を科すことは、控訴人根津の過去の処分歴や不起立行為が繰り返されてきたことを考慮しても、なお正当なものとみることはできないというべきである」。

  地裁判決は、トレーナー着用を大きな「具体的事情」とし、「過去の処分」を「具体的事情」にすることは二重処分だとこちらが主張してきたことについて、「前回の平成20年3月の停職6月の処分を更に加重するものではなく、前回と同じ量定の懲戒処分を科すものであるところ、一般的に、同じ態様の非違行為を繰り返している場合、前回の処分よりも軽い処分とせず、同一の量定の処分を行うことは、公務秩序を乱した職員に対する責任を問うことで、公務秩序を維持するという懲戒処分の意義や効果に照らし不合理であるということはできない。」と、加重処分ではないと開き直った。

また、こちらが、複数回体罰をした教員の体罰事案では、前回処分よりも次の処分が軽い事例を列挙して主張したことに対し、判決はこれについても全く無視し、「前回の処分よりも軽い処分とせず」と平然と嘘を判示したのだった。

 ①~③をあげたうえで判決は、「以上によれば、本件根津懲戒処分において停職期間を6月とした都教委の判断は、具体的に行われた非違行為の内容や影響の程度等の鑑み、社会通念上、行為と処分との均衡を著しく失していて妥当性を欠くものであり、懲戒権者としての都教委に与えられている裁量権の合理的範囲を逸脱してされた門と言わざるを得ず、違法なものというべきである。」と判示した。

 上告は2週間以内とされている。都教委は上告するであろうから安心はできない。

世に倦む日日 @yoniumuhibi 検査のアクセル踏みまくり。早く首都封鎖やりたくてうずう

2020年03月26日 | 犯罪
これ、安倍晋三、狙ってますよね。来年度予算上げて、緊急事態宣言して、小池百合子が東京封鎖を発動したら、国会審議停止じゃないですか。補正予算等は国会外で少人数か、電話会議でやろうとか。基本的に内閣に全権委任でいいなとか。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-23675284-bloom_st-bus_all …

予想どおりと言うか、分かりやすいというか、あれほど検査を絞っていたのに、五輪延期が決まった途端に、青天井で検査を増加させている感じ。検査のアクセル踏みまくり。早く首都封鎖やりたくてうずうずしてますね。都知事選の障害も取れたことだし。小池百合子と安倍晋三。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6355168

「東京封鎖カウントダウン – カタカナ語のコピー乱造に興じる御用専門家」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/30907793/

五輪延期が決まって、障害がなくなったとばかり検査を増やし、発表感染者数を増やしてますね。予定どおりの行動。いよいよ首都封鎖へカウントダウンだ。安倍晋三、私権制限しまくる緊急事態宣言に舌なめずり。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200325-00000074-nnn-soci …