先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

九州のアジアからの留学生

2017年01月01日 07時52分46秒 | 日記
九州のアジアからの留学生が、急激に増えている。そして、出身国も、中国・韓国から、ネパールとベトナムに変わってきている。留学生というからには、ほぼ全員が学生で、ネパールやベトナムからの留学生は、日本語学校生、中国からの留学生は、最近は私立大学に通っている人が多い。そしてほとんどが、バイトをしている。しかし専門技術があるわけではないし、大した会話が不要な、流通業や飲食業でのバイトとなる。とくに福岡では、深夜のコンビニにアジアからの留学生が多くみられる。此処にはひとつ、大きな問題があって、最低賃金でしか稼げない。大学に通っている留学生は、仕送りや公的な奨学金がとれている留学生が多いが、ネパールやベトナムからの留学生は、自分で生活費や学費を稼ぐ事を前提で日本に来ている。寝る時間を少なくしてバイトをしても、学費や生活費を稼ぐのは、しんどい話。しかも、学校を卒業しても、まともな職業に就けるわけではない。


西日本新聞に、アジアからの留学生相手の日本語学校と学生の生態の記事が出ていた。それによると、日本語学校には、良心的で、きちんと教育するため、少人数に抑えているところと、金もうけ主義でやたらに学生を増やし、学生の日本語取得はどうでもよいとしているような日本語学校も少なからずあるという。福岡だけで、15万人のアジアからの留学生がいるという。そして後者の類の日本語学校では、学級崩壊も出ていて、学生の生態も、まともに授業参加をしておらず、ポケットラジヲで音楽を聴いていたりで、試験ではカンニング横行という。結局、日本語を習得して、日本で働きたいと熱い思いで来日した留学生の希望はかなえられず、失意で帰国せざるを得ない留学生も少なくはない。

そういう状況であるが故、アジアからの留学生の中には、犯罪に走ったり、強姦をしたり、深夜仲間で酒を飲んで大騒ぎをし住民から警察沙汰にされたり、問題を起こすことが増えている。じつは、このような留学生問題は今に始まったことではなく、10年20年前に、中国と韓国からの留学生が多かった頃も、同様な状況で、留学生による残酷な殺人も発生していた。今も昔も、ごく少数ではあるが、犯罪に走ってしまう留学生がいる。

最近、警察庁の犯罪調査統計をみることがあったが、ベトナム人の犯罪が急激に増えていた。留学生の厳しすぎる生活環境に絶望して、犯罪に走ったのがわかる気がする。下記の統計は留学生とは限らないが、その状態がうかがい知れる。





そもそも、ベトナム人は温和な人が多いのに、日本での犯罪が増えていることは、勉学したい、日本で働きたいという熱意にこたえていないどころか、逆に厳しい環境に落としているから!


10年前、20年前に指摘されていた、アジアからの留学生の待遇改善と教育環境の改善が少しも改善されていない。アジアの人たちの技能を期待しているのなら、早急に改善しなければならないのに、政府、地方行政は何の対策もとっていない。



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