先端技術とその周辺

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OECD指標は、韓国経済は下降? 

2018年05月14日 02時39分12秒 | 日記

 

韓国のけいざいは、若者の就職率が芳しくないとは聞いていたが、OECDの景気先行指数も基準値を下回ったという。せっかく、南北融和ができようとしているのに残念。

【世宗聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)がこのほど発表した景気先行指数(CLI)によると、韓国は今年1月と2月、2か月連続で基準値の100を下回った。基準値を下回ったのは2014年9月(99.8)以来で、韓国経済の先行きが懸念される。

 同指数は、国内製造業の動向や超短期金利の差、輸出入物価、株価指数などを基に、6~9月後の景気動向を占う。指数が基準値100を上回ると景気拡大を、基準値を下回ると景気後退を意味する。

 韓国は昨年3~5月に100.9とピークを記録したが、徐々に下降。今年1月に99.84となり2月はさらに悪化の99.76だった。基準値(100)を下回ったことも懸念材料だが、昨年6月から9か月連続の下落は景気後退をはっきりと予告するものと言えそうだ。

 ほかの国が上昇傾向にある中での下落という点も気がかりだ。OECDの平均は16年7月(99.5)に底打ちし、昨年4月に100を回復。最近も100.1~100.2で推移している。日米を含む主要7カ国(G7)の平均も今年2月は100.1だった。

 韓国統計庁の景気指標も韓国の先行きの懸念を表している。景気の先行きを示す先行指数の循環変動値(3月)は先月から0.2ポイント下落の100.4だった。昨年8月の101.2から8か月で0.8ポイント下落したことになる。

 

 


東シナ海で中国掘削船 油田試掘か

2018年05月14日 02時15分45秒 | 日記

 

産経新聞によると 東シナ海の日中中間線付近で中国が一方的に進めるガス田開発で、中国が移動式掘削船を停船させ、新たに掘削作業を開始したとみられることが12日、政府関係者への取材で分かった。ガス田掘削施設の設置に向けた試掘の可能性がある。同海域で掘削船の停船が確認されたのは昨年7月以来。外務省は中国側に「一方的な開発行為の継続は遺憾だ」と厳重に抗議、即時中止を要求した。

 政府関係者によると、5月上旬に日中中間線の中国側で、中国の移動式掘削船1隻が作業をしているのが確認された。海面が変色しており、装置を海底に固定して試掘を進めているとみられる。この掘削船は中国国有企業「中国石化上海海洋石油局」所属の「KANTAN(カンタン)7」。昨年7月に今回の現場から約10キロ南西の海域で確認され、冬まで作業を実施していたとされる。前回の海域で施設整備に向けた動きは確認されていない。

 中国はこれまでに、日中中間線の中国側に16基のガス田掘削施設を設置。新たな掘削施設など海洋プラットホームを構築するため試掘を繰り返している可能性がある。施設が整備されれば、ヘリパッドや小型レーダーの設置など軍事転用 につながる恐れもある。

 東シナ海で日中間の海洋境界は画定しておらず、日本政府は中間線を境界にすべきだとしているが、中国側は合意していない。日中両政府は平成20年、境界画定までの期間について東シナ海の一部に共同開発区域を設定するなど協力することで合意した。だが、その後交渉は中断し、中国による一方的な開発が進んでいる。

外務省のサイトに掲載された2015年6月に土台の設置が確認された海洋プラットフォーム(第12基)の例と地図.ガス田掘削施設はすでに15基あるという。