先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

麻薬より危険「食べるのをやめられなくなる食品」リスト

2019年07月20日 23時55分25秒 | 日記

 


高脂肪、高カロリーの食べ物は、麻薬的な快楽を生み出す。お腹がいっぱいでも、食べ続けてしまう。そして、体重がどんどん増えていく。それはどのような食べ物なのだろうか。一般的に砂糖が大量に含まれた高脂肪、高カロリーの加工食品は依存性の高い食べ物の上位に挙げられる。例えば以下のような食品だ。

ピザ
チョコレート
クッキーの詰め合わせ
アイスクリーム
フライドポテト
チーズバーガー
 

炭酸飲料
ケーキ
チーズ
ベーコン
フライドチキン
ロールパン
ポップコーン

イェール大学の研究チームは食べ物依存症を診断する質問リスト「Yale Food Addiction Scale」を作成した。下記の質問に「はい」が多数ある場合は注意が必要だ。

・満腹の時でも食べたいですか?
・ある食べ物を家で食べられない時に、わざわざ食べに出かけますか?
・スナック菓子やクッキーを少し食べるつもりが、一袋食べてしまうことがありますか?
・衝動食いの傾向がありますか?
・食べるのをやめられない食べ物がありますか?
・友達や家族と過ごすより食べていた方がいいですか?
・食べ過ぎが怖くて、昔好きだった活動やイベントを避けていますか?
・食べ過ぎで生活に支障が出ていますか?

麻薬の依存症と同様に、食べ物に対する依存症から抜け出すには第三者の助けが必要だ。食生活の見直しを指導してくれる医者や行動療法のセラピストの相談を受けることが有効な場合もある。

週に2時間以上を自然の中で過ごすと 体に良い?

2019年07月20日 23時41分30秒 | 日記

 

森林浴が心と体の両方の健康にメリットをもたらすことが研究から示唆されるにつれ、森林浴の概念は過去数年で多くの関心を集めてきた。私たちがどれほどの時間自然に触れる必要があるのかに注目した英エクセター大学の新たな調査では、120分が境界線であるようだということが分かった。ただ、これ以上の時間を過ごしたとしても悪い効果は生まれない。
 
同調査は先日、科学誌サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)に掲載されたものだ。研究者らは、英イングランドの2万人近くから集めたデータを分析し、都市の緑化スペースや実際の森林、浜辺など自然の中で過ごすと答えた時間を回答者の心と体の健康と相関させた。

その結果、自然の中で過ごす時間が119分以下である場合はあまり大きな変化は起きないようだったが、週に少なくとも120分以上を自然の中で過ごしていた人は自分が健康で幸福だと答える確率が高かった。また、これ以上の時間を自然の中で過ごすことも同様に良い効果をもたらしていたため、週に2時間という数字が最適値というわけではない。これは、明確な効果をもたらす最小値として研究者らが示したものだ。

また興味深いことに、この時間を自然の中で1度に過ごすのか何度かに分けて過ごすのかは重要ではなく、自然の効果は累積するようだった。

研究者らは論文の中で「私たちはそのため、自然の中で週に120分を過ごすことが『境界値』だと仮に提案する。自然と触れ合う時間がこれよりも短い場合、健康や幸福を大きく増進させるための十分な時間にならないが、これ以上の時間を自然の中で過ごせばメリットが現れる」と述べている。

自然の中で毎週2時間過ごすことの健康効果は、推奨される身体活動レベルを達成することと同程度だと研究の著者らは見積もっている。とはいえ、運動の代わりに公園に2時間座っていればよいというわけではなく、同じくらいの健康効果があるという意味だ。

森林浴に関する研究により、たとえ動かなかったとしても自然の中にいることにはそれ自体メリットがあるようだということが分かった、と研究者らは指摘している。十分な運動を行いつつ、自然の中で時間を過ごすことがおそらく賢い選択だろう。自然の中で運動すればなおよいはずだ。
 
科学誌エンバイロメンタル・リサーチ(Environmental Research)に昨年掲載されたメタ分析では、森林浴がストレスホルモンであるコルチゾール水準、心拍数、冠動脈性心疾患のリスク、血圧、コレステロール値、2型糖尿病のリスク、全死因死亡率、心臓病による死亡率の減少と関連していることが分かった。この分野をテーマとした一部の研究は質の問題で除外されたものの、高品質で十分な量の研究(複数のタイプの自然との触れ合いを対象としたさまざまな国のもの)から、森林浴は本当に効果的かもしれないことが示されている。

今回の研究の著者らは、いくつか興味深い仕組みを指摘している。その一つは、自然の中で追加の病原体にさらされることで人の免疫組織が強化されることだ。これは、病原体に十分さらされていないことや抗菌せっけんの使い過ぎ、汚れたもの一般に対する恐怖などが原因で、過去数十年の間に健康問題が引き起こされてきたのと同じだ。またもう一つの考え方として、木が排出する分子であるフィトンチッドに抗細菌性があること、あるいはフィトンチッドが私たちの免疫組織の中で細胞活動を引き起こすことが示唆されている。

心身の健康の悪化に対する社会的原因が明確になる中、今回のような研究はこうした問題の予防と行動の変化を後押ししてくれる。その中で、たとえ地元の公園であったとしても自然の中で時間を過ごすことは、確実に重要な部分だ。

新たな研究が示すように、まずは週に2時間ほどを確保するよう目指すとよいだろう。自然の中でそれ以上の時間を過ごすことを習慣にできればなおよいはずだ。

イラン、ホルムズ海峡で英タンカー拿捕

2019年07月20日 23時28分12秒 | 日記

 

多くのマスコミが、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRCG)」は19日、英船籍の石油タンカーを拿捕(だほ)したと報じている。世界を敵に回すような仕業ではないだろうか?

 

英国が今月、欧州連合(EU)の制裁に違反したとみられるイランの大型石油タンカーを英領ジブラルタル沖で拿捕したことへの報復措置の可能性がある。

また英政府は、これとは別にリベリア船籍で英企業が運営するタンカー「メスダール」も拿捕されたという見方を示したが、イランのタスニム通信は拿捕されていないと報道。同船は安全面での警告を受けた後、通常航路に戻り航行を続けていると伝えた。

拿捕された英船籍のタンカーは「ステナ・インペロ」で、サウジアラビアの港に向かっていたが、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を通過した直後に進路を変更した。

イラン国営テレビによると、革命防衛隊は「国際海洋規則に違反していた」ためイラン海上当局の要請に従い、タンカーを拿捕したとしている。

リフィニティブのデータによると、ステナ・インペロはステナ・バルク社が保有する英船籍のタンカーで、ペルシャ湾に面したサウジアラビアのジュバイルに向かっていた。船舶の航路を示すトラッキングマップによると、ステナ・インペロは19日1517GMT(日本時間20日午前0時17分)ごろにイランの方向に向け急角度で進路を北に変更した。

また、リフィニティブのデータからは、ステナ・インペロが航路を変更してから約40分後に、メスダールもホルムズ海峡でイランに向けて方向転換したが、その後再び西方に向かった。

英タンカーが拿捕されたことを受け、英国防省報道官は「情報収集に全力を上げている」と表明。関係筋は英政府は非常事態委員会を招集したとしている。

英国のハント外相は、イラン当局による船舶拿捕は「容認できない」とし、「深く懸念している」とコメント。スカイニュースによると、イランが船舶を解放しなければ重大な結果を招くとしたが、軍事行動は検討していないと述べた。

米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)報道官は、米政府はイランによる英タンカーの拿捕は承知しているとし、米国は同盟国やパートナー国と協力してイランに対する防衛を行うと述べた。

トランプ大統領もイランによるタンカー拿捕を巡り、英政府と協議する意向を表明した。

 


客室も燃料も翼の中、低燃費旅客機「フライングV」 KLMが開発支援へ

2019年07月20日 14時11分13秒 | 日記

CNNの報道:「客室も燃料も翼の中、低燃費旅客機「フライングV」 KLMが開発支援へ」。

この記事の中で、飛行機もいずれ電気飛行機になると、設計者が指摘していることを報じていた。電動化は自動車だけでなく飛行機もそうなるのか?確かに小型飛行機の電動化は行われているが大型旅客機もいずれそうなる?

デルフト工科大学のプロジェクトリーダーを務めるロエロフ・フォス氏は、大型電気旅客機の製造技術が開発されるまでの旅客機の燃費効率向上の足掛かりとして、このような技術革新が必要と指摘する。

V字型の斬新なデザインが特徴的な低燃費旅客機「フライングV」/KLM

V字型の斬新なデザインが特徴的な低燃費旅客機「フライングV」/KLM

(CNN) オランダのフラッグシップキャリアであるKLMオランダ航空は先ごろ、V字型の機体を持つ低燃費旅客機「フライングV」の開発支援を行うと発表した。

フライングVは、ユストゥス・ベナド氏が独ベルリン工科大学在籍時に考案し、オランダのデルフト工科大学の研究チームが開発した。同機は、客室、燃料タンク、貨物室を全て主翼に組み込んだ斬新な設計になっている。

 

エアバスの新型機「A350」と比較すると、定員はフライングVが314名に対しエアバスA350が300~350名と大差ないが、燃料消費量はフライングVの方がエアバスA350-900型機より20%少ないという。また、フライングVの翼幅はA350と同じ65メートルのため、空港の既存のインフラがそのまま利用可能だ。

デルフト工科大学のプロジェクトリーダーを務めるロエロフ・フォス氏は、大型電気旅客機の製造技術が開発されるまでの旅客機の燃費効率向上の足掛かりとして、このような技術革新が必要と指摘する。

「航空業界が排出する二酸化炭素量は、世界の総排出量の約2.5%を占めており、業界は今も成長し続けている。われわれは、環境に配慮した旅客機の開発に目を向ける必要がある」とフォス氏は言う。

またフォス氏は、「すべての飛行機を電気飛行機に切り替えるのは不可能だ。電気飛行機は機体が非常に重いため、乗客を乗せて大西洋を横断することはできない。今は無理だし、30年以内の実現も無理だろう」とした上で、「だからこそ、われわれは別の方法で燃料消費量を減らす新技術を考え出す必要がある」と付け加えた。

フォス氏によると、フライングVの燃料効率の高さは、空気抵抗を低減する設計によるところが大きいという。無論、機体の軽量化も燃料効率の向上に役立っている。

デルフト工科大学の研究チームは、今年9月にフライングVのスケールモデルの試験飛行を実施したい考えで、さらに10月にはアムステルダム・スキポール空港で開催されるKLMオランダ航空の創業100周年記念イベントで、新デザインの客室のモデルルームを公開するという。しかし、フライングVの実用化は2040~50年頃になる見通しだ。


スマホやPCの使い過ぎで人間の姿も変わる?

2019年07月20日 13時23分17秒 | 日記

ニューズウィークがテクノロジーの進化ともに人間の姿も変わると解説している。「2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開」

TollFreeForwarding.com というWebサイトの引用で。スマホやPCの使い過ぎで、姿勢が変わり、肩や手の形が変わったり、情報機器のBlueLightで目つきまで変わると言うと言う事を3DイメージのMindy(ミンディ)で解説している。


ここから→Mindy(ミンディ)←ここまで

 

<テクノロジーの進化に合わせて、人間の身体までも「進化」する?>

約80年後、人間の姿は大きく変わっているかもしれない。

 

劇的に進化したテクノロジーの恩恵を受ける生活を送る現代人。スマホ、パソコンやタブレットは日常に不可欠な存在にまでなった。一方で、テクノロジー機器とともに人間の体も「進化」する。身体が受ける物理的な影響は想像以上に大きく、体は劇的に変化すると報告された

様々な科学的予測に基づいて作られた、2100年の人間の3Dモデル、Mindy(ミンディ)。ミンディは長時間に渡りパソコンの前に座ったり、普段から常にスマートフォンを肌身離さず使うのに首を傾け続けたせいで、全体的に不自然な前屈みの姿勢だ。この姿勢のダメージを補うために首の筋肉は発達する。ミンディの製作に関わった、健康食品メーカー、メープル・ホリスティクスのCaleb Backeは「オフィスで何時間もパソコンの前に座っていると、胴体は真っ直ぐに伸びず、腰より前に押し出されることになる」と話す。

 

ミンディの「進化」はこれだけじゃない。スマホから放射される無線周波数から脳を守るために、頭蓋骨が肥厚する。その一方で、肝心の中身である脳は小さくなる。これは、座りがちな生活習慣が人間の脳の能力を低下させるという科学的見解に基づく。

なにやら手もおかしい。指は何かを握ったような形で内側に固定され、肘は直角に曲がったまま。専門家によると「この症状は、肘の内側の溝を走る尺骨神経の圧迫、または伸展によって引き起こされるもの」で、「薬指や小指がチクチクしたり、しびれ感、前腕の痛み、さらには手の脱力感を感じるようになる」という。

テクノロジーの利便性と健康のトレードオフ

ミンディの姿は、見る人にインパクトを与えることを狙ったため、かなり極端な仕上がりになっているそうだ。ただ、現代人の生活習慣が将来的に引き起こしかねない問題を視覚的に表現することによって、注意を喚起するのは確かだ。

TollFreeForwarding.comのジェイソン・オブライエンCOOは、テクノロジーへの過度な依存が、健康に害を及ぼす可能性を指摘する。「テクノロジーは我々に便利さやエンターテイメント性などをもたらしてくれる。ただし、これにはトレードオフが存在する。メリットは無視できないほどあるが、長期的に健康が損なわれていないことを確認するために使用状況をチェックすることが必要だ」