世界最大手のスマホメーカーであるサムスンは5日、韓国のブロックチェーン向けプラットフォームから名前を取った「KlaytnPhone(クレイトンフォーン)」と呼ばれるモデルを国内のみで販売する。メッセージアプリなど提供している「Kakao(カカオ)」の独自通貨として知られる仮想通貨「Klay(クレイ)」に対応した新機種「KlaytnPhone(クレイトンフォーン)」を韓国限定で販売することが明らかになったという。ハードウエアやパッケージングなどは先月発売されたギャラクシーノート10と同じもので、価格も同様に最も安いモデルが1000ドル(約11万円)。
仮想通貨関連の機能を「多数搭載」
「KlaytnPhone(クレイトンフォーン)」は、韓国のSNS大手「Kakao」が展開するブロックチェーン「Klaytn(クレイトン)」と協力して開発。
KlaytnPhoneは、サムスンが展開するスマートフォン「Galaxy Note 10(ギャラクシーノート10)」と同じハードウェア・パッケージとなっているものの、Klaytn専用のウォレットとブロックチェーンアプリが内蔵されていると伝えられています。
販売価格は1,000ドルとなっており、ユーザーは一定数の「Klay」を無料でもらうことができるとも伝えられています。
Klaytnのブロックチェーン上には、すでに複数のアプリケーションが構築されており、
・旅行
・美容
・食品
・金融
・ゲーム
・スポーツ
・エンターテイメント
・ソーシャルメディア
・ヘルスケア
といった様々な分野にわたる包括的なサービスが提供されていることが以前から報告されています。