自分の気持ちが向いているうちに、一気に書いちゃいます。
連れ合いを亡くしてから、かぁちゃんは一年間一人暮らしをしていた。
それで全てのお勤めがおわるかの様に、勝手に思い込んで、期限を自分で切ってしまった。
かぁちゃんの嫁ぎ先は遠方だったので、私は様子を見にも行かなかった。
無理をすれば行く事が出来たのかもしれないが、
義父が元気な頃は、月に一度は我が家へ里帰り?して来てたので、
嫁がせた側としては、その上こちら側から押しかけるのは申し訳ない気もしていた。
どうも、我が親でありながらそうでない。と言ったおかしな感覚はどうしても抜けない
その「一年間」という期限は私は、あちらの家族と話し合っての事だと思っていたのだが、
どうも、その辺りは今も不明。
かぁちゃんの言い分を鵜呑みにしていただけだったので、後でちょっと大変な事になった。
けれど、既に一人暮らしをさせておける状態じゃないって事は、誰の目にも明らかだと
・・・私はそう思っていたのだけど・・・。
その頃のかぁちゃんが、本来の姿だと思われているままだったら、
あんまりかあちゃんが可哀相。だって、その頃はもう・・・。
我が家に里帰りする回数が減った。
最初は気楽になってしまって、帰る必要がなくなったのかなと思ったけど、よくよく話を聞くと、
「怖い」と言うのだ。電車に乗るのが怖い。駅で迷わないかと怖い。怖いって何よ・・・?
手紙が書けなくなった・・・と、私達や友人達にこぼすようになった。
元々、手紙魔のように手紙好きだったけど、字が書けなくなったと言う。
書いた字を見ると、まだまだ達筆。「書けてる、書けてる!!」って言ってたのだけど・・・。
食事の準備や掃除が出来なくなった。
「今日は何食べた?」と電話で聞くと「どんべえ」と笑いながら言う日が多くなった。
近くのうどん屋さんにもよく行ってたらしいけど、ご近所さんに何か言われたらしく、
そのうち「あら、まだ食べてないわ。お腹がすかないもの。」と、言うようになった。
で、電話しながらいつも言うのだ「まぁ、この家、ほっこりだらけだわ。」
掃除をすればいいじゃないかと言えば、「そうね・・・。」と電話をがちゃり・・・。
こだわりが、へんてこりんになった。
例えば、いつもと違うポストに投函したから、もしかしたら手紙が届かないって、
何事かと思うくらいに、狼狽して電話して来るとか・・・。
書ききれないけど「あほちゃう?」って呆れてしまう事を、異常に心配していた。
着替えたり、風呂に入るのを億劫がるようになった。
家に来た時に気付いたのだけれど、着替えを全く持たずにやって来て、
放っておくと、何日も同じ物を着るようになっていた。
あれだけお風呂好きだったのに、入りたくないと言い出し、無理に入らせると
「気持ち良かった。」と言いながら「でも、つかっただけよ。洗ってないわ。」と言う。
妹宅では、甥っ子が一緒に入って、無理やりばぁちゃんの頭を洗ってたらしい。
頭が痛いと頻繁に言うようになった。
私自身が頭痛持ちだったので余り気に留めなかったけど、
いつも頭のてっぺんを手でつんつんとつまむ様にしてた。
医者から頭痛薬はもらっていたみたいだけど。
思い出せるだけ書いてみて、改めて思ったけど、
何でおかしいって気付かなかったんだろう、私~っ
・・・こ~んなに色々とSOSを出していたのに。
かぁちゃん自身が、「こっちへ帰れば治るわ。」と確信を持って言い続けていたし、
高血圧なので、掛かり付けの大きな病院には毎月通っていたし、
その他は普段通り。相変わらず機関銃の様に喋り続けていたし、
全ての症状は精神的な物が原因してるのだと、私はそう信じて疑わなかった。
連れ合いを亡くしてから、かぁちゃんは一年間一人暮らしをしていた。
それで全てのお勤めがおわるかの様に、勝手に思い込んで、期限を自分で切ってしまった。
かぁちゃんの嫁ぎ先は遠方だったので、私は様子を見にも行かなかった。
無理をすれば行く事が出来たのかもしれないが、
義父が元気な頃は、月に一度は我が家へ里帰り?して来てたので、
嫁がせた側としては、その上こちら側から押しかけるのは申し訳ない気もしていた。
どうも、我が親でありながらそうでない。と言ったおかしな感覚はどうしても抜けない
その「一年間」という期限は私は、あちらの家族と話し合っての事だと思っていたのだが、
どうも、その辺りは今も不明。
かぁちゃんの言い分を鵜呑みにしていただけだったので、後でちょっと大変な事になった。
けれど、既に一人暮らしをさせておける状態じゃないって事は、誰の目にも明らかだと
・・・私はそう思っていたのだけど・・・。
その頃のかぁちゃんが、本来の姿だと思われているままだったら、
あんまりかあちゃんが可哀相。だって、その頃はもう・・・。
我が家に里帰りする回数が減った。
最初は気楽になってしまって、帰る必要がなくなったのかなと思ったけど、よくよく話を聞くと、
「怖い」と言うのだ。電車に乗るのが怖い。駅で迷わないかと怖い。怖いって何よ・・・?
手紙が書けなくなった・・・と、私達や友人達にこぼすようになった。
元々、手紙魔のように手紙好きだったけど、字が書けなくなったと言う。
書いた字を見ると、まだまだ達筆。「書けてる、書けてる!!」って言ってたのだけど・・・。
食事の準備や掃除が出来なくなった。
「今日は何食べた?」と電話で聞くと「どんべえ」と笑いながら言う日が多くなった。
近くのうどん屋さんにもよく行ってたらしいけど、ご近所さんに何か言われたらしく、
そのうち「あら、まだ食べてないわ。お腹がすかないもの。」と、言うようになった。
で、電話しながらいつも言うのだ「まぁ、この家、ほっこりだらけだわ。」
掃除をすればいいじゃないかと言えば、「そうね・・・。」と電話をがちゃり・・・。
こだわりが、へんてこりんになった。
例えば、いつもと違うポストに投函したから、もしかしたら手紙が届かないって、
何事かと思うくらいに、狼狽して電話して来るとか・・・。
書ききれないけど「あほちゃう?」って呆れてしまう事を、異常に心配していた。
着替えたり、風呂に入るのを億劫がるようになった。
家に来た時に気付いたのだけれど、着替えを全く持たずにやって来て、
放っておくと、何日も同じ物を着るようになっていた。
あれだけお風呂好きだったのに、入りたくないと言い出し、無理に入らせると
「気持ち良かった。」と言いながら「でも、つかっただけよ。洗ってないわ。」と言う。
妹宅では、甥っ子が一緒に入って、無理やりばぁちゃんの頭を洗ってたらしい。
頭が痛いと頻繁に言うようになった。
私自身が頭痛持ちだったので余り気に留めなかったけど、
いつも頭のてっぺんを手でつんつんとつまむ様にしてた。
医者から頭痛薬はもらっていたみたいだけど。
思い出せるだけ書いてみて、改めて思ったけど、
何でおかしいって気付かなかったんだろう、私~っ
・・・こ~んなに色々とSOSを出していたのに。
かぁちゃん自身が、「こっちへ帰れば治るわ。」と確信を持って言い続けていたし、
高血圧なので、掛かり付けの大きな病院には毎月通っていたし、
その他は普段通り。相変わらず機関銃の様に喋り続けていたし、
全ての症状は精神的な物が原因してるのだと、私はそう信じて疑わなかった。