今年も国展を六本木の国立新美術館で見た。偶然「織」の講評会に途中からだがラッキーにも同行できた。作家の生の声を聞けて有意義だった。 . . . 本文を読む
今年も丸の内のラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)に行った。コンサート時間が短いので、通常のコンサートの半分の料金だが、とくに無料イベントが充実している。今年はピアノとチェロのマスタークラスを2つ聞いた。 . . . 本文を読む
朝から雨が降り続いた5月2日国立新美術館で第86回国展が開幕した。夕方からいっそう雨が激しくなるというので朝から行ってみた。福島原発事故から1年のせいか、今年は「人間」や「人物」をテーマにした作品が多かったように思う。 . . . 本文を読む
兵庫県立美術館で昭和初期の写真家・安井仲治の作品展をを見た。小規模の企画展だが、「山根曲馬団」「流氓ユダヤ」など有名な作品を見られる。また安井の蔵書が100冊以上展示されていた。そのなかで村山知義との意外な接点をいくつかみつけた。2人は同世代である。 . . . 本文を読む
ダリやキリコの「奇妙な」絵が思い浮かぶシュルレアリスム。音声ガイドの解説を聞いてみて、詩人ブルトンが始めた20世紀のひとつの思想実験、思想運動だったことを理解した。絵や彫刻、写真だけでなく、ブニュエルとダリがつくった映画「アンダルシアの犬」が上映されていた。 . . . 本文を読む
絵画、彫刻、版画、工芸、写真の5部門を擁する国展の規模は大きい。なかでもわたくしが毎年楽しみにしているのは、織・染、陶磁、木工などの工芸部だ。今年は、織物の辻本絵美「陽の湊」の紅蓮のような「赤」に感動した。 . . . 本文を読む
今年も5月の連休に「国展」を見に行った。7月のように暑い日だった。わたくしのお気に入りは、工芸部の織だが、今年最も斬新だったのは、宮平初子「鳥とメービチ」だった。宮平さんは今年88歳、人間国宝に認定されて早17年なのに、この意欲はすごい。 . . . 本文を読む