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集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

5.24教育3法 国会前集会に参加

2007年05月27日 | 集会報告
参議院文教科学委員会の審議2日目の5月24日(木)、都教委包囲・首都圏ネットの第7回国会前集会に行ってきました。

集会は5時から始まっていたが、わたくしが到着したのは6時半ころだったので、最後の30分ほどの参加。

司会は渡部さん、北養護で校門前出勤闘争を1か月続けた渡辺あつ子さん、被解雇者の会の方、国会審議傍聴をされている方、東京大空襲訴訟支援の方、毎週土曜夕方新宿西口地下で行動している市民の方、などのアピールを聞きました。

最後は全員で議事堂に向けてシュプレヒコール。



集まりは30人くらいで、昨年冬の教育基本法改悪反対の国会前行動と比べると寂しい集会でしたが、顔なじみの方も多く情報交換することもできました。



☆文教科学委員会では、「学校教育法改正」「地方教育行政法改正」「教育職員免許法改正」の3法案の審議が2日間終わったところで、教育予算の財源確保問題、30人学級、免許外担任制度、モンスターぺアレンツの問題、教員の多忙問題などの質疑が行われています。

3法改悪の論点は5月13日のブログで報告したとおり、国家統制強化、私学教育への介入強化、「我が国と郷土を愛する態度を養う」教育など数多くあります。

わたくしは、
100万人以上(2006年度の数字)いる教員の身分を不安定にする教員免許法改正は、問題が大きいと思います。

東京都では5月24日に入学式の不起立で処分された7人を含め累計
400人にもなる教員が、改善研修中という理由だけで、講習を受講できず自動的に失職することになります。

また講習を受けた人も
修了認定の基準が明確にされていないので、恣意的な免許はく奪も可能です。

免許の更新があるのは、運転免許以外では水先人、狩猟、海技士など身体を使う資格に限定されているという初中局長の答弁です。そもそも
講習の内容も体制もこれから考えるというような乱暴な法案を、あと5日くらいの国会審議で通すわけにはいかない。
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