5月4日は一年ぶりに村へ行っただよ。
今回のミッションは除草剤の散布と山で使う道具を持ち帰ること。
それに、もし盗まれていなかったら高価な発電機も持ち帰ります。
昨年に一度だけ行った時には、入り口のサッシが開けられていたので、もしかしたらば盗人に持ち去られているかも・・・
念のため昨年は窓ガラスに「開けるな、バカヤロウ」とお呪いを張ってはきましたが、さてどうなっていますか?
・・・お呪いが利いたようだね! サッシはすべて閉まっています。 それに・・・・・発電機も盗まれていません。
・・・それにしても荒れているなぁ~、 昨年は全く採草されていないなぁ~
昨年の6月、村民から敷地の除染許可をもらいたい旨の連絡がありました。
線量がそれほど高くないからやらなくてもいいと断ってはみたものの、どうも線量なんて関係無しに除染作業をやりたそう・・・
そうか貴重な収入源になるから作業がしたいんだ・・・ それならとOKしました。
2、3年内をめどにこの広大な牧草地の表土を剥ぎ取るのだそうです。
そのため、昨年は一度も採草をやらなかったわけだな。
さてさて、到着して最初の作業は井戸水をくみ上げることから
発電機のエンジンがなかなかかかってくれない、一年ぶりだもんなぁ~。
やっとこさエンジン始動、蛇口をひねって井戸水を2、30分流しっぱなしにしておきます。
まずアタシは刈払い機で進入路の藪刈り。
お連れさんには・・・落ち穂拾い をやってもらいます。なんて嘘、バラの仮剪定をやってもらいます。
自分の作業が終わったら、今度はアタシが本剪定で形を整えていきます。
本日は北西の風が強い。
馬鹿でかい風車はジェット機のような音を立てて元気に回転しています。
しかしこの地の人々は・・・ 考えても無駄、考えないよう努力します。
人間の住めるような環境じゃ・・・ 考えても無駄、考えないよう努力します。
今年の村の春はかなり遅れています。 梅の花がやっと咲き出したばかり、まだ蕾もあります。
例年なら周りの森のヤマザクラも咲き出すのに、今年はまだまだ冬の装い。
梅の木も洋ナシの木も枝が伸び放題
まずは洋ナシからちょいと剪定をしてあげます。 至って適当に・・・
でもって梅の木もっ
寒さのために枯れてしまったバラも何本かありますが、数あるバラの中で至って元気なのがこれ、ハマナスです。
一年前には1本の幹だったのが、ほれこの通り。
そしてサラ・バンフリート、これもよく育つこと。
ほかに元気なのがローテス・メイヤーに黄色のハイブリット・ルゴーサ、名前は~え~と、出てこない。長期メモリーがエラーしたみたい。
いずれにしても、ハマナス系のバラはめちゃくちゃ元気に育っています。
バラの本剪定も済み、あとは小屋周りの除草剤散布
2年前から重点的にギシギシの除去を心がけてきましたが、次から次へとギシギシだらけになっています。
おまけに種を付けたギシギシの枯れ枝だあちこちに残っています。
数ヵ月後にはまたギシギシだらけになってしまうことは分かっていますが、とりあえず除草剤を散布しておきます。
さぁ~、午後の三時も過ぎてしまったことだし、そろそろ帰還です。
窓をブルーシートで目隠しをして、窓ガラスにはお札を貼って、しっかり鍵を掛けてと これでOK。
滞在中はずっと快晴、気温もちょうどよく、のどかで気持ちが良かった
いや、のどかだったのは昔のこと。
この先どうするかも分からないのに、これからも手を掛けていくことが無駄のようにも思えるんだね、これが。
発電機はそのまま置いてきました。 とりあえず、6月中旬に草刈に来よう。
線量を計測しようと思っていたのに、線量計を持ってくるのをすっかり忘れていました。
風車の騒音で、こんな所住めねぇ~よぉ~。
とんぼ返りでのミッションは疲れるのだ~
今回のミッションは除草剤の散布と山で使う道具を持ち帰ること。
それに、もし盗まれていなかったら高価な発電機も持ち帰ります。
昨年に一度だけ行った時には、入り口のサッシが開けられていたので、もしかしたらば盗人に持ち去られているかも・・・
念のため昨年は窓ガラスに「開けるな、バカヤロウ」とお呪いを張ってはきましたが、さてどうなっていますか?
・・・お呪いが利いたようだね! サッシはすべて閉まっています。 それに・・・・・発電機も盗まれていません。
・・・それにしても荒れているなぁ~、 昨年は全く採草されていないなぁ~
昨年の6月、村民から敷地の除染許可をもらいたい旨の連絡がありました。
線量がそれほど高くないからやらなくてもいいと断ってはみたものの、どうも線量なんて関係無しに除染作業をやりたそう・・・
そうか貴重な収入源になるから作業がしたいんだ・・・ それならとOKしました。
2、3年内をめどにこの広大な牧草地の表土を剥ぎ取るのだそうです。
そのため、昨年は一度も採草をやらなかったわけだな。
さてさて、到着して最初の作業は井戸水をくみ上げることから
発電機のエンジンがなかなかかかってくれない、一年ぶりだもんなぁ~。
やっとこさエンジン始動、蛇口をひねって井戸水を2、30分流しっぱなしにしておきます。
まずアタシは刈払い機で進入路の藪刈り。
お連れさんには・・・落ち穂拾い をやってもらいます。なんて嘘、バラの仮剪定をやってもらいます。
自分の作業が終わったら、今度はアタシが本剪定で形を整えていきます。
本日は北西の風が強い。
馬鹿でかい風車はジェット機のような音を立てて元気に回転しています。
しかしこの地の人々は・・・ 考えても無駄、考えないよう努力します。
人間の住めるような環境じゃ・・・ 考えても無駄、考えないよう努力します。
今年の村の春はかなり遅れています。 梅の花がやっと咲き出したばかり、まだ蕾もあります。
例年なら周りの森のヤマザクラも咲き出すのに、今年はまだまだ冬の装い。
梅の木も洋ナシの木も枝が伸び放題
まずは洋ナシからちょいと剪定をしてあげます。 至って適当に・・・
でもって梅の木もっ
寒さのために枯れてしまったバラも何本かありますが、数あるバラの中で至って元気なのがこれ、ハマナスです。
一年前には1本の幹だったのが、ほれこの通り。
そしてサラ・バンフリート、これもよく育つこと。
ほかに元気なのがローテス・メイヤーに黄色のハイブリット・ルゴーサ、名前は~え~と、出てこない。長期メモリーがエラーしたみたい。
いずれにしても、ハマナス系のバラはめちゃくちゃ元気に育っています。
バラの本剪定も済み、あとは小屋周りの除草剤散布
2年前から重点的にギシギシの除去を心がけてきましたが、次から次へとギシギシだらけになっています。
おまけに種を付けたギシギシの枯れ枝だあちこちに残っています。
数ヵ月後にはまたギシギシだらけになってしまうことは分かっていますが、とりあえず除草剤を散布しておきます。
さぁ~、午後の三時も過ぎてしまったことだし、そろそろ帰還です。
窓をブルーシートで目隠しをして、窓ガラスにはお札を貼って、しっかり鍵を掛けてと これでOK。
滞在中はずっと快晴、気温もちょうどよく、のどかで気持ちが良かった
いや、のどかだったのは昔のこと。
この先どうするかも分からないのに、これからも手を掛けていくことが無駄のようにも思えるんだね、これが。
発電機はそのまま置いてきました。 とりあえず、6月中旬に草刈に来よう。
線量を計測しようと思っていたのに、線量計を持ってくるのをすっかり忘れていました。
風車の騒音で、こんな所住めねぇ~よぉ~。
とんぼ返りでのミッションは疲れるのだ~
ふ~てんさんの言う「考えないよう努力します」という言葉が心にしみます。
ここには都会からの移住者がたくさんいました。
原発事故とこんな風車のおかげで、みんなちりじりす。
もう戻ってこない人もいます。
過疎化が進む一方で、こんなものを誘致してしまえば都会の人からも敬遠されてしまいます。
この地方の文化度の問題・・・、背に腹は代えられねぇ~ と言われればそれまでですが・・・
そう、それ以上は考えても無駄、考えないように努力します。
自分が去ればそれで済むことなのですから。
これが大規模風力発電施設のはらむ問題点です。
風力発電施設の問題も原子力発電施設の
建設当時の話しも同じことかもしれませんね。
自分が去れば・・・
普通の人ではそう考えるしか選択の余地はないということですね。
うぅ~ん・・・
自分はこの土地に固執するつもりもありません。
また何処か落ち着けるところを探しますよ。
フーテンだしね!