アブラハム ダービー

この年末年始に土換えを行ったアブラハム ダービー。
購入してから７年くらいになりますが一度もシュートが出ません。
昨年の冬に思い切って強剪定をして見ました。
しかしシュートは出ませんでした。
それどころか、貧弱な枝を出すのみで花付きもあまりよくありませんでした。

（２年前の５月のダービー）

そろそろ土換えを考えなくてはならないかと思っていました。
これも５，６年は土換えをしていなかったと思います。


６月に入り、いよいよ入梅です。
この頃からいつもなら成長の勢いが出てきてもよいのですが、兆しすら見えません。
コガネムシの幼虫被害も考えダイアジノン粒剤の散布も行いました。



昨年の夏の猛暑で弱ってしまった株もありました。
さらに、明らかにコガネムシの被害と思われる株もありました。
ダイアジノンをさらに散布したり、スミチオンの１００倍希釈液をまいたりもしました。

秋になり、ほとんどの株に元気が戻ってきましたが、ダービーだけは芳しくありませんでした。
なぜなのか原因を考えてみましたが、思い当たるものは土壌の劣化、コガネムシの被害それと株そのものの病気くらいです。

株もとの土を取り除いてみましたが癌腫の確認は出来ませんでした。
やはり、冬の土換えまで待ってみることにしたのです。



そして今回の土換えです。
結果は根腐れをしているかのように、白根はほとんど無く古い根が数本あるのみでした。

さらに鉢の底に溜まった土を見てみると、あっとおどろくタメゴロウ！（古っ）
そこはコガネムシの幼稚園と化していました。
出るは出るはで３０匹以上出てきました。
ちなみに鉢は１０号です。
この密度でねぐらにしていたのですから、根はたまりませんね！

今年の課題としては、コガネムシ対策を根本から見直さなくてはなりません。
さて、どうしましょうか．．．．．？

そろそろねぐらに戻ることにしましょう。


おまけ


今夜も膝上暖房機付でした。

ではまた。