中に入ると凄い人だったが、国立博物館の時よりは大したことはない混み具合だ。
仮金堂には阿弥陀如来に観音菩薩、八部衆、四天王、そして中央に阿修羅が安置されてた。
薬師寺の日光、月光菩薩の時はお堂で見た際には、穏やかな仏像という感じで、国立博物館で観た時のような美術品のゴージャスさはなかったが、阿修羅はこれだけの仏像を従えているせいか、かなりの迫力があった。
もちろん、金堂内が暗くされて、ライトアップされていたという効果もあるとは思うが、国立博物館で観たよりもずっとこっちの方が良かった。
阿修羅へ突進していく人を横目〓に、事前に興福寺の公式サイトからプリントアウトした仏像の解説を手に、一つひとつの仏像をゆっくりと鑑賞。
阿修羅以外の仏像だって、こんなに一同に介するのはめったにないんだから、ゆっくり観なくては損である。
金堂後方は高見台になっていて仏像全体を見渡すことができる。
真っ正面から阿修羅と再会。しばらく、眺める。
前段に降り、竹の手すり沿いに進む。
国立博物館と違って、列の間に係員はいなかったので、無理やり前に進まされることなく、ゆっくりと一つひとつ解説と照らし合わせながら観ることができた。そして、いよいよ阿修羅である。お慰め程度の賽銭箱が置いてあったので賽銭し、手を合わせた。
国立博物館のように左右の顔はよく見えなかったし、当然、後ろ姿は拝めないが、かなり身近な位置で再会できた。
やはり怜悧なお顔だちだ。私は向かって左の唇を噛みしめている顔も好き。
なんとも人間らしい表情ではないか。
とにかく、ゆっくりと観れたのが良かった。
仏像本来の目的を考えれば、やっぱり厳かに観たいよね。
仮金堂には阿弥陀如来に観音菩薩、八部衆、四天王、そして中央に阿修羅が安置されてた。
薬師寺の日光、月光菩薩の時はお堂で見た際には、穏やかな仏像という感じで、国立博物館で観た時のような美術品のゴージャスさはなかったが、阿修羅はこれだけの仏像を従えているせいか、かなりの迫力があった。
もちろん、金堂内が暗くされて、ライトアップされていたという効果もあるとは思うが、国立博物館で観たよりもずっとこっちの方が良かった。
阿修羅へ突進していく人を横目〓に、事前に興福寺の公式サイトからプリントアウトした仏像の解説を手に、一つひとつの仏像をゆっくりと鑑賞。
阿修羅以外の仏像だって、こんなに一同に介するのはめったにないんだから、ゆっくり観なくては損である。
金堂後方は高見台になっていて仏像全体を見渡すことができる。
真っ正面から阿修羅と再会。しばらく、眺める。
前段に降り、竹の手すり沿いに進む。
国立博物館と違って、列の間に係員はいなかったので、無理やり前に進まされることなく、ゆっくりと一つひとつ解説と照らし合わせながら観ることができた。そして、いよいよ阿修羅である。お慰め程度の賽銭箱が置いてあったので賽銭し、手を合わせた。
国立博物館のように左右の顔はよく見えなかったし、当然、後ろ姿は拝めないが、かなり身近な位置で再会できた。
やはり怜悧なお顔だちだ。私は向かって左の唇を噛みしめている顔も好き。
なんとも人間らしい表情ではないか。
とにかく、ゆっくりと観れたのが良かった。
仏像本来の目的を考えれば、やっぱり厳かに観たいよね。