広報邂逅記

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ブログ160831 八芳園 WAZA DEPARTMENT IN HAPPO-EN 2016~壷中庵(こちゅあん)貴賓室と孫文

2016-11-26 15:52:50 | 食べ物
19:46
八芳園の庭に面してマンションの灯りが見える。
とてもいい立地だ。
庭が無くても、庭があるようなものだ。


立派な松がある。
いつの時代からあるのだろうか?


松もライトアップされている


八芳園の庭園図
徳川家康の側臣の一人である、大久保彦左衛門の下屋敷だそうだ。



壷中庵も開放していたので、見学したことはあるがせっかくなので見ることに。

壷中庵は日立製作所の祖 久原房之助氏の白金台の別邸。
現在の「八芳園」、私邸は現在、料亭「壷中庵」になっている。


貴賓室の蘭の間は、
土佐の名木である「むろ(榁)」の木を贅沢に使用した重厚感溢れる洋間。
立派なダイニング。
左手にちらりと見える仏像の下の扉を開けると…!


榁の木がふんだんに使われている。
ダイニングの椅子も榁の木で出来ている。


床は樹の幹を埋め込んで造られている。
かなり凝った床だ。
他では見たこと無いかも。


前述の仏像の下の扉を開けると、なんと!抜け穴がっ!!
そうなんです。久原氏があの孫文を匿ってたのは有名な話。
そして、この貴賓室は孫文が暮らしていた部屋で、‘孫文の抜け穴’の隠れ場所は現在もそのままあるのである!


孫文から久原氏宛の手紙も飾られている。


これが榁の木。
節と曲がりが特徴。
本来なら建築材向きではないのだろうが、この独特の節がいいと、装飾的に建材として用いられる。
かなり、贅沢な趣味だ。


ダイニングの右手前奥にあるシガールーム。
新宿 抜弁天の小笠原伯爵邸のスペイン建築もそうだが、この時代の御屋敷にはシガールームが必ずあるようだ。


天井も見逃せない装飾だ。
桜の皮っていってたかなぁ?


この書も有名な方の筆と言ってたが、誰だったかな?


この仏像って、東大寺のレプリカ?


窓も昔の手すき硝子だ。


階段の手すりも榁の木。
徹底している。


ダイニングの隣のリビングの椅子。
もちろん、榁の木。
皮は張り替えているが、木は同時からのものだ。
それに座れるなんて、とても贅沢。
孫文も座ったのかな?


壷中庵の正面玄関


壷中庵 「こちゅあん」と読む


八芳園の正門

ほろ酔いかげんで訪れた壷中庵。
歴史的建造物であり、凝った造りは何度観てもいいものだ。


■壷中庵(こちゅあん)
http://www.kochuan.co.jp/guestroom/index.html

http://taste-fromage-japon.com/topics/topics_090728kishi.html

https://www.lib.city.minato.tokyo.jp/yukari/j/bld-detail.cgi?id=31

http://s.ameblo.jp/yukishinozuka/entry-12146590497.html

http://s.ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12166275649.html

http://s.ameblo.jp/yu-tsuki25/entry-10946633749.html



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